目次
せっかく建てるマイホーム。
誰もが「素敵」と振り返るようなそんなお家にしたいものです。
注文住宅などの新築は、自分好みのオシャレなデザインや暮らしやすい間取りなど、「ライフスタイルに合わせた家」が建てられることが大きな魅力です。
しかし周りを見渡してみると、「どこかおしゃれじゃない」「どことなくダサく・安っぽい」と見える家もあるのではないでしょうか。
実は、オシャレに見えず安っぽく見えてしまう家には、いくつかの共通点があります。
今回は、外装や内装が安っぽく見えるポイントについてクローズアップしてみましょう。
注意点を知ることで、これからの家づくりに活かすことができます。
ぜひみんながうらやむような、そんな家づくりを目指しましょう。
コラムのポイント
・オシャレに見えず安っぽく見えてしまう家には、どんな共通点があるのでしょうか。
・しっかりとポイントをおさえ、自分たちの住まいをイメージしていきましょう。
安っぽく見えてしまう家の共通点とは?<外観編>
新築で建てるマイホームを「オシャレに仕上げるポイントは?」
誰が見ても「安っぽく感じさせない家の特長は?」など、ぜひ知りたいと思う方も多いでしょう。
特に建売などと違い注文住宅などの新築は、自分たちの希望も取り入れやすく、自由度が高いことが魅力のひとつ。
そのためしっかりとポイントをおさえることで、限られた予算内であっても高級感漂うオシャレな住まいにすることができます。
安っぽく見えてしまう外観になる共通点として、
① シンプルになりやすい総二階の家
② 外壁の素材や色から、高級感や重厚感を感じない
③ 外観と玄関ドアのバランスが悪い
④ 窓に統一性がなくバランスが悪い
⑤ 軒が短いなど統一感がとれていない
などがあげられます。
ここでは注意点と改善ポイントを見ていきましょう
① シンプルになりやすい総二階の家
一階と二階がストレートな形状となる総二階建ては、
○ 部材などの無駄を抑えることができ、建築費の負担が軽くなる。
○ 2階に1階と同じ床面積が持て、最大限に活用できる。
○ 1階と2階が継ぎ目のない構造から、耐震性を高められる。
などたくさんのメリットを感じることができます。
しかしストレートでシンプルな形状は、メリハリがなくつまらない印象になりがちです。
そのためどこにでもある「安っぽい家」に見えるケースがあるのです。
← 改善ポイント
ストレートでシンプルな形状だからこそ、色や素材感によるアクセントや外構を工夫するなどで印象は大きく変化します
またドアや窓などのチョイスでもイメージは一新します。
シンプルな外観の良さを活かす工夫を施していきましょう。
② 外壁の素材や色から、高級感や重厚感を感じない
外壁の配色や素材感は「家を安っぽいイメージにする」要素のひとつです。
現在は多くの住宅が「サイディング」が使用されており、デザインも豊富である分、選ぶ素材により見栄えも印象も変化します。
← 改善ポイント
安っぽく見えない外観にするためには、セレクトする素材の質感や凹凸をしっかりとチェックすることが大切です。
カタログでは、なかなかそういった部分までは感じ取ることも難しいでしょう。
実際の建物やサンプルなど、確認できるものは見て・触れてみることをおすすめします。
外壁は外観デザインと同様に「家の第一印象を左右する」重要な部分です。
素材や色柄をデザインと統一性を持たせることも大切なポイントとなります。
③ 外観と玄関ドアのバランスが悪い
玄関は「家の顔」と呼ばれるほど、家にとって重要な部分です。
リビングなどに注目が行きがちで、玄関は・・・というケースも多いのですが、玄関が安っぽいと全体のイメージにもかかわります
外観全体と玄関ドアのバランスがチグハグでは、違和感や安っぽい印象をあたえてしまいます。
← 改善ポイント
全体の統一感をアップさせるためには、玄関ドアをひとつグレートアップすることも方法のひとつです。
全体の調和を考えつつ、少しこだわった玄関ドアを選んでみましょう。
グレードアップすることで、断熱性が上がる、採光・采風性が上がる、防犯性能がアップするなどの+αの効果も期待できます。
④ 窓に統一性がなくバランスが悪い
窓は、光を取り込む、風を取り込むだけではなく、デザインにより住まいの印象を大きく変化させます。
例えば、住宅で多く使われている引き違い窓は、採光性も高く、換気がし易いというメリットがあります。
その一方、デザイン面ではおしゃれとは言い難い部分もあります。
また窓の位置がバラバラなど、統一感がない場合、どうしても安っぽい印象が強くなる傾向があります。
← 改善ポイント
家のトータルバランスを見るときは、近くからだけではなく「少し離した状態からの印象」も確認してみましょう。
また引き違い窓でも、出入りが多い所など使用用途によっては最適な場合もあります。
周囲の環境や使用する目的により、窓のセレクトも大きく違ってきます。
窓の位置を整えつつ、できるだけ外観をすっきりさせるよう心がけることを心がけましょう。
⑤ 軒が短いなど統一感がとれていない
屋根が外壁からせり出している部分が、軒(のき)です。
ボックス型など住宅では軒のないケースもありますが、多くの住宅ではあるケースが一般的でしょう。
一般的な軒のあるスタイルの場合、軒の長さは住宅の雰囲気を大きく変化させます。
例えば軒があるのに付いていなそうな中途半端な状態は「安っぽいイメージ」につながるケースもあります。
← 改善ポイント
軒の最大の役割は、強い日差しや雨から住まいを守ることです。
そのため軒が少ないと外壁や窓が守られず、住宅の傷みや寿命にもかかわってきます。
住宅の傷みは、家の印象を大きく下げてしまいますので、家全体の雰囲気や数年後のことも考えつつ選んでいきましょう。
参考コラム>> 令和の新築はシンプルモダンの外観でおしゃれに|東京の写真実例集
安っぽく見えてしまう家の共通点とは?<内装編>
今度は、安っぽく見えてしまう内装になる共通点を見ていきましょう。
安っぽく見えてしまう家の共通点であげられる部分は、
① 建材や素材の違いを活かせていない
② 内装に統一感がない
などがあげられます。
内装ではどんな部分に気をつけたらいいのでしょうか。
注意点と改善ポイントを見ていきましょう
① 建材や素材の違いを活かせていない
外観と同じ、内装もどんな建材を選び、その素材にどんな特徴があるのかにより、活かし方は変化します。
家づくりにかけられる費用には、限りがあります。
そのため、自分たちの望む素材を使いたい場所に・・・とは行かないケースもあるでしょう。
特に内装は、使い方や環境により汚れ方も変化します。
価格だけ、素材感だけを考えて選んでしまうと、逆に傷や汚れが目立ち安っぽい内装になってしまうケースも多いのです。
← 改善ポイント
例えば無垢材の場合、温もりがあり、ひとつひとつ表情の異なる素材です。
だたし自然の風合いをそのままに感じられる分「汚れが付きやすい」などの特徴もあります。
全面に使うのではなく、天井や壁面などアクセントとして使うことで内装のおしゃれ度もアップし、費用負担も抑えることができます。
素材の特徴を知り、活かしきることは家づくりの醍醐味です。
② 内装に統一感がない
安っぽく見えてしまう家の外観と同様、
○ 壁
○ 床
○ 家具
○ 家電
○ インテリア
など、全体の統一感がチグハグなケースが多いのです。
← 改善ポイント
統一感がなくチグハグな印象になるケースとして多いのが、方向性のなさと色の使いすぎることです。
空間をどんな部屋にしたいのかというインテイアのテイストを決める。
どんな色を主軸にしたいのかを決める。
このふたつの基本となるものから考えるだけでも、統一感を持たせやすくなります。
また外観と内装に統一感がない場合、安っぽいイメージになりがちです。
内装を安っぽく見せないための色選びの方法は
私たちが日頃接しているものには、たくさんの色があり、色により個性があります。
○ ピンク:優しく、平和な印象を
○ オレンジ:温かみや開放感を
○ ブルー:鎮静効果が高く、緊張がほぐれる印象を
○ グリーン:健康的で穏やかな印象を
○ ホワイト:清潔感と空間を広く感じさせる効果と
など、どのようなカラーを選択するのかにより空間の快適度も変化します。
部屋に使われている色のバランスとして、配色比率を
○ 床や壁紙などのベースカラー:75~80%
○ 家具などのメインカラー:15~20%
○ ラグやクッションなどのアクセントカラー:5~10%
上記のようなカラーバランスになるよう目指してみましょう。
まとめ:諦める前にぜひ相談してみてください
今回は、外装や内装が安っぽく見えるポイントについてクローズアップしてきました。
家づくりの難しさは、形のないものを形にすることです。
そのため「うまくイメージできない」というケースも少なくはありません。
そんな時は諦める前に、ぜひプロの力を借りてみましょう。
ネクストハウスでは、お客様のどんな小さな声にも耳を傾けています。
「こんな暮らしに憧れている」「こんな形がいいなぁ」など、大まかなイメージでも大丈夫です。
お客様ご家族のこだわりやライフスタイルに寄り添った家づくりをお手伝いしています。
迷ったらぜひお気軽にご相談ください。
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ネクストハウスでは、自宅にいながらプロに相談できる「おうちでオンライン相談」を実施しています。豊富な経験からアドバイスできるので、ぜひお気軽にご相談くださいね。