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「階段下トイレはよくない」は嘘?間取り計画ポイント

新築住宅の間取りでは、階段下にトイレを配置するケースがあります。しかし「階段下トイレは良くない」という噂もあり、プランに迷ってしまうこともあるでしょう。そこで本記事では階段下トイレのメリットや、間取りの注意点についてご紹介します。これから間取り計画をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。

コラムのポイント

・階段下トイレのメリット、デメリットが分かります

・階段下トイレの計画ポイントをチェック!

階段下トイレは良くないのか?デメリットまとめ

ここではなぜ「階段下トイレは良くない」と言われるのか、主な理由をご紹介します。理由を知っておくことで、後悔の無い間取り計画に生かしましょう。

風水

風水とは古代中国から伝わる考え方で、「気の流れ」を考慮して家相などを決定するものです。住宅周りだけでなく都市や公共施設の配置にも応用されている例は多く、現代でも風水の考え方を意識している方は多いです。

風水における考え方では、階段下にトイレがあることはエネルギーの流れに影響を与えるとされています。階段は家のエネルギーの流れを促進する場所とされていますが、トイレはエネルギーの流れを遮ると考えられています。階段から上がるエネルギーがトイレでストップしてしまうことで、良いエネルギーが妨げられることが理由です。

また風水では、トイレは浄化されていないエネルギーが集まる場所とも考えられています。階段下にトイレがあると、家全体の運気に影響を与えるともされます。

ただし、風水には科学的根拠はありません。必ずしもこの考え方が正しい訳ではないので、個々の事情に合わせた判断をすることが重要です。

狭くて圧迫感がある

階段下にトイレを配置する場合、空間の制約がデメリットになります。階段の下はスペースが狭くて天井も低いことが多いため、圧迫感がある可能性があります。これにより、必要な設備や動線を確保するのが難しい場合もあるでしょう。

また階段下にトイレを配置すると、通気や自然光が不足してしまいがちです。十分な換気や明るさが確保できないことで、快適さが損なわれることもあります。

階段下トイレのメリット

ここでは、階段下にトイレを設けるメリットについてご紹介します。住宅は住む人によって適したスタイルは様々なので、メリット・デメリットの両方を考慮した上で計画しましょう。

デッドスペースを活用できる

階段下は、一般的に無駄なスペースとして扱われがちです。しかしトイレを配置することで、空間を有効に活用できます。空いたスペースを他の部屋に割り振れるので、リビングやキッチンなどの居室を広く使えるようになります。

生活動線が便利

階段は、各階をつなぐ主要な経路になります。そのため階段下にトイレを配置することで生活動線が便利になり、移動がスムーズになることが期待できます。家の中心的な通路に位置することで、家族全員が利用しやすくなるでしょう。

また階段下にトイレがある場合、プライバシーと利便性を両立させられます。リビングや寝室といった居室から遠くなることで、音やにおいが伝わりにくくなっておすすめです。特に家族が多い場合には、便利さがより実感しやすくなります。

狭い方が落ち着く場合もある

人によっては、狭い空間が落ち着くと感じる場合があります。トイレは個人的な空間であり、人によっては広々としたトイレよりも狭いほうが安心感やプライバシーを感じるでしょう。

ただしこれは個人の感覚や好みによるものであり、全ての人が狭い空間を好むわけではありません。そのためトイレのサイズや環境は、好みや快適さに合わせて選択するのがおすすめです。

階段下トイレの間取りポイント

ここでは、階段下トイレの間取りを計画するポイントについてご紹介します。階段下トイレは、工夫によって快適でおしゃれな空間に変えられます。新築計画時には、ぜひポイントを守って過ごしやすいトイレを実現しましょう。

換気設備を整える

階段下にトイレを配置する場合、十分な換気設備を整えることが重要です。換気設備を適切に整えることで空気の循環や湿気の排出を効果的に行い、快適で清潔な環境を維持できます。具体的には、下記のような設備がおすすめです。

  • 換気扇の設置
  • 窓や換気口の確保
  • 換気扇のメンテナンス:

換気扇を設置することで、トイレ内の空気を外部に排出して新鮮な空気を取り入れられます。適切な大きさや性能の排気ファンを選んで設置することが重要です。

構造上問題なければ、窓や換気口を設けて自然な風通しを確保するのもおすすめです。窓を開けることで換気を促進し、湿気や悪臭を除去できます。

また換気扇や排気ファンには、定期的なメンテナンスが必要です。埃や汚れがたまると効率が低下して効果が薄れるため、定期的な清掃やフィルターの交換を行い、適切な動作を維持しましょう。

照明器具にこだわる

適切な照明を選ぶことで階段下トイレの雰囲気が良くなり、快適で魅力的な空間にできます。ペンダントライトやブラケットライトなどのおしゃれな照明器具を選べば、トイレのインテリアにアクセントを加えられます。デザイン性の高い照明器具は雰囲気を引き立て、空間全体をより魅力的に演出します。

予算に余裕があれば、間接照明を活用するのもおすすめです。眩しすぎる照明ではなく穏やかな光が広がるため、リラックスした雰囲気になります。適切な明るさの照明を設置することでトイレ内を明るく照らし、快適な利用環境を作り出します。適度な明るさがあると、清潔感も高まります。

常に清潔に保つ

清潔さを維持することで、トイレの快適さや衛生状態を確保できます。特に風水を気にされている場合には、こまめな清掃が運気アップになると言われています。常に清潔に保つことで、階段下トイレのデメリット解消にも繋がるでしょう。

床や便器、洗面台などの表面をこまめに拭き掃除し、汚れや雑菌の繁殖を防ぎます。階段下トイレは換気や採光が不十分な場合があるため、清掃がより重要です。においがこもってしまう場合には、消臭スプレーなどの消臭アイテムを使うことで不快なにおいを軽減できます。配管や水漏れなどのトラブルが発生しないよう、水回りの管理や定期的な点検をすることも重要です。

壁紙をおしゃれにする

壁紙は、簡単に部屋の雰囲気を変えることができるアイテムです。おしゃれな柄や色を取り入れることで、階段下のトイレ空間を魅力的で個性的な場所に変えられます。

トイレの壁紙変更は比較的低コストで行えるため、他の部屋と比べて導入のハードルが低いです。そのため、色遣いの大胆な壁紙や柄が入った壁紙など、好みのインテリアを実現するのにぴったりです。

おしゃれな壁紙を選ぶ際には、柄や色の選択が重要です。明るい色やパターン、独特なデザインの壁紙を使用することで、雰囲気をおしゃれにできます。

まとめ|階段下トイレは工夫で快適空間に

本記事では、階段下トイレのメリット・デメリットや間取り計画時のポイントをご紹介しました。「階段下トイレは良くない」と言われがちですが、工夫次第で快適な空間になります。新築住宅の計画時には、ぜひご参考にしてみてはいかがでしょうか?

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