目次
最近人気を集めている「パントリー」は、収納スペースとして便利に使えます。本記事ではパントリーのおすすめの間取り方法や、具体的な事例についてご紹介していきます。これから新築計画をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
コラムのポイント
・パントリーの間取り計画ポイントが分かります。
・おすすめのパントリー間取り計画をチェック!
パントリーが人気
パントリーとは、食品や飲料、調理器具、キッチン用品などを収納するための収納スペースのことを指します。主に、キッチンやダイニングルームの近くに設けられることが多いです。パントリーがあることでキッチンの収納スペースを有効活用し、キッチンがすっきりとした印象になります。
また食品やキッチン用品をカテゴリごとに整理しやすいので、必要なアイテムをすぐに見つけることができます。賞味期限の管理やストックのチェックもしやすくなるでしょう。適切な温度や湿度を保つように設計されていることが多く、食品の鮮度や品質を保つのに適しています。
パントリーは、家族の暮らしに合わせた便利な収納スペースとして人気があります。キッチンやダイニングルームの利便性や使い勝手を向上させるためにも、パントリーの設置が人気です。
パントリーの間取りアイデア
パントリーのある間取りには、色々なパターンがあります。ここでは、おすすめの間取りアイデアについてご紹介します。
①玄関を入ってすぐの場所
玄関に近いパントリーは、荷物の積み下ろしの際に便利な場所となります。特に買い物などで重い荷物を持ち帰る際に、パントリーが玄関に近い位置にあれば、食材や調理器具などの荷物を直接パントリーに運ぶことができます。これによりキッチンまで荷物を運ぶ手間が省け、便利でスムーズな生活が実現します。
またパントリーを土間収納の形式にしておくと、シューズクロークの機能を持たせることも可能です。土間には段ボール等をそのまま置いておけるので、備蓄庫として使うのもおすすめです。
②キッチンの横
キッチンの横にパントリーを配置する方法は、最も人気があります。料理中に食材や調理器具を取りに行くのが簡単で、調理の効率が上がります。キッチンから一歩離れずに必要なものが手に入るため、キッチン作業の効率化や家事の負担軽減に貢献します。
ただしキッチン周辺は調理に伴う水や油の飛散があるため、パントリー内も清潔に保ち、食材や品物を保護する対策が必要です。レイアウトや収納方法を検討し、家族の生活スタイルに適したデザインを考えることが大切です。
③勝手口の横
勝手口の横にあるパントリーは、一般的に使いやすい配置とされています勝手口に近い位置に設けることで、買い物で購入した食材や日用品をスムーズに収納できます。重い荷物を持ち込む際にも便利です。またパントリーには調理に必要な食品や調味料がまとめて収納できるため、料理の準備や調理時に便利です。
ただし、パントリーの配置にあたっては広いスペースが必要となるため、住宅の間取りや広さに合わせて計画する必要があります。使い勝手を重視するため、勝手口からのアクセスがしやすい位置に設けることが望ましいです。
家事動線を楽にする間取り事例
ここでは、家事動線を楽にする間取り事例についてご紹介します。
最近では共働き家庭の増加により、家事動線が楽になる間取りが人気です。パントリー以外の家事楽ポイントについても、チェックしておきましょう。
玄関→パントリー→キッチン
家事を楽にするためには、玄関・パントリー・キッチンを繋げたスムーズな動線が理想です。まず玄関に近い位置にパントリーがあれば、買い物で購入した食材や日用品を手軽に収納できます。重い荷物を運ぶ手間が軽減され、家事の負担が軽くなります。そしてパントリーからキッチンへのスムーズな移動で、料理に必要な食品や調味料が手元に揃えられます。キッチンでの準備や調理作業が効率的になり、家事の時間が短縮されます。
玄関からパントリー、そしてキッチンへとつながる動線は、料理のフローがスムーズになります。調理の一連の工程を効率的に進めることができ、料理の段取りが良くなるでしょう。
ただし、動線がスムーズであるためには、住宅の間取りや配置によっても影響を受けます。家事動線を考慮した間取り設計や収納スペースの計画が大切です。家事を楽にするためには、家族の生活スタイルや家事の流れを考慮し、家事動線を最適化することが重要です。
玄関→洗面スペース→子供部屋
玄関→洗面スペース→子供部屋の間取り動線は、衛生面から見てメリットが大きい配置と言えます。洗面スペースが玄関に近い位置にあると、家に帰った際や外出前に手洗いやうがいがしやすくなります。外から帰った直後や外出前に手を洗うことで、外部から持ち込んだ菌やウイルスの拡散を防ぐことができます。
また子供部屋への動線に洗面スペースが含まれていると、子供が自分で身だしなみや健康管理をしやすくなります。朝や就寝前に手洗いを促すことができ、健康状態を気にかけやすくなるでしょう。
ランドリールーム→ファミリークローゼット
ランドリールーム→ファミリークローゼットの間取り動線は、洗濯関連の家事を効率的に行えるというメリットがあります。まず、洗濯が終わった衣類を直接ファミリークローゼットに運ぶことができます。洗濯物の取り扱いがスムーズに行えるため、収納や整理が効率的になるのです。
また洗濯物を収納するクローゼットがランドリールームの近くにあると、洗濯が終わった衣類をすぐにしまうことも可能です。洗濯物が溜まることなく整理できるため、衣類の収納が効果的になります。
まとめ|パントリーの配置で家事を楽に
本記事では、パントリーのある間取りのメリットや具体的な間取り事例についてご紹介してきました。共働き家庭の増加で家事の時短ニーズも高まっており、家の間取りで工夫する方法が人気を集めています。本記事でご紹介した事例をご参考に、納得のいく間取り計画を立ててみてはいかがでしょうか。
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