目次
神奈川県は、藤沢市や茅ヶ崎市、鎌倉市などの湘南エリアに代表されるサーフィンスポットがたくさんあります。
サーフィン好きが高じて、湘南エリアにマイホームを建てたという事例もよく見かけます。
そんなサーフィンを趣味にする人におすすめな家がサーファーズハウスです。
カリフォルニアデザインや西海岸風のデザインが好きな方にもおすすめです。
今回は、サーファーズハウスとはどんな家か、そしてサーファーズハウスにおすすめの間取りについて解説したいと思います。
サーフィンをはじめとするアウトドアな趣味を持つ方にもぜひご一読いただきたい内容です。
目次
■サーファーズハウスの特徴
■日本でも快適なサーファーズハウスを建てるには
■平屋のサーファーズハウスおすすめの間取り実例
■モダンなサーファーズハウスの外観・内装づくりのポイント
■まとめ|使いやすさと性能、風土に合わせた設計を心がけよう
建築実例
■サーファーズハウスの特徴
・サーフィンを生活の一部にする人へ
サーファーズハウスとは、もともとはサーフィンをする人にとって便利な家で、海の近くの環境にも耐えうる耐久性を持つ家のことを呼んでいたと思います。
例えば、海から帰ってきてすぐに屋外シャワーで砂や汚れを流せる。サーフボードをはじめとするいろいろな道具を収納できるスペースがある、などの工夫がある家です。
加えて、サーフィンの本場であるアメリカ西海岸やハワイの住宅様式を取り入れたデザインを求める人も多いです。アメリカ西海岸の海の側に建つ家をお手本にした設計デザインは、サーフィンをする人にとっては、合理的かつおしゃれで人気が高いです。
また、西海岸のアメリカンハウスは、リビングと一体化したようなウッドデッキやカバードポーチなど、屋外のリビングとも言える機能がついていることが多いです。
屋外の自然を感じながら室内で過ごす、そんな健康的で豊かなライフスタイルを求める人にとっても、サーファーズハウスは人気があるようです。
建築実例
■日本でも快適なサーファーズハウスを建てるには
それでは、日本で快適に住めて、なおかつサーファーズハウスの住宅デザインや様式を上手に取り入れるポイントについて解説します。
・リビング、ウッドデッキを最適な場所につくろう
リビングとつながるウッドデッキやカバードポーチをつくるなら、たっぷり光を家の中に取り込めるようにしたいですよね。リビングやウッドデッキ、庭は土地の南側に配置するのが最も日あたりが良くなります。
北側に道路が面している土地は、玄関は北側もしくは東、西側に来ますので、玄関と南側のウッドデッキまでが遠くなってしまうことがあります。
玄関とリビングをカバードポーチで結んだ間取りにしたい場合は、南側に道路が面している土地、時点で東か西面道路の土地を選ぶと、「動線」と「リビング、ウッドデッキの快適性」を両立しやすいと思います。
・エクステリアの芝生や植栽を工夫する
庭に芝生やヤシの木などの樹木を植えると、アメリカ風の景観がつくれます。柔らかい芝生の地面はお子様の外遊びや大人数で楽しむBBQなどのイベントにも便利です。
・屋外シャワーはアウトドア派から人気
ウッドデッキ上や外壁の側にシャワーや水道を設置すると、ガーデニングや洗車など様々な用途に使えてとても便利です。
・土足で使える室内の土間スペース
もう一つ、アウトドア派におすすめの設備は、玄関を広くして土足のまま使える「土間収納」を設けることです。
土間収納は、家の中で収納しづらいサーフボードなどのアウトドア用品やキャンプ用品、自転車、ベビーカーなどの収納にとても便利です。多少の土や泥汚れ、水にも強いので重宝します。
さらに、玄関と土間からシャワールームや浴室へ直行できる間取りにすると、海から帰ってきてすぐに体を洗うことができてとても便利です。
・気密・断熱性能はしっかりと
海外の家の再現にこだわると、日本の気候に適している家という視点を忘れがちです。
そもそも家でもっとも大事な居心地の良さを作るには、目では見えない「気密・断熱」の部分にはしっかりコストをかけて確実に施工を行うことが不可欠です。
おしゃれや設備、間取り以前に、私達が生きている環境に必要な断熱性や耐震性を確保すること。この視点を忘れないで欲しいと思います。
・カリフォルニア、西海岸テイスト(アメリカンハウス)人気
・パインやバーチなど明るい色の木材
■平屋のサーファーズハウスおすすめの間取り実例
サーファーズハウスにもおすすめの実例として、内装、外装ともに木をふんだんに使用し、ナチュラルでモダンな雰囲気の平屋「one-HAPPY」をご紹介します。サーファーズハウスとしても最適な機能を備えています。
・アウトドアリビングの実例
こちらの施工実例では、海に面した方角にリビングとウッドデッキを設けています。家の中にいても自然を大いに感じられます。風や光も十分に取り込むことができ、マリンスポーツ好きにはたまらない間取りです。
・勾配屋根を活かした高い天井
平屋は、天井を勾配屋根を活かす形にすると、広くて開放感のある空間が作りやすい家です。上の写真では、天井が高くなったことでできた吹き抜けの小屋裏スペースと合わせて「スキップフロア」をつくっています。
スキップフロアは、外側は1階建てでも中で1.5階ができるため、居住スペースを増やす方法としておすすめです。スキップフロアを設計する際は構造の強度や耐震性の確保などのための計算が複雑になりますので、実績があり安全性を得るための方法を説明できる施工会社に依頼するのがおすすめです。
・LDKワンフロア+オープンキッチン
キッチンの調理台の向きは、壁付きや対面式などお好みになりますが、仕切りの少ないワンフロア設計も多い平屋でおすすめなのは、対面式のオープンキッチンです。
キッチンで調理中も、前方に視線を移せばリビング、そしてその先の窓からの景色を楽しむことができるような間取りです。
■モダンなサーファーズハウスの外観・内装づくりのポイント
・木製、木目調の外壁材
アメリカンスタイルのサーファーズハウスは、外壁に木製の細長い板を貼り合わせてつくる「ラップサイディング」を使用するのが主流です。
モダンかつおしゃれな平屋サーファーズハウスのデザインにおすすめなのは、外装に木を取り入れつつシンプルな形のデザインにすることです。
木材を取り入れつつ、シンプルモダンにすることで、日本の街並みにも自然と馴染み、自然素材のやさしさも感じられる心地よい家になります。
・内装テイストはナチュラルモダンや西海岸風
内装にも木をふんだんに取り入れ、ナチュラルテイストや西海岸テイストにすると、外観ともマッチしておしゃれに仕上がります。無垢材を使えば、居心地もよく天然木の香りでリラックス効果も得られます。
建築実例
■まとめ|使いやすさと性能、風土に合わせた設計を心がけよう
日本で建てるサーファーズハウスは、アウトドアな趣味に便利な機能や間取りを実現するとともに、日本の気候や景観に合うような性能、デザインにすることが最大のポイントだと思います。
シンプルモダンで木を取り入れたデザインにすることで、周囲に馴染んで飽きのこない、長く愛せる家になりますよ。
ネクストハウスは、神奈川、東京、埼玉でライフスタイルに応じた自由設計の注文住宅を提供しています。
さらに、「長く住み継がれる住まいづくり」をコンセプトに、高断熱、省エネ、耐震性などを兼ね備えた高性能住宅を、できるだけ低価格でご提供するお手伝いをさせていただきます。
ぜひ、お気軽に店舗やモデルルームへお越しいただき、家づくりに関するご相談、お悩みなどお気軽にご相談ください。
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