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注文住宅の間取りはどうする?成功事例紹介

注文住宅は、間取りやインテリアなどを思い通りに計画できるのがメリットです。

しかしたいていの方は家づくりに関して初心者のため、「間取りをどうしたらいいのか分からない…」と困ってしまうケースは多いでしょう。

そこで本記事では、注文住宅の間取りの成功事例をご紹介し、計画のポイントをまとめていきます。

これから注文住宅の計画をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。

コラムのポイント
・注文住宅の間取りの成功事例が分かる。

注文住宅の間取り成功例「3選」

ここでは、注文住宅の上手な間取り事例をご紹介していきます。

坪数別に「20~30坪」「30~40坪」「50~60坪」となっているので、敷地面積に応じて参考にしてみましょう。

20~30坪の間取り

こちらは「28.41坪」の2階建て住宅の事例です。

ソファのある床を下げた「ダウンフロア」とすることで、部屋に変化をもたらしています。

段差に腰掛けてベンチのようにするなど、さまざまな使い方の幅が広がっておすすめです。

TVの壁面にはエコカラットを張り、シックな雰囲気に。

さらに間接照明で照らして、メリハリを演出しています。

ダイニングキッチンは、白と黒のインテリアで統一しています。

キッチンのすぐ横にダイニングのある間取りですが、部屋全体を同系色でまとめることですっきりした印象に仕上がります。

リビングにはスケルトン階段を配置し、縦の空間を強調しています。

間取り広さはコンパクトですが、縦に高さがあることで実際よりも広々とした雰囲気に。

このようにリビングの中に階段を配置する間取りだと、吹抜のように開放的な空間となります。

事例詳細:空間にメリハリを|ダウンフロアでおしゃれで開放的な住まい

30~40坪の間取り

注文住宅 30坪前後 実例

こちらの事例は「32.56坪」となっています。

注文住宅の床面積の全国平均は約38坪なので、ほぼ平均に近い坪数と言えるでしょう。

LDKは一続きの空間となっており、ゆったりと寛げる間取りです。

間仕切りを設けず一体にすることで、スペースを有効活用できます。

また天井材を床材と同じ木目にすることで、スタイリッシュでかっこいい雰囲気に仕上がっています。

こちらは、リビングとは別で設けられたセカンドリビングスペースです。

座椅子を置いて座れるので、気兼ねなくリラックスできます。

従来までの間取りでは和室を計画されるケースが一般的でしたが、最近ではあえて畳を敷かず洋室にするパターンが人気です。

将来的な部屋の転用も可能なので、フレキシブルに使えます。

広々としたウォークインクローゼットがあり、収納力も抜群です。

寝室の横に間取りを計画すれば、毎朝の支度もスピーディーになるでしょう。

事例詳細:アクセントをつけて空間を差別化|落ち着いた雰囲気のテイストで快適住まい

50~60坪の間取り

こちらの事例は「54.72坪」と広めになっています。

LDKがL字型に配置されており、それぞれのスペースをしっかりと確保しています。

リビングには吹抜があるため、明るく広々とした印象です。

また、階段の踊り場を利用したデスクコーナーが取り入れられています。

最近ではテレワークが普及してきたこともあり、ワークスペースを設ける間取りが人気です。

完全に仕切られたスペースではないため、作業中にも家族の雰囲気を感じられて安心感があります。

2階にはシーリングファンが設置されており、吹き抜けの空調対策もばっちり。

家全体の空気を撹拌してくれるので、吹き抜けにありがちな「暖かい空気が上部に昇ってしまう」というトラブルを回避できます。

>事例詳細:ご家族みんなが快適な空間に|半地下、中二階のある住まい

注文住宅の間取りで成功するポイント

ここでは、注文住宅の間取り計画で押さえておきたいポイントをご紹介していきます。

「失敗しない家づくり」をするために、ぜひチェックしておきましょう。

>関連記事:リビング階段のある間取り│吹き抜けのあり・なしでの違いを解説

①収納を多めに作る

注文住宅では、好きなように間取りを設計できます。

そのためマンションや建売住宅にはできない「収納力の高さ」がメリットです。

クローゼットや収納棚を後から設置する方法もありますが、間取り計画時に組み込んでしまう「造作家具」にしておけばスマートにまとまります。

たとえば食品庫としての「パントリー」、玄関横の「シューズクローク」、家族の衣類をまとめて仕舞う「ファミリークローク」など、目的に合わせた収納スペースを作る方法が人気です。

収納が多くて困るということはないため、ぜひ広めに間取りを確保しておきましょう。

②生活動線を考えておく

注文住宅では、家族のライフスタイルに合わせた「生活動線」をプランに組み込むのがおすすめです。

生活動線とは「家事や身支度をする上での人の動き」のことを指し、配慮されていない間取りだと無駄な行き来が増えて生活が不便になってしまいます。

具体的には「水回りを1か所にまとめる」「ガレージとキッチン勝手口を近くに配置する」といった方法がおすすめです。

洗面室やキッチンをまとめれば、複数の家事が同時に行えるといったメリットがあります。

また買い物の荷物を車から運び入れる際、勝手口が近いと動線が短く済むでしょう。

このように、どんなライフスタイルにしたいかを考慮して間取りを配置するのがおすすめです。

③コンセントを多めに配置する

注文住宅計画で意外と大切なのが「コンセントの数と位置」です。

一般的には6畳の部屋なら3個、8畳なら5個程度のコンセントが必要とされています。

しかし部屋の目的や用途によって必要な数にはバラつきがあるので、「どんな家電を設置するか」という視点で計画するのがおすすめです。

たとえばキッチンであれば「電子レンジ、冷蔵庫、トースター」といったように複数の家電を置くでしょう。

また場合によっては「ミキサー、コーヒーメーカー、炊飯器」等の家電用コンセントも必要になります。

そのため単純に部屋の広さで数を決めるのではなく、具体的な使い方についても考えておくのがポイントです。

④採光や通風を確保する

日光を浴びると生活リズムが整い、気分も前向きになる効果があります。

注文住宅計画では、窓や開口部を適切に配置して採光を確保するのがおすすめです。

周囲からの視線が気になる場合には、天井近くにスリット窓を配置する方法でもよいでしょう。

窓があると通風も確保できるため、家の中の湿気やカビも防ぐ効果が期待できます。

⑤可変性のある間取りにしておく

最近では家族の在り方も変化してきており、住宅もライフスタイルに合わせて変えていくスタイルが人気です。

例えば「子供が巣立ったら2階を趣味部屋にリフォームする」「和室をペットの部屋として使う」など、それぞれの暮らし方に合わせた住まいに変える事例が見られます。

そのためには間取りに余裕を持たせ、将来的に壁や扉の位置を変えられるような計画にしておくとリフォームがスムーズに進められるでしょう。

⑥騒音問題を考慮する

一戸建てで隣家との距離が近い場合、お互いの生活音が気になるというトラブルは多いです。

そのため浴室やキッチンといった部屋は、なるべく離して配置するといった配慮が必要になります。

また室内においても、足音やドアの開閉音がストレスになることも。

床をクッションフロアにしたり、居室の真上に廊下を配置しないようにするのがおすすめです。

まとめ|失敗しない注文住宅の間取りにしよう

注文住宅計画は考えるべきポイントが多く、迷われる方は多いです。

本記事でご紹介した成功事例を参考にして、後悔のない住宅計画を立ててみましょう。

ネクストハウスでは、自宅にいながらプロに相談できる「おうちでオンライン相談」を実施しています。豊富な経験からアドバイスできるので、ぜひお気軽にご相談くださいね。

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