目次
ルーフバルコニーは、手軽に屋外空間を楽しめるため人気が高まっています。
そこで本記事ではおしゃれなルーフバルコニーにするためのポイントについて、詳しくご紹介していきます。
具体的な注意点もまとめているので、新築計画の参考にしてみてください。
コラムのポイント
・平屋住宅の主なメリットが分かります!
・モダンな平屋にするポイントをチェック!
ルーフバルコニーとは
ルーフバルコニーとは、階下の屋根に当たる部分を活用したバルコニーのことを指します。
「ルーフテラス」と呼ばれることもあり、基本的には屋根がありません。
広々とした開放感があり、景色を楽しめるのがメリットです。
ルーフバルコニーの広さ
ルーフバルコニーの広さに決まりはなく、間取りとの兼ね合いによって決定されます。
一般的な目安としては、洗濯物干し程度であれば「幅3.5m×奥行1.2m程度」、趣味空間として使うのであれば「幅4m×奥行2m程度」の広さが望ましいです。
また場合によっては、建物全体の屋根を利用して大規模なルーフバルコニーが設置されることもあります。
ルーフバルコニーの方角
基本的にルーフバルコニーには屋根が無いので、どの方角に設置しても日当たりは良くなります。
外出できない時でも気軽に外の空気を吸えるので、リフレッシュ空間として最適です。
ただし周囲に高い建物がある場合には、陰になる部分を避けて配置する方がおすすめです。
建物の周囲の環境や使用目的に応じて、最適な方角を検討しましょう。
ルーフバルコニーをおしゃれにする構成アイテム
ルーフバルコニーはシンプルに仕上げても良いですが、床材や設備にこだわることでより素敵になります。
組み合わせは自由自在なので、ご自宅にあった計画を立ててみましょう。
①床
ルーフバルコニーには、下記のような床材を取り入れると使い勝手が良くなります。
- タイル
- ウッドデッキ
- 人工芝
まず「タイル」は耐久性が高く、長期間使用できます。耐水性があり、屋外の湿気や雨にも強いです。
また汚れやシミが付きにくく、掃除が簡単です。普段の掃除は水拭きや洗剤で簡単に行えます。
次に「ウッドデッキ」は自然な風合いがあり、屋外空間に温かみを与えます。
ただしウッドデッキは定期的なメンテナンスが必要で、経年劣化や腐食を防ぐために塗装やオイル処理が必要です。
そして「人工芝」は定期的な刈り込みや水やりといった世話が不要で、管理が簡単です。
水を通しやすいため、雨水や水たまりの問題が少なく、水はけが良いです。
どれもある程度の初期費用は掛かりますが、取り入れることでルーフバルコニーが快適になるためおすすめです。
②設備
ルーフバルコニーに適切な設備を設けることで、おしゃれで使いやすくなります。
雨除け
雨除けを設置することで、ルーフバルコニーの床や家具などを雨から保護できます。
雨の日でも濡れにくいため、メンテナンスが楽になるのがメリットです。
また日差しの強い日でも過ごしやすくなることで、バーベキューやリラックスする場所としての機能が向上します。
ただし雨除けは、定期的なメンテナンスが必要です。
清掃や点検を行って劣化や破損がないかを確認し、必要に応じて修理や交換を行いましょう。
ベンチ、ソファ
ベンチやソファを設置することで、屋外でリラックスした時間を過ごしやすくなります。
新鮮な空気を吸いながら景色を楽しんだり、読書や音楽を楽しんだりするのにおすすめです。
ただし屋外で使用すると風雨や日光にさらされるため、耐候性のあるタイプを選ぶことが重要です。
またベンチやソファを設置する前には、十分なスペースを確保しましょう。
通行を妨げたり、周囲の景観を遮ったりしないように配置することが大切です。
照明器具
照明器具を設置することで、夜間でも安全に使用できるようになります。
また間接照明やスタンドライトを設置すると、雰囲気を演出することも可能です。
ただし明るすぎると周囲の住宅に悪影響を与える可能性があるので、明るさには注意しましょう。
水道
ルーフバルコーンに水道を設置することで、植物に水やりをする際の利便性が向上します。
また掃除の際にも便利に使えるため、メンテナンス性がアップします。
ただし冬季などの低温時には、水道の配管が凍結する可能性があります。
凍結により配管が破損する危険性があるため、必要に応じて適切な対策を講じましょう。
屋外用コンセント
屋外用コンセントを設置することで、屋外で電力を利用できるようになります。
これによりバーベキューグリルや照明器具、扇風機といった機器を後から使えるため、便利です。
ただし屋外用コンセントは、防水性が非常に重要です。
雨や湿気、風などの外部要因にさらされるため、防水規格に適合したコンセントを選択し、適切に設置しましょう。
ルーフバルコニーをおしゃれにする方法|ワンランクアップ計画
ルーフバルコニーをさらにおしゃれに使用するためには、下記のポイントを試してみましょう。
ワンランクアップしたルーフバルコニーは、快適性もアップします。
手すりのデザインにこだわる
手すりは、ルーフバルコニーの外観を特徴付ける要素の一つです。
独創的なデザインや素材を選ぶことで、バルコニー全体の印象を一新できます。
具体的には、外壁や屋根の色と同系色にするのがおすすめです。
手すりは安全性を確保するための重要な要素でもあるので、適切な高さや強度を確保できるようにしましょう。
観葉植物を置く
観葉植物を置くことで自然の要素を取り入れることができ、バルコニーに豊かな緑をもたらします。
これにより、屋外空間でリラックスしやすくなる効果も期待できます。
ただし、観葉植物を置く際には風や気候の影響を考慮しましょう。
気候や気温の変化に注意し、風通しの良い場所や寒さに強い植物を選ぶことが重要です。
リビングとの繋がりを意識する
最近では「アウトドアリビング」という考え方が広まっています。
これは居住空間全体に一体感を持たせることで、より開放的で統一感のあるデザインを実現できるのがメリットです。
リビングとの繋がりを意識することで屋内と屋外の空間が一体化し、より広々とした空間が演出できます。
具体的には、リビングとルーフバルコニーの床材の模様を揃えるといったアイディアがおすすめです。
ルーフバルコニーの注意点
ルーフバルコニーをおしゃれに計画する際には、下記のポイントに注意しましょう。
- 騒音・においに気を付ける
- 防水塗装を行う
戸建ての専有スペースであっても、ルーフバルコニーは周囲の住宅に影響を与える可能性があります。
特に大勢が集まる場合には、騒音やにおいに十分配慮した方が迷惑にならずに済みます。
またルーフバルコニーの表面には、防水塗装を行っておくのがおすすめです。
直下に居室がある場合には、最悪雨漏りの原因になってしまいます。
そのため定期的にメンテナンスを行い、良好な状態に保ちましょう。
まとめ
本記事では、ルーフバルコニーをおしゃれに計画する方法についてご紹介しました。自宅で手軽に屋外空間が楽しめるスペースなので、快適度がアップします。上手に活用することで、リラックスできる時間を過ごしましょう。
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