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中庭は照明でおしゃれにできる|計画のコツや間取りポイント

コラムのポイント

・中庭照明の種類が分かります

・中庭照明計画のコツをチェック!

中庭照明のメリット

ここではまず、中庭照明のメリットについてご紹介します。中庭に照明をプラスすることで、安全性やデザイン性が向上します。

安全性の確保

中庭照明が適切に設置されることで安全性が向上し、屋外スペースを安心して利用できるようになります。安全性の確保は住宅周辺環境のセキュリティを強化し、安全を守るための重要な要素です。

明るく照らすことにより、夜間や暗い条件下での転倒やけがを予防できます。特に高齢者や子供など、バランスをとりにくいケースでは明るめに計画するのがおすすめです。

また中庭照明がしっかりと設置されていると、不審者が敷地に入りにくくなります。明るい照明は、セキュリティを向上させるのに役立ちます。またセンサー付きのライトは侵入者の動きを感知して点灯し、不審者を追い払うことができます。

ライトアップして雰囲気を良くする

中庭照明は、中庭や庭園を美しく彩るための素晴らしい方法です。雰囲気を良くすることで中庭がより多くの目的に適した場所となり、生活の質を向上させることができます。

中庭照明は、リラクゼーションやストレス軽減にも寄与します。静かな夜に星空の下で庭でくつろぐことで、日常から離れた心地よい雰囲気を楽しめるでしょう。

場合によっては、バーベキュー、パーティー、夕食会といったシーンでも活躍します。適切な照明で雰囲気が良くなり、屋外での活動が存分に楽しめます。

中庭照明の種類

ここでは、中庭のライトアップに用いられる主な照明器具の種類をご紹介します。器具の種類を知ることで、適切な照明計画に生かしましょう。

スポットライト

スポットライトは、照射方向を調整できるタイプの器具です。最近ではコンパクトな器具も多く、存在感を無くすことで空間がスタイリッシュにまとまります。

器具の形状には、壁面に設置するタイプと、地面に埋め込むスパイク式があります。光の角度も「挟角・中角・広角」といった種類から選べるため、照らしたい目的によって使い分けることが可能です。

ブラケット

ブラケットは、壁面に設置するタイプの照明器具です。様々なデザインがあり、シンプルモダンやヨーロッパ調等好みの外観に合わせられるのがメリットです。

ブラケットはスポットライトのように指向性のある器具ではなく、空間全体を照らすのに向いています。そのため、意匠性の高い器具をアクセントとして使う方法がおすすめです。

ポール灯

ポール灯は、高さのある筒状の照明器具のことを指します。器具の高さは10㎝~1m程度と幅広く、設置場所に合わせて選べるようになっています。

配光は「全般拡散タイプ・遮光タイプ」といった種類があり、まぶしさに配慮して選べます。中庭の場合には、地面の植栽を照らせる遮光タイプがおすすめです。

埋め込み照明(バリードライト)

埋め込み照明はバリードライトとも呼ばれ、地面に埋め込むタイプの照明器具です。器具自体が見えないため、光だけが存在するような洗練された印象になります。

地面に直接埋め込むほか、コンクリート床にも対応可能な場合が多いです。主に壁面近くに設置することで、壁面をライトアップする手法で用いられます。

中庭照明の手法

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ここでは、中庭照明の手法についてご紹介します。「何を照らすか」をしっかり考慮して計画することで、効果的な照明計画が実現します。

空間を照らす

中庭でバーベキューや団らんをする際は、作業用の明るさを確保する必要があります。ある程度室内の明かりは漏れますが、専用の照明があると安心です。

具体的には、スポットライトやダウンライトで空間全体の明るさを確保しましょう。ダウンライトを設置したい場合には、軒下に施工可能か確認する必要があります。

壁面を照らす

壁面を照らすと、空間が明るい印象になります。実際に作業するための明かりではなく、壁面演出という目的で使用します。

具体的には、ブラケットライトやバリードライトが用いられます。デザイン性の高いブラケットライトを選べば、消灯時にもおしゃれに演出できるでしょう。

樹木を照らす

中庭の植栽をライトアップすると、エクステリアがより素敵に見せられます。スパイク式のスポットライトであれば照射角度が変えられるため、樹木が成長しても効果的に照らせます。

おしゃれな印象にしたい場合には、低い位置からライトアップするのがおすすめです。太陽光とは違う角度から照らすことで、非日常的な照明効果が得られます。

中庭照明の注意点・デメリット

ここでは、中庭照明の注意点やデメリットをご紹介します。細かい部分にも配慮しておくことで、快適な照明計画を心がけましょう。

虫対策をしっかり行う

中庭に設置する照明器具について、虫対策を行うことは重要です。虫対策を考慮することで快適な屋外空間を維持し、不快な虫の侵入を減少させることができます。

一般的に紫外線は虫を引き付けてしまうことから、中庭照明には避けることが重要です。LEDライトは紫外線を含まない光のため、虫対策に有利です。またLEDには長寿命・省エネといったメリットもあるので、頻繁にランプを交換する必要が無く便利に使えます。

光色は電球色がおすすめ

屋外照明の色温度は、照明の雰囲気や印象に大きな影響を与えます。一般的には、電球色(暖かい白色光)は、白い光よりも落ち着いた印象になっておすすめです。

電球色の光は温かみがあり、柔らかい光を放射します。このような光は、屋外環境に暖かくて居心地の良い雰囲気を創り出すのに適しています。中庭だけでなく、テラス、庭園、ベランダなどのリラックスできる屋外スペースに適しています。

ただし、照明の色温度の選択は個人の好みに依存します。また特定の照明の目的に応じて、白い光が適していることもあります。例えばセキュリティ照明や作業照明では、色温度が高い白い光がより効果的かもしれません。電球色の光は一般的に落ち着いた雰囲気を作り出しますが、どの色温度を選択するかは具体的な照明の目的によるでしょう。

まぶしさ(グレア)に配慮する

室内から見た時に中庭の照明がまぶしいと、快適さを損なう可能性があります。特に夜間にまぶしい光が窓から室内に差し込むと、リラックスや快適さに影響を与えることがあるでしょう。中庭の照明器具を設置する際は高さと向きを注意深く調整し、まぶしい光が室内に直接当たらないようにすることが重要です。

また中庭の照明が近隣の住宅に影響を与えてしまう可能性もあるため、配慮することが大切です。近隣住宅への光漏れを最小限に抑えるための対策を行いましょう。

室内から見たまぶしい光を防ぐためには、窓にスクリーンやブラインドを取り付けるのがおすすめです。これにより、必要な場合に室内を遮光できます。また調光機能を備えた器具を使用すると、必要に応じて光の明るさを調整できてまぶしさ軽減に繋がります。

まとめ|中庭照明でグレードアップ

本記事では、中庭照明の種類やメリット・デメリットをご紹介しました。中庭に照明があることで住まいの活用方法がぐんと広がるので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

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