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ウォールドアのあるリビング|レイアウトのコツまとめ

最近ではライフスタイルの変化に合わせて、間取りも自由に変化させられるスタイルが人気です。その中で「ウォールドア」が注目されています。状況に応じて適宜部屋を区切れるウォールドアの使い方について、チェックしてみましょう。

コラムのポイント

・ウォールドアの間取り計画ポイントが分かります。

・ウォールドアのレイアウトのコツをチェック!

可変性のある間取りが人気

最近ではライフスタイルの変化に合わせた可変性のある間取りが人気となっています。これは、個人や家族のニーズやライフスタイルが多様化しているためです。人々の暮らし方や価値観が変わる中で、住宅に求められる機能や使い方も多様化しており、そのために柔軟な間取りが重要視されています。

例えば部屋をマルチユースにする方法や、複数の部屋を繋げたオープンプランが人気です。部屋やスペースを複数の用途に使えるように設計しておけば、将来的な変化にもフレキシブルに対応できます。たとえば、書斎兼ワークスペース、リビング兼ダイニング、子供部屋兼ゲストルームなど、様々な使い方ができる間取りが人気です。

また複数の部屋をつなげたオープンな間取りであれば、広々とした空間を演出することができます。リビングやダイニング、キッチンなどが一体となり、家族や友人とのコミュニケーションがしやすくなります。このような可変性のある間取りは、個々の暮らし方に合わせて自由なアレンジが可能であり、家族の成長やライフステージの変化にも対応できるのが魅力です。

ウォールドアとは

ウォールドア(Wall Door)は「開閉扉」とも呼ばれ、壁一面が扉になっているドアのことを指します。一般的なドアと同様に開閉が可能であり、部屋同士のアクセスを制御することができますが、ウォールドアは開口部が大きく確保できるという違いがあります。そのため状況に応じて、部屋同士を広く開放したり、仕切ったりすることができます。

ウォールドアはスライド式であることが多く、開閉の際にスムーズに動かすことができます。これにより、一般的な引き戸よりも軽い力で操作できます。またシンプルなデザインが多く、スタイリッシュな印象を与えることができます。モダンなインテリアやシンプルな空間にも調和しやすく、コーディネートしやすいでしょう。

ウォールドアは、部屋同士を自由に繋ぎたい場合や、広い空間をより有効に活用したい場合におすすめのアイテムです。具体的にはリビングダイニングと和室を仕切る際や、リビングとベランダを広く開放する際などに利用されることが多いです。スライド式や折りたたみ式など、様々なタイプがあるので、用途やデザインに合わせて選ぶことができます。

ウォールドアのメリット

ウォールドアの主なメリットは、下記が挙げられます。

  • 開口部が広い
  • 柔軟な間取りに対応できる
  • スライドドアで安全
  • スタイリッシュなデザイン
  • スペース節約になる

ウォールドアは一般的なドアよりも大きな開口部を持ち、部屋同士を広く繋ぐことができます。これにより、広々とした空間を演出できます。またウォールドアがあることで、部屋同士の仕切りを必要に応じて変更できます。特にオープンプランの家では、自由な間取り変更が可能です。

多くのウォールドアは、スライド式の引き戸で簡単に開閉できます。一方で開き戸は、急な開閉で外の人に当たってしまったり、手を挟んだりする事故の危険性があります。また開閉時にドアが壁に収納されるため、スペースを有効に利用できます。

ウォールドアのデメリット

一方で、ウォールドアにはデメリットもあります。

  • 取り付けに工事が必要
  • コストが高い
  • 断熱性が低い
  • プライバシーの確保が難しい

ウォールドアを設置するには、壁にドアを収納するスペースを作るための工事が必要です。またウォールドアは大きな開口部を持つため、一般的な壁面よりも高価になります。

断熱性に関しても、ウォールドアは一般的なドアよりも低くなってしまう場合があります。最近人気の天井吊り下げタイプは床から数センチの隙間が空くため、冷暖房の空気が逃げやすい点には注意が必要です。

また広い開口部を持つため、開放時には隣の部屋からの視線が気になる場合があります。プライバシーの確保を重視する場合は、ガラスではなく木製を選ぶようにしましょう。

ウォールドアの間取りアイデア

ここでは、具体的なウォールドアの間取りアイデアをご紹介します。間取り事例を知ることで、新築計画に生かしてみましょう。

リビングと洋室を区切る

ウォールドアを使うことで、リビングと洋室の仕切りを必要に応じて変更することができます。例えば、ゲストが来たときには開いて一体感のある空間を作り、プライバシーが必要なときには閉めて個別の空間として使うことができます。柔軟な間取りを実現できるため、家族構成やライフスタイルの変化に対応できるでしょう。

ウォールドアを開放してリビングと洋室を繋げることで、広々とした空間を演出することができます。特にオープンプランの家において、空間を一体化させる効果があります。またドアを開いているときは、リビング側から洋室側に自然光を取り込むことができます。光の通り道を広げることで、明るく開放的な雰囲気を生み出せます。

洋室2部屋を区切る

ウォールドアを使うことで、洋室2部屋を必要に応じて一体化させたり区切ったりすることができます。間仕切りとしても機能するため、例えば子供部屋として使っている洋室をウォールドアで区切ることで、兄弟姉妹の個別のスペースを確保したり、勉強や遊びの場所を分けたりすることができます。

またウォールドアを開いているときは、両洋室が一体化し、自然光の通り道を広げることができます。明るく開放的な空間を作ることで、居住空間の快適性が向上します。

ただしウォールドアは完全に密閉するわけではないため、音の漏れが気になる場合があります。特に静かな作業やプライバシーを重視する場合は、防音性に配慮したウォールドアを選ぶことが重要です。ウォールドアを閉めることで部屋の区切りが生じるため、デザインや色合いの統一を考慮することが重要です。部屋の雰囲気やコーディネートに合ったウォールドアを選びましょう。

キッチンとLDを区切る

ウォールドアを使うことで、キッチンとLDを必要に応じて一体化させたり、区切ったりすることができます。料理中はキッチンを閉めてプライバシーを確保し、食事の時間やゲストが来た際にはウォールドアを開けて一体感のある広い空間を作ることができます。

またキッチンで料理をする際に発生する匂いや音を、ウォールドアを閉めることでLDに影響を及ぼさないようにできます。食事やリラックスした時間を過ごすLDの空間を清潔で快適に保てます。キッチンとLDを区切ることで、空間をより整然と見せることができます。キッチンの乱雑な状態がLDに映り込むことを防ぎ、スッキリとした印象になるでしょう。

まとめ|間取りも自由に変化

本記事では、ウォールドアのメリットやデメリット、具体的な活用事例についてご紹介してきました。可変性のある間取りであれば、家族のライフスタイルの変化に応じた使い分けが可能です。新築やリフォームの際は、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

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