Download_on_the_App_Store_Badge_JP_RGB_blk_100317

自由設計で家を建てるメリット・デメリット

自由設計の家を建てることで、思い描いていた暮らしが手に入ります。
そんな時に気になるのが、自由設計のメリットやデメリットです。価格面は?どこまで自由に選べるの?全て好みの設備で統一できるの?
そんな疑問にお答えします。

このコラムの内容
・自由設計とは、条件付きの土地を購入しその場所に家を建てることです。
・自由設計のメリットは、価格を抑えることができる、間取りの自由度が高い、モデルプランが活用できることなどが挙げられます。
・自由設計のデメリットは、販売期間が短い、プラン決定までの猶予が短い、好みの設備を選べない、などが挙げられます。
・メリットやデメリットを理解しておくことで、理想を叶える家づくりは実現可能です。

家を建てる時の一つの選択肢である自由設計。
しかし、どこまで自由に建築できるのか、どこまで希望が実現可能なのか…など様々な疑問が生じてきます。
そもそも、何が『自由』に設計できる建物なのでしょうか。


建築実例

自由設計とは

自由設計とは、条件付きの土地の売買契約を結び購入し、後からその場所に家を建てることです。

建築条件付き売地

通常、建売住宅を購入する場合は土地と住宅をセットで購入します。
一方、条件付きの土地の売買をする場合、
土地の売主や売り主が指定するハウスメーカーや工務店などの建築業者と、契約を結ぶことが土地契約の条件です。
すでに取引を行う建築業者が決まっているので、自分好みの建築業者に家を建ててもらうことができません。
多くの場合、土地売買の契約後3カ月以内に、建物の間取りプランなどを決めて建築請負契約を締結する流れとなります。
期限内にプランが決まらなかった場合、土地の契約自体が白紙撤回されるので注意が必要です。

間取りの変更は自由

自由設計の大きな魅力は、何と言っても間取りが自由ということでしょう。
通常であれば、間取りを自由に決めると費用はその分高くなります。しかし、自由設計であれば費用が高くなることはありません。

ただ、キッチンやバスなどは自由に決めることはできません。これら、設備の仕様は、建築会社指定のものになります。
こだわりたい方にとって、自分で好きなタイプの設備を選べないのは残念ですね。
設備にはこだわらない、間取りだけ自由に決めることができればそれでいい、というのであれば、
注文住宅よりも自由設計の方が金銭的な負担を抑えることができます。

自由設計はフリープランと表現されることがあり、契約するまで注文住宅と同様、
間取りでも設備でも何でも自分の好きな様に決めることができる、と思われてしまうことがあります。
しかし、フリープランと注文住宅は似ている様で違います。
注文住宅であれば、契約内容にもよりますが、キッチンやバスなどの設備の色、グレード、外壁の色などを依頼者が決めることができます。
しかし、フリープランとは言っても自由設計と同様なので、依頼主が選ぶことはできません。
それぞれの違いについて、しっかりと理解、納得した上で契約しましょう。

信頼の置ける業者選びを

自由設計の場合、建築業者をこちらで決めることはできません。
しかし、契約前の段階で信頼のおける建築業者を見極め、その建築業者と契約することで、低予算で家を建てることができます。
家を建てて住み続けるからには、できるだけ希望に沿った家を建ててもらいたいですよね。
例えば、建築業者指定のキッチンやバスではありますが、
その中でもできる限りの要望に誠意を持って対応してくれるだけで安心して家を建ててもらうことができるでしょう。
また、耐震設備をしっかりと施してくれたり、シロアリ対策をしてくれたり、経験からのアドバイスをしてくれるような業者であれば、
安心して任せられます。

また、技術的にも信頼できる業者であれば、さらに安心でしょう。
契約する前の段階で、その業者の提案内容、技術面をしっかりと吟味しましょう。
建築会社の完成物件を見に行き、実際の仕様や仕上がりがどうかを確認しておくことも重要です。


建築実例

自由設計のメリット

では、自由設計で家を建てるメリットはどのようなものがあるのでしょうか。

価格を抑えて建てることができる

自由設計の家は、土地も建物も比較的安価に購入することができます。
間取りを自由に考えることができると言っても、建売住宅との価格差はさほどありません。
売主が土地と建物の両方から利益を得ることができるので、単体よりも低めの価格設定になっているためです。
建物自体も、建築業者が指定した資材や設備で建てるので比較的安価に建てることができます。
また、土地を相場通りで購入することができます。
土地単体を購入する時、注文住宅を建てるのであれば多くの場合、相場〜相場の約1.3倍で販売されています。
そして仲介手数料などの諸経費で、さらに価格は上がってしまいます。
最終的に大きな出費となることを考えると、土地を安価で購入できるのは大きいでしょう。

間取りを選ぶことができて自由度が高い

自由設計の家は、設計段階から希望を伝えることができます。リ
ビングを広く取りたい、狭くてもいいので部屋数を増やしたい、など家の快適さを左右する間取りを自由に選ぶことができます。
設備にはこだわらないけれど、間取りの希望だけは譲れないのであれば、とても大きなメリットとなるでしょう。

選択にあまり時間や労力がかからない

自由設計の家は、注文住宅に比べて打ち合わせ時間や期間、労力が少なくなります。
元々、すでにモデルプランがある場合がほとんどです。
そのモデルプランをベースに、好みや希望を反映させていくので、一から作り上げていくだけの労力、時間は必要なくなります。
ある程度の希望はあるものの、基本的に専門業者に任せたい、時間がそこまで使えないというのであれば、
元々のモデルプランはありがたいですね。

自由設計のデメリット

デメリットは、以下のようなものが挙げられます。

販売期間が短い

自由設計は条件付き売地です。条件付き売地は、常に販売されているわけではありません。
土地を建売住宅として販売するためには、建築確認申請の許可をとる必要があります。
その許可は、約1ヶ月で申請がおります。時間が掛かったとしても、約2ヶ月でしょう。
その期間内、土地は売ることもできず放置されてしまいます。
しかし条件付き売地で販売することで、土地を放置することなく売り続けることができます。そのため、1〜2ヶ月という短い販売期間がとなります。
もし、その期間内に決断、購入に至らなければ、建売住宅として販売されることとなります。

プラン確定の期間も短い

条件付き売地として売りに出された土地は、契約をして3カ月ほどで建物のプラン確定を行わなければなりません。
ゆっくりと建物の間取りや設備を考えたい、時間をかけて資材を選びたい、担当の方とじっくりと話をしたい…
とは思っていても、それだけの時間が確保できないのが現状です。
打合せする回数も、双方の希望通りの時間を合わせるとなるとそう簡単にはいかないでしょう。
時間をかけてプランを決めたい方にとっては、決定スピードにストレスを感じるかもしれません。

設備の選択肢が少ない

注文住宅は、設備の選択肢が少なくなります。場合によっては、選択できないケースの方が多いかもしれません。
それは選択できない代わりに、価格を抑えてあるからです。

また、間取りを選べるのが魅力の自由設計ですが、場合によっては希望どおりの間取りにできないケースもあります。
元々土地が決まっており、その土地内に建てられる間取りでなければならないからです。
そのため、間取りが自由とはいえ建築業者が用意したものの中から選ばなければならない可能性もあるでしょう。


建築実例

自由設計で希望を叶える

全てにおいて希望が叶うわけではありませんが、今後住み続ける家として、住み心地の良い家とするためにできることはたくさんあります。

少しずつ理想の家が実現していく過程は、ずっと心に残る経験となるでしょう。

ネクストハウスでは、お客様の理想を叶える世界で一つだけのお家を提供いたします。
お客様のご状況・ご希望をお聞かせください。お客様のご相談内容に応じて、アドバイスや自有設計のご提案をさせていただきます。

神奈川エリアで土地探し 東京エリアで土地探し 千葉エリアで土地探し

監修者情報

ネクストハウス

理想の次世代住宅を求めやすい価格で

建設業許可番号

特定建設業許可 許可番号 国土交通大臣許可(特-1)第25561 号