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吹抜窓の計画ポイント|掃除や目隠しの方法まとめ

吹抜は天井が高くて開放感があるため、新築の間取りに取り入れるケースが増えています。

その中で「窓の計画はどうすればいいの?」と疑問に感じる方も多いのではないでしょうか?

そこで本記事では、吹き抜けの窓に注目して計画方法や種類についてご紹介します。

新築の間取り計画でお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。

コラムのポイント

・吹抜窓計画のポイントが分かります!

・快適な吹抜にするポイントをチェック!

吹抜窓の計画方法

ここでは、吹抜窓の基本的な計画方法をまとめています。

大きさや方角に気を付けることで、吹抜空間の快適度が格段にアップします。

大きさ

吹抜の窓の大きさに関しては、明確な基準はありません。

しかしなるべく大きい窓を設けた方が、採光や通風が良くなるのでおすすめです。

天井付近の高い部分から光が差し込むことで、日中には照明が不要で電気代の節約にもつながります。

ただし壁一面を窓にするようなプランだと、建物の強度や断熱性に影響が及ぶ可能性があります。

風圧や荷重が掛かることにより、窓枠やガラスが変形する場合もあるでしょう。

適切な補強が行われていない場合、窓の耐久性が低下し、メンテナンスや修理が頻繁に必要となるため注意が必要です。

また大きな窓は断熱性が低くなり、冷暖房効率が悪化します。特に寒冷地域では、大きな窓からの熱の放出も考慮しましょう。

方角

吹抜の窓の方角は「南向き」がおすすめです。

南向きの窓は一日中太陽光を受けられるため、室内を明るく暖かい状態に保てます。

特に冬季には、太陽の低い角度から直接光が入ることで室内を効果的に暖められるのがメリットです。

照明の使用が節約できるため、省エネルギー化や快適性向上に貢献します。

一方で夏季には、日差しの高い位置に日除けを設置することで、南向き窓からの直射日光を遮ることも可能です。

ただし建物の立地や周囲の環境、設計上の制約などによっては、南向き以外の方角に吹き抜けの窓を配置することもあります。

条件や目的に合わせて、最適な方角を検討することが重要です。

素材

吹抜の窓は、光を室内に取り込むために設置されます。

そのためできるだけ透明性が高く、光を遮ることのないガラスが望ましいです。

しかし「外から丸見えで落ち着かないので、すりガラスにしたい」という場合もあります。

そんな時は、市販のガラス用フィルムを使えば後から簡単にすりガラスに変更できます。

最近ではUVカットや断熱性能を備えたガラスも多いため、部屋の用途に合わせて選ぶのがおすすめです。

吹抜窓のメリット

吹抜に窓を設けるメリットとしては、下記の点が挙げられます。

  • 開放感があって明るい
  • 換気や通風の良さ
  • おしゃれな空間になる
  • リラックス効果が期待できる

吹抜に窓があることで、部屋に開放感と明るさをもたらします。

自然光がたくさん取り込まれるため室内が明るくなり、より開放的で居心地の良い空間になる効果も期待できます。

また窓があると、室内の換気が促進されます。上部から下部へと自然に空気が循環しやすくなり、新鮮な空気が入りやすくなるのです。

デザイン的にもおしゃれになり、広々とした空間になることでリラックス効果も高まります。

吹抜窓のデメリット・注意点

吹抜に窓を設ける際には、下記のデメリットや注意点を考慮する必要があります。

  • 断熱性の低下
  • プライバシーの問題
  • 西向きの日射

吹き抜けの窓を大きくする場合、断熱性が低下する可能性があります。

特に冬季には窓からの熱損失が増え、暖房負荷が高くなるのがデメリットです。

また通りに面した吹抜の場合には、窓からの室内への外部からの視線が気になる場合があります。

そのため適宜目隠しを設置するなど、対策が必要です。

そして窓からの日射が過度に強い場合、室内が過熱してしまうこともあります。

特に西日が差し込む場合には夏場の冷房負荷が増加し、エネルギー消費が増えることがあります。

吹抜窓の目隠し方法①種類

吹抜窓からの視線が気になる場合には、目隠しで対策するのがおすすめです。

主な目隠し方法の種類としては、下記が挙げられます。

カーテン

カーテンはもっとも一般的な対策方法で、製品も多く販売されています。

適宜開け閉めすることで、室内の明るさや日差しを調節することができます。

またカーテンはある程度の厚みがあるため、断熱効果を発揮するのもメリットです。

ただしカーテンは埃や汚れが目立ちやすいため、定期的に洗濯するなどのメンテナンスが求められます。

ブラインド

ブラインドとは、スラットと呼ばれる複数の布地や板を回転させることで日射を調整する器具です。

ウッドブラインドやアルミブラインドといったタイプがあり、窓周辺がすっきりとおしゃれに見えます。

最近ではSNSを中心に「バーチカルブラインド」が人気で、縦のラインが強調されることでよりスタイリッシュな雰囲気が演出できます。

ロールスクリーン

ロールスクリーンは、生地をくるくると巻き込んで開閉するタイプです。

好きな所で止められるので、状況に応じて使い分けられます。

ロールスクリーンには多様なデザインや素材があり、インテリアに合わせて選択できます。

透過性のある素材や遮光性の高い素材など、用途に応じたタイプを選ぶと便利です。

吹抜窓の目隠し方法②開閉方法

吹抜窓に目隠しを設置する場合、開閉方法も考慮しておきましょう。

天井が高い吹抜の場合、電動タイプの方が便利な場合もあります。

手動

手動カーテンは、電動カーテンよりもコストを抑えられます。

また故障の心配も少ないため、メンテナンス費用も節約できます。

ただし大きな窓や重い生地のカーテンを手動で操作する場合、操作が負担となる点には注意が必要です。

高い場所に取り付けられている吹抜けカーテンの場合、操作が難しくなってしまいます。

特に高齢の家族がいる場合には、身体への負担を考慮して選択しましょう。

電動

電動カーテンは、ボタンやリモコン、スマートフォンアプリなどを使用して、簡単かつ便利に開閉できるのがメリットです。

センサーやアプリと連動すれば、朝起きたい時間に合わせて開けたり、夕方に自動で閉めたりすることも可能です。

ただし電動カーテンの設置には、手動カーテンよりも高い初期費用がかかります。

電動装置や配線工事などの追加費用が発生するため、予算に組み込んでおくのがおすすめです。

吹抜窓で気になる疑問

出典:ネクストハウス

ここでは、吹抜窓で気になる疑問点についてまとめてご紹介します。

カーテンは必要?付けない方が良い?

吹抜の場合「カーテンを付けない方が良い」という意見もよく見かけます。

しかし実際に設置するかどうかは、好みや使用状況によります。

カーテンを設置しないことで、吹き抜け窓からの眺めや開放感を得やすくなります。

窓自体がすっきりとおしゃれに見えるため、デザイン性を重視したい方に向いています。

ただし外から丸見えになってしまうデメリットがあるため、おしゃれな目隠しにしたい場合には「バーチカルブラインド」を設置するのがおすすめです。

吹抜窓の掃除はどうする?

吹抜窓は高い位置にあるため、一般的な窓よりも掃除が大変です。

手が届きにくい上の部分の掃除は、延長ポール付きの窓拭き用具や延長ノズルを使用して掃除します。

しかし高所での作業を伴う場合には危険が付きものなので、専門業者に依頼した方が安全です。

吹抜け窓の掃除を定期的に行うことで、美しい景色を楽しむだけでなく、室内の清潔さや快適さを保ちやすくなります。

掃除の頻度は環境や気候によって異なりますが、一般的には1ヵ月に1回はメンテナンスする方がおすすめです。

吹抜のキャットウォークとは?

吹抜けのキャットウォークとは、高所にある狭い通路のことを指します。

本来は点検用通路として設置されていますが、猫の通り道や間接照明の設置場所として採用されることも多いです。

窓のメンテナンスの際には、キャットウォークを足掛かりとして作業できるため便利です。

ただしホコリが溜まりやすい場合もあるため、定期的なメンテナンスが求められます。

まとめ

本記事では、吹抜の窓計画のポイントについてご紹介してきました。

大きな窓は開放的でおしゃれですが、断熱性やプライバシーについても考慮する必要があります。

ここまでご紹介した内容を参考に、ぜひ素敵な吹抜計画を立ててみてはいかがでしょうか?

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