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これから注文住宅の建築を予定している人の中には、住まうエリアに神奈川県を選択肢に入れている人もいるでしょう。
本記事では神奈川県で注文住宅を建築するのにおすすめのエリアを、2022年に行われたランキングを元に紹介します。神奈川県の注文住宅の平均予算など近年の動向も紹介するので、これから家を建てる予定がある人にとって役に立ちます。
最後まで読んで、神奈川県で理想とする注文住宅を建築しましょう。
・神奈川県で注文住宅を建築するおすすめのエリアが分かる。
・神奈川県で注文住宅を建築する場合のコツが分かる。
神奈川県で家を建てるならこのエリア
早速、神奈川県の中で注文住宅を建築するのにおすすめのエリアを紹介します。参考にするのは、2022年4月に、ねとらぼ調査隊が実施した「神奈川県で住みたい駅ランキング」です。
海から離れた落ち着いたエリア「海老名」
ランキングで1位に輝いたのは「海老名駅」周辺エリアです。
海老名エリアは、相模湾に注ぐ相模川を15kmほど遡上したところにある、海と山との中間にある場所です。身近にも伊勢山自然公園や相模三川公園・海老名運動公園など、比較的大きな公園があるのが特徴です。
海老名駅周辺は相模線・相鉄線・相鉄本線・小田急線・ロマンスカーといった複数の路線が乗り入れていて、各所へのアクセスが容易な点も特徴的。海老名駅から横浜駅まで快速34分、新宿駅まで快速42分で到着できるので、横浜や都内へ通勤通学しても不便を感じません。
ららぽーと海老名・ビナガーデンズテラス・ビナウォーク・イオン海老名といった各種ショッピングモールが軒を連ねているので、日々の買い物からおしゃれな買い物まで困ることもないでしょう。
再開発事業で魅力アップ「辻堂」
2位にランクインしたのは「辻堂駅」周辺エリアです。
2002年から開始された、駅北口の再開発事業で一新された駅周辺が魅力的。買い物や映画も楽しめるテラスモール湘南、周囲に点在する公園には住み心地の良さを感じてしまうでしょう。住む場所によっては、歩いて辻堂海岸まで到着できるのも嬉しいですね。
快速電車で、横浜まで30分、新宿まで1時間、乗り換えなしで行ける点にも注目です。
山と海に囲まれた「平塚」
続いて3位に輝くのは「平塚駅」です。
平塚駅は今回紹介するエリアの中で、最も都内・横浜から距離のあるエリアで、市の北や西側には山が迫る地域です。その分、箱根や丹沢といった風光明媚な山地が手近なところにあり、自然を好む人にとって魅力的なエリアといえるでしょう。さらに市の南側は平塚海岸に面していることから、マリンスポーツを嗜む人にとっても魅力的な場所です。
また、思ったより横浜・都内に近いのも特徴的で、快速を使えば横浜まで30分強、新宿まで1時間ほどで到着できるので、通勤・通学前提の生活も可能です。
平塚駅周辺には、ららぽーと平塚湘南・ラスカ平塚など、大型のショッピングモールも併設・付近に建設されているので、買い物にも困りません。
坂は多いながら利便性の高い街「上大岡」
平塚から一転して「上大岡駅」周辺は、横浜や都内にほど近い場所です。
横浜駅までは15分ほどで到着可能です。ただし、東京や新宿に行くためには乗り換えが1回は生じるので、待ち時間も合わせると1時間程度はかかる点は注意が必要です。
ウィング上大岡を始めとする、大型の商業施設も揃っているので、普段の買い物からこだわった買い物まで、困ることはありません。周囲は起伏に富んだ土地なので、移動に大変さを感じる可能性があります。
海が近く、高速ICもも手近に「茅ヶ崎」
最後に紹介するのは「茅ヶ崎駅」周辺エリアです。
茅ヶ崎市は平塚市の右隣に位置する自治体で、横浜や都内へのアクセスという点では同様の特徴を持ちます。交通アクセスの面で異なるのは市内に茅ヶ崎中央ICがあり、車での移動も比較的得意とする点です。
駅周辺が栄えていて、一歩外に出ると住宅街が広がり、商業区画と住居区画が分けられている点も他のランキング上位のエリアと同様です。
茅ヶ崎駅エリアに限らず、駅周辺が十分に栄えていて便利、都内へのアクセスが容易で海山へのアクセスにも優れる点は、神奈川県に住むうえで享受できるメリットといえるでしょう。
神奈川県で注文住宅を建てるためのコツ
続いて、神奈川県で注文住宅を建築するためのコツについて解説します。
神奈川県の「土地・建物の平均予算」を知ろう
神奈川県で注文住宅を建てるための「土地・建物にかかる予算」を調べてみましょう。
住宅金融支援機構が、資金の借入にフラット35を利用した人に向けた調査によると、神奈川県で注文住宅を建築した人の建築費は「2,891.1万円」、土地取得費は「2,320.8万円」でした。また、住宅面積は「105.4m2」、敷地面積は「148.5m2」です。
つまり、神奈川県で平均的な注文住宅を建築する場合は、建築費+土地取得費で「5,211.9万円」が必要であることが分かります。ここで「5,000万円なんて無理…」と思った人は、次の話題まで見てみてください。
「都市部に住むか郊外に住むか」を決めよう
神奈川県でどこに住むのか迷ったとき、「都市部に住むか田舎に住むか」で生活スタイルも、注文住宅取得にかかる費用もガラッと変わります。
今回紹介したエリアの中でも、平塚や茅ヶ崎といった地域に住むのと、上大岡や更に都心に向かい横浜や川崎に住むのとでは、生活スタイルや費用は全く異なります。
たとえば土地価格情報サイトSUUMOで土地価格の相場を見てみると、平塚市「44.5万円」と横浜市中区「117.6万円」と2倍以上の開きが出ています。実際に平塚市の物件を見てみると、1,000万円台の土地が多く見られ、神奈川県の平均価格「2,320万円」より安価に取得できる可能性が示唆されます。
このように、建築エリアとして都市部を選ぶか郊外を選ぶかで、費用や生活が変わるので、どちらを選択するのかを決めるのが重要です。
神奈川県に強いハウスメーカーを決めよう
その上で、続いて大事になるのは「神奈川県での事業実績があるハウスメーカーを選択すること」です。
先述したとおり、神奈川県は海と山、都市と郊外、平野部と丘陵部と様々な条件の土地を持つ特殊なエリアです。地域的な特徴を把握した、神奈川県で多くの家を建築してきたハウスメーカーに依頼すれば、土地に合った最適な建物を建ててくれるでしょう。
また、ハウスメーカーは土地探しを一緒に手伝ってくれることもあります。地元の不動産業者とのネットワークを持つこともあるので「このハウスメーカー、いいかも」と思ったら、土地選びの段階から迷っていることを伝えてください。あなたに合った土地を探してくれるでしょう。
＞関連記事：「ハウスメーカー選びに疲れた！決まらない！」原因と行動、一問一答。
神奈川県で見られるおしゃれなモデルハウス
記事の終わりに、神奈川県で実際に見られるモデルハウスを紹介します。モデルハウスでは、どんな家を作るのかを体感できるほか、予算や土地選びの相談も受けられるので希望する場合は予約の段階で伝えておきましょう。
屋上から小屋裏まで、様々な居場所を提案する「相模原モデル」
相模原に建設されたネクストハウスのモデルハウスは、広々としたダイニング、キッチンカウンター・小上がり和室・スキップフロア・2階リビング・屋上庭園・基礎下空間・小屋裏空有間と、様々な場所を上手に利用して、複数の居場所を作っています。
横浜などの都市部にお住まいの人は、限られた床面積を上手に活用した家づくりが求められます。空間を上手に使う方法を知りたい人は、ぜひ実物を見てください。
オーソドックスな家づくりと外を取り入れる「厚木モデル」
相模原モデルに対して、厚木モデルは外観や室内の使い方はオーソドックスです。見た目の特異さは無いものの、各空間が落ち着いていて、非常に居心地のよさを感じるモデルハウスです。
また、各部屋の開口部が大きい点にも注目です。郊外で土地を取得した人は、広めの庭を確保できるケースもあるでしょう。大きめの開口部から外の景色を取り入れるコツや気持ちよさを体感してみましょう。
まとめ│神奈川県で理想の注文住宅を建てよう
神奈川県で注文住宅を建てる際におすすめのエリアを、住みやすい街ランキング上位を参考にしながら紹介しました。
神奈川県は都市と郊外、海と山、様々な環境が集まった独特の特徴を持ったエリアです。少し場所が変わると土地の雰囲気もガラッと変わるので、あなたに合う土地を求めて現地を歩いてみましょう。
また、気になる土地が見つかったときに、すぐに相談できるようハウスメーカーを決めておくことも大切です。神奈川県にモデルハウスがある、施工事例がある。そんな神奈川県に根ざしたメーカーを探してみましょう。
ネクストハウスでは、自宅にいながらプロに相談できる「おうちでオンライン相談」を実施しています。豊富な経験からアドバイスできるので、ぜひお気軽にご相談くださいね。
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