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【新築住宅】吹き抜けは子育てにおすすめ!デメリット解消方法も

おしゃれなイメージがある「吹き抜け」は、高級感のある住宅にぴったりです。そんな吹き抜けは、「子育て世帯」にぴったりのメリットが多数あります。

本記事では、吹き抜けの特徴やデメリット解消方法についてご紹介していきます。これから住宅計画を立てる方は、ぜひ参考にしてみてください。

コラムのポイント
・おしゃれな吹き抜け住宅の事例をチェック!
・吹き抜け住宅のデメリットと解消方法は?

吹き抜け住宅は子育て世帯に人気

吹き抜けは「おしゃれな家が作りたい」「モデルルームのように素敵な暮らしがしたい」という方に人気のある間取りです。

吹き抜けがあることにより「上下階での緩やかな繫がり」が生まれ、子育て世帯からも支持されています。

総2階の間取りよりも部屋面積は小さくなってしまいますが、その分開放的で広々とした空間になるのもメリットでしょう。

吹き抜け住宅の事例

ここではまず、子育て世帯に人気の高い吹き抜けの間取り事例についてご紹介していきます。

実際の施工写真を見ることで、吹き抜けのある暮らしのイメージが付きやすくなります。

①ロフトのある吹き抜け

こちらの事例では、リビングにあえて天井を張らず吹き抜け空間にしています。

キッチン上部にはロフトを設け、空間に表情が感じられるのが特徴です。

建物自体は「平屋」ですが、このように傾斜天井を生かす形で高さを出す手法が人気となっています。

ロフトからリビングを見下ろした様子です。

高い天井を生かして梁やスポットライトが設置されており、おしゃれで洗練された印象になっています。

ロフトは「小屋裏収納」という区分になり、「高さ1400㎜以下」などの制限があります。

収納として使うほか、子供部屋や書斎にするなど使い方は自由です。

小さい子どもは上り下りに注意する必要がありますが、まるで「秘密基地」のようだと喜ばれる空間です。

>施工事例:ロフトを活用した、機能性に優れた開放的な住まい

②リビング階段が開放的な間取り

こちらは完全な吹抜ではなく「リビング階段」を導入した事例です。

階段の上部に2階床を貼らず、開放的な雰囲気となっています。

階段自体も、蹴込み板がなく段板とささら桁だけで構成された「スケルトン階段」となっており、浮遊感や軽快な印象を与えています。

キッチン側からリビング階段をみた写真です。

調理や片付け作業のあるキッチンには天井を張るのが一般的ですが、リビング階段が正面にあることで「視線の抜け」が生まれています。

>施工事例:空間にメリハリをダウンフロアでおしゃれで開放的な住まい

③高級感のある吹き抜け

リビング・ダイニングを大胆な吹抜にしたことで、高級感が演出されている事例です。

2階ホール部分には窓があり、外光をたっぷりと室内に届けています。

ホールには出入りができるので、上下階にいる家族とのコミュニケーションも活発になるでしょう。

階段の中ほどには、スキップフロアを利用したデスクが設けられています。

子供の宿題スペースにしたり、テレワークコーナーとして活用したりと、使い方の幅が広がります。

「人の気配が感じられる場所の方が集中できる」というデータもあり、家族それぞれが自由に使える作業場として活躍するでしょう。

吹き抜け住宅のデメリットと解消方法

ここでは、一般的に挙げられることが多い「吹き抜けのデメリット」についてご紹介します。

解決方法も合わせてまとめているので、新築住宅計画のご参考にしてみてください。

【デメリット】においが家全体に広がる

吹き抜けは1階と2階が連続しているため、発生したにおいが全体に回りやすいのがデメリットです。

特にLDKに吹き抜けがある場合には、キッチンでの料理のにおいが気になってしまうというケースは多いでしょう。

【解決】24時間換気でリフレッシュ

においがこもるのが気になる場合は、「24時間換気」の導入がおすすめです。

住宅内の空気を機械で強制的に入れ替えるため、高気密住宅でも新鮮な空気環境が整えられます。

空気が入れ替えられることで湿気が溜まるのを防ぎ、柱や梁といった構造の劣化も防げるのが特徴です。

またキッチンには、アクリルパネルや仕切りを設置してにおいの広がりを防止する方法もあります。

換気扇からにおいを排出して、室内への拡散を防いでくれます。

【デメリット】空調の効きが悪くなる

「吹き抜けは寒い」というイメージを持っている方は多いかもしれません。

たしかに部屋の容積が大きくなる分、通常の天井高さに比べると暖房機器の効きは悪くなってしまうでしょう。

特に寒冷地の場合には、暖房対策はしっかりと行っておく必要があります。

【解決】シーリングファンで空気の循環

「暖かい空気は上に溜まりやすい」という性質があります。

そのため暖房が部屋全体に行き渡るよう、「シーリングファン」で空気の循環を起こす方法がおすすめです。

これにより室内の空気が撹拌され、室内を快適な状態に保てます。

【デメリット】照明メンテナンスの手間が掛かる

吹き抜けは天井が高い分、通常の照明では対応できない場合が多いです。

天井に埋め込むダウンライトが人気ですが、照明交換の際には脚立や足場を組んでメンテナンスする必要があります。

また毎日のお手入れでも、モップが届かないなど不便を感じるかもしれません。

【解決】LEDを導入

天井の高い吹き抜け空間では、長寿命のLEDを導入すればメンテナンスの手間を最小限に抑えられます。

「10年程度はランプ交換不要」なので、お財布にも優しく経済的です。

また消費電力も少なく、電気代も抑えられます。

吹き抜け住宅をワンランクアップさせるには?

ここでは、吹き抜け住宅を「ワンランクアップ」させるおすすめの方法をご紹介します。

少しの工夫で各段におしゃれに見せられるため、ぜひ注文住宅計画に取り入れてみてください。

間接照明を取り入れる

【暮らしやすい間取り】ライフステージ別│ライフスタイルの変化に合った家を作ろう

間接照明とは、壁や天井に器具を隠して設置することで、間接的に光を広げる照明手法のことを指します。

写真の事例では、キッチンの天井を下げることで器具設置寸法を確保しています。

光源が直接見えないため「まぶしさ軽減」にもつながり、上品な空間を演出できます。

2階との繋がりを持たせる

吹き抜けのメリットは「1階と2階の距離感が近くなる」ことです。

2階の部屋に窓を付けてリビングと繋げるなど、コミュニケーションが取りやすくなると家族の会話も増えそうです。

具体的には、吹き抜けの一部にスキップフロアを設ける、2階ホールにデスクスペースを作るといった方法が考えられるでしょう。

壁を生かした「遊び」で工夫

吹き抜けの「高い壁」を生かして、遊び心のある工夫をすると満足度がアップします。

たとえば「クライミングウォール」と呼ばれるボルダリング用のパネルを設置すれば、お子様の遊び場として活躍するでしょう。

インテリアとしてもおしゃれなので、家のアクセントとして取り入れるケースも多いです。

まとめ|吹き抜け住宅は子育てにおすすめ

吹き抜けはおしゃれで高級感のある間取りですが、子育て世帯にもおすすめです。

家族のコミュニケーションが増える効果も期待でき、見た目だけでなく機能的にもおすすめとなっています。

本記事でご紹介した吹抜の施工事例をご参考に、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

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