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シンプルモダンな坪庭に憧れる|間取り計画のポイント

住宅の中に坪庭を作る手法は、暮らしに彩を与えてくれます。本記事では人気のシンプルモダンな坪庭についてご紹介するほか、間取り計画のポイントについてもまとめています。坪庭計画をお考えの方は、ぜひご参考にしてみてください。

コラムのポイント

・坪庭の主な種類が分かります

・シンプルモダンな坪庭計画方法をチェック!

坪庭とは

坪庭とは日本の庭園デザインの一形態で、伝統的なスタイルです。一般的に非常に小さな領域に設けられ、一坪(約3.3平方メートル)から数坪程度の庭園となります。この小さなスペースで、日本の美意識や自然の要素を表現します。

坪庭は四季の移り変わりを感じることができるように設計されており、季節に応じて植物や景観が変化します。桜の花、紅葉、雪景色など、季節ごとに美しい風景が楽しめます。

元々は、寺社仏閣や武家屋敷の日本庭園を住宅に取り入れる形で広まりました。京町屋などでよく見られる和風のイメージが強いですが、最近では洋風でスタイリッシュなデザインも多くなっています。

坪庭のメリット

坪庭のメリットとしては、下記が挙げられます。

  • 美しいデザイン
  • 自然との調和
  • 季節の変化を楽しむ
  • 採光・通風が確保できる

坪庭は、日本の美意識を最大限に引き立てるのに役立ちます。自然の要素と調和し、四季折々の美しい風景を楽しむことができます。庭園内での景観や配置が美しい風景となり、リラックスできる空間を創り出します。

また坪庭は四季の移り変わりを反映するように設計されており、季節ごとに異なる景観を楽しむことができます。春の桜、秋の紅葉、冬の雪景色など、季節ごとに異なる美しい風景が味わえます。

そして住宅の内部に屋外空間を設けることで、採光や通風が確保できるというメリットもあります。太陽光が入ることで明かりが取り入れやすくなり、屋内空間が明るい雰囲気になります。

坪庭の種類

ここでは、坪庭の主な種類をご紹介します。伝統的な和風のスタイルだけでなく、様々な種類が選べるようになっています。インテリアの好みに合わせてコーディネートしてみましょう。

和風

和風坪庭は日本の伝統的なデザイン要素を取り入れた庭園で、抽象的で簡素な美意識を重視します。自然との調和が強調され、風景を切り取ったような表現が特徴です。

和風坪庭では、石、砂、苔、竹、植物など、日本の自然界の要素が多く使用されます。石組み、滝、枯山水(枯れた川を模したデザイン)などが一般的です。穏やかで静謐な雰囲気を持ち、茶道の庭園や日本の伝統的な建築とも調和します。四季の美しい変化や風景が楽しめます。

洋風

洋風坪庭は西洋の庭園デザインスタイルを取り入れたもので、一般的に和風坪庭よりも形式的で対照的なデザインを持ちます。幾何学的なパターンや、整然とした配置が特徴です。花壇、噴水、洋風の彫刻、庭園家具などが使われることがあります。

洋風坪庭は一般的にフォーマルで格式のある雰囲気を持ち、ヨーロッパの庭園デザインに影響を受けています。左右対称を重視し、華やかな坪庭となります。

シンプルモダン

シンプルモダンな坪庭は、モダンでミニマリストなデザインを特徴とします。抽象的で幾何学的な要素が多く、シンプルで機能的なデザインが重要視されます。一般的には、余分な飾り付けを排除します。モダンな素材やデザイン要素が使用されることがあります。洗練されたモダンな雰囲気を持ち環境と調和する一方で、都市生活に適応したデザインが特徴です。

シンプルモダンな坪庭計画のポイント

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シンプルモダンな坪庭は、現代のライフスタイルに合った形式として人気が高まっています。ここではシンプルモダンな坪庭計画のポイントについて、まとめてご紹介します。

窓と組み合わせる

坪庭計画の際には、住宅内からの景観や光の導入を考慮することが重要です。坪庭を見下ろす窓や、坪庭に面した窓を配置すると良いでしょう。日光を均等に坪庭に導入したい場合、窓の位置と大きさを検討します。

坪庭が周囲の建物や公共の場に面している場合、プライバシーの確保も考慮すべき要素です。窓の配置を工夫すれば、坪庭が外部から覗かれにくくなります。

窓の配置は、坪庭のデザインと関連する建築物の機能に合わせて考慮すべき要素です。坪庭がどのように使用されどのような景観やプライバシーが求められるかによって、窓の配置を調整しましょう。

省スペースなら玄関横に配置

間取りの関係で坪庭の面積が狭くなってしまう場合には、玄関横に配置するとすっきりまとまります。玄関横に坪庭を配置することで、お客様が家に入る前に美しい景観を楽しむことができます。玄関は家の顔とも言える場所なので、家全体の印象も良くなるでしょう。

玄関横に坪庭を配置すると庭園と建物との調和が生まれ、スッキリとしたデザインになります。庭園が建物に溶け込み、一体感を持つことができます。

ただし坪庭の配置に関しては、具体的な場所や建物のデザインによって異なる要因が影響を及ぼすことがあります。建物の向きや周囲の景観、アクセス経路なども考慮に入れるべきです。デザイン的な要素や機能的な要因を、バランスよく考慮することが大切です。

植栽計画も行う

坪庭の植栽計画を行う際には、植物の選定、配置、お手入れの計画が重要です。坪庭には、四季折々の美しい景観を楽しめる植物を選びましょう。春には桜や梅、秋には紅葉、冬には常緑植物など、季節ごとに楽しめる植物を配置しておくのがおすすめです。

また、植物の形状やサイズに注意を払いましょう。坪庭のスペースに合わせて植物を選び、バランスのとれたデザインを目指すと見た目がすっきりします。植栽計画には、植物のお手入れや剪定スケジュールを含めることが大切です。坪庭の美しさを維持するために、植物の健康を保つためのスケジュールを立てましょう。

坪庭計画の注意点

坪庭計画では、いくつかの注意点があります。失敗しない間取り計画のために、ぜひチェックしておきましょう。

建築面積とバランスを取る

坪庭計画において、建築面積とのバランスを取ることは非常に重要です。坪庭は建物との調和を持たせ、一体感を高めるためにデザインされることが多いため、建築面積とのバランスを考慮しましょう。坪庭があることで建築面積に余裕がなくなってしまう場合には、玄関横や浴室横等のを利用して省スペースな坪庭にするのもおすすめです。

また坪庭の配置は、機能性と利便性も考慮すべきです。坪庭が建物とのバランスを保ちつつ、利用しやすく機能的である場所に配置しましょう。

メンテナンスを考慮する

坪庭のメンテナンスは、美しい景観を維持して植物や庭園全体の健康を保つために重要です。植物の剪定は、成長をコントロールして庭園の見栄えを保つのに役立ちます。季節に応じて剪定を行い、枝や葉の不要な部分を取り除きましょう。

坪庭は定期的に点検し、変化や問題を見つけることが大切です。植物の健康や成長、石組みの状態などを確認し、必要に応じて手入れを行いましょう。石灯篭、水盤、小道などの設備がある場合には、これらの設備も定期的な点検とお手入れが必要です。

まとめ|シンプルモダンな坪庭でおしゃれに

本記事では、シンプルモダンな坪庭の特徴やメリット・デメリットをご紹介しました。坪庭があることで住まいの快適さが広がるので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

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