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間接照明計画をおしゃれにする簡単なコツ!メリットや注意点も

部屋のインテリアをおしゃれにするには、家具を揃える、カーテンを変える等の方法がありますが、「間接照明を使う」という方法で格段にグレードアップした部屋になりますよ。

しかし「間接照明は高そう」「計画の仕方がよく分からない」という方も多いですよね。

そこでこの記事では、住宅で取り入れたい間接照明のおすすめのコツについてまとめていきます。

おしゃれで洗練された雰囲気の部屋を計画したい方は、ぜひ参考にしてみてください。

 
コラムのポイント
・間接照明のメリットがわかる
・間接照明のコツがわかる

・間接照明の注意点がわかる

建築実例

間接照明とは

照明器具は、光の出方によって「直接照明」と「間接照明」に分けられます。

まず直接照明とは、光源が直接見えるタイプの照明器具を指します。一般的によく見られるシーリングライトやダウンライトといった器具が該当します。

一方で間接照明とは、光源を隠し直接光が見えないタイプの照明器具です。横長ライン状の照明器具を壁や天井に組み込むことが多いですが、スポットライトやスタンドライトを使うことも。

間接照明のメリット

ここでは、間接照明を使うことのメリットを紹介します。

一般的によくいられるシーリングライトにはない魅力がたくさんあるので、ぜひチェックしてみましょう。

間接照明のメリット①まぶしさ軽減

直接照明は明るく部屋を照らすというメリットがありますが、目に直接光が入ってまぶしいのが難点。

照明器具を使うのは夜の時間帯がメインとなりますが、お休み前の時間帯に煌々と明るい部屋で過ごしてしまうと不眠の原因にもなってしまいます。

しかし間接照明であれば、部屋全体を柔らかく照らすため落ち着いたリラックスムードを演出できますよ。

間接照明のメリット②リラックス効果

間接照明で計画された部屋は、なんとなく居心地が良いと感じる方が多いです。

これには、生物としての「サーカディアンリズム(概日リズム)」が関係しています。

生物は太陽の動きに合わせた体内環境のリズムを持っているため、それに合わせた環境だと落ち着くということが理由です。

たとえば活動的な昼間は明るい太陽の光の下で過ごしますが、外敵から身を守地ながら眠る夜間は暗い環境がぴったりです。

こういった理由から、明るすぎない間接照明を使うことで居心地がよくリラックスできる環境作れます。

間接照明のメリット③高級感が生まれる

直接照明で照らされた部屋は、全体が均一に明るくのっぺりした印象になりがちです。

しかし間接照明であれば、部屋に明るいと部分と暗い部分が生まれ陰影ができます。

これにより部屋の中に立体感が感じられ、高級感もアップ。

部屋自体の面積が広く感じられたり、奥行きが深まったり見えるというメリットがありますよ。

また陰翳をつけることで、目立たせたい部分をスポット的に照らすことも可能になります。

暗い部分がベースとなることで、明るい部分をより際立たせることができるのです。

たとえば壁面のタイルや絵画といったディスプレイを、間接照明で効果的にライトアップする手法がおすすめですよ。

間接照明計画のコツ

リビングの近くに和室と押入れがあると片付けが安定する

ここでは、実際に間接照明を計画する際のコツを紹介していきます。

新築住宅の場合には一から自分の好きなように計画できることが多いため、ポイントを押さえて理想の間接照明を計画しましょう。

間接照明計画のコツ①天井や壁を照らす

間接照明で最も基本的な手法は、天井を照らす「コーブ照明」と壁を照らす「コーニス照明」です。

天井面や壁面を照らすことで、優しく柔らかな印象の部屋にできますよ。

ただし天井や壁を照らしたい場合には、光がすっと伸びる広い面積が必要です。

そのため窓や天井の段差など、照明の障害になるものがないか総合的に見て計画しなければならない点に注意しましょう。

また間接照明の光が届きにくい場所も生まれてしまうため、後付けのスタンドライトなどで明るさを補うのもおすすめですよ。

間接照明計画のコツ②あえて陰影を作る

一般的なシーリングライトは、部屋全体を明るく照らします。

作業をするときや読書のときには明るい方が良いですが、落ち着いて過ごしたいときには不向きですよね。

ムードのある部屋にするためには、あえて陰影を作るのがおすすめ。

夜寝る前の時間帯には暗くできるよう、「調光機能」が付いているタイプにするのもよいでしょう。

間接照明計画のコツ③光源を分ける

家全体を間接照明で計画するのはおしゃれですが、やはり費用面がかさむのが心配です。

照明器具の費用だけでなく、壁や天井を掘り込んだり棚板を設置したりといった造作費用もかかります。

そんなときには、光源を分ける方法がおすすめですよ。

たとえば壁面を照らす間接照明を入れた場合、光が届きにくい反対側の天井にはダウンライト(埋め込み照明)やスタンドライトを設置するといった方法があります。

光源が分散されることで、必要な場所に必要な分だけ明かりを配置できて快適に感じるでしょう。

また空間に表情を付けるのであれば、スポットライトやクリップライトで演出するのもおすすめ。

壁面に飾った絵画やポスターなど、特に際立たせたい部分だけ照らすと効果的です。

部屋全体を均一に照らさず、あえて陰影をつけて光源を分けることで可能になる手法ですね。

間接照明の注意点

モダンな雰囲気のスキップフロアのあるLDK

部屋を簡単におしゃれに見せられる間接照明ですが、注意すべきポイントもあります。

ここでは、守っておきたい間接照明の注意点を紹介していきます。

暗くなりすぎないようにする

間接照明は明るさを抑え、不快なまぶしさが軽減されるのがメリットです。

しかしあまりに暗い照明計画にしてしまうと、生活面で支障が生まれる可能性も。

そのため、最低限一般的な照度は確保できるように注意しましょう。

計画の際には多少暗めでも問題ないと思っていても、実際に建物が建ってみると「思った以上に暗かった」というトラブルは多いものです。

そういった不具合が起こらないようにするため、明るめに計画して、必要に応じて暗く調節できる調光器を付けるのもおすすめです。

設置費用は多めに見積もる

間接照明を設置する際には、照明器具の費用以外にも取り付け費用が掛かる点に注意しましょう。

一般的によく見られるシーリングライトは、天井から配線を1か所出す工事だけで済むため安価です。

しかし間接照明の場合、器具本体を隠すための「あご」と呼ばれる棚板や「幕板」という覆いを取り付けます。

シンプルな形状の部屋なら施工が簡単な場合が多いですが、梁や柱がある間取りだとその分施工が大変に。

施工費用も上がってしまうため、取り付け費用を抑えたいのであればなるべくシンプルな計画になるようにするのがおすすめです。

間接照明でおしゃれな部屋を計画しよう

間接照明は難しそうなイメージがありますが、取り入れればおしゃれな住まいになり人気の手法です。

リラックス効果が高まってくつろげる部屋になったり、インテリアの高級感が高まったりと良い事づくめ!

取り入れる際には、光を遮るものがない一面の天井や壁面に設置するのがおすすめですよ。

柔らかく陰翳のある空間にコーディネートすれば、自宅がリゾートのような空間に早変わりします。

計画の際には、照明器具の費用や取り付け費など、トータルでのコストを念頭に置くように注意しましょう。

間接照明を取り入れて、ぜひ理想の住まいを実現してみてはいかがでしょうか?

ネクストハウスでは、自宅にいながらプロに相談できる「おうちでオンライン相談」を実施しています。豊富な経験からアドバイスできるので、ぜひお気軽にご相談くださいね。

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