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後悔しない東京のマイホームづくり|データで見る失敗ポイントと対策

建設中の一戸建て住宅

マイホームを建てた友達や親戚から「ああすればよかった」といった不満や後悔を聞いたことはありませんか?一昔前は「理想の家は3軒建てないと分からない」といった格言もありましたが、現実的には難しいものです。

新築づくりで後悔を防ぐためには、先輩たちの失敗談から学び、間取りプランに活かしてくしかありません。実際のデータから後悔する方が多いポイントをピックアップしましたので、対策を考えていきましょう。


目次
■マイホームの不満率は23.1%
■データで見る後悔ポイントと対策
■購入資金や周辺環境にも注意


建築実例

■マイホームの不満率は23.1%

マイホームに関する失敗談はインターネットや噂話から目や耳にすることが多いですが、実際にどれくらいの方が不満を感じているのでしょうか?

新築住宅の不満率グラフ

国土交通省が平成30年にまとめた住宅に対する評価では、「満足」「まあまんぞく」「多少不満」「非常に不満」の4つの選択肢で、不満を感じている方の合計は23.1%にも達しています。数千万円をかけて一生に一度のマイホームを購入して、2割強の方が満足していないというのはかなり怖いことですよね。

この先数十年を過ごすことになるマイホームは、不満ポイントを無くして快適に過ごすべき。妥協することなくしっかり検討しましょう。

データ引用:(国土交通省)平成30年住生活総合調査結果

■データで見る後悔ポイントと対策

続いては、実際に不満や後悔を感じた方が多いポイントを具体的に見ていきましょう。先輩たちの失敗や後悔を学んで回避することで、理想のマイホームに近づくことができます。

※順位と不満率は国土交通省「平成30年住生活総合調査結果」を参照しています。不満率は複数回答。

1位:段差や手すりなど高齢者への配慮(47.2%)

階段の手すり

最も不満を感じた方が多かったのは段差解消や手すり設置といったバリアフリー面です。高齢化が進みつつある日本では、老後の暮らしやすさが重要な課題になりつつあります。

【対策】⇒老後を見据えた間取りづくり

いまは若い方も、数十年後の暮らしを考えて住まいづくりに取り組むことが必要です。手すりの設置や段差解消はリフォーム対応も可能ですが、余計な費用と時間がかかってしまいます。必要になったときにつけるのではなく、あらかじめ準備しておくことで不満を回避しましょう。

2位:地震時の安全性(43.6%)

木造住宅の構造

地震が多い日本では住まいの検討時に耐震性を重視する方が多いですが、それでも不満を感じる方は多いようです。夜寝ているときに大きな揺れがあると不安になりますよね。

【対策】⇒耐震等級や構造をチェック

マイホームを建てる会社選びでは、建物の構造や耐震等級を通じて地震への備えを確認しましょう。耐震に力を入れているハウスメーカーや工務店は、積極的に構造や性能を公表しているはずです。

【ネクストハウスの安心】

3位:遮音性(42.9%)

かわいらしいリビング空間

実際に暮らし始めたら、家族や周囲の環境音がうるさくて落ち着かないというのもよくある不満ポイント。音の伝わり方や響き方は、実際にそこで暮らしてみないと分からないものです。隣の家との距離が近いことが多い東京エリアでは、お子さんの足音や声、テレビやピアノの音も伝わりやすいです。

【対策】⇒壁と窓の構造・性能に注目

遮音性については壁と窓の構造に左右される部分が大きいため、どのような構造になっているのかしっかりチェックしましょう。例えば壁の内部に入れる断熱材は、シート状のグラスウールより発泡断熱材の方がすき間なく充填できるため遮音性がアップします。窓のペアガラスはシングルガラスより遮音性が高まりますが、空気層やガラスの厚みによっても性能が変わります。見逃しがちなポイントですが、施工店の音への取り組みについても注目してみてください。

4位:台風時の安全性(38.8%)

秋口に多発する台風は年々大型化していることもあり、いざというときの安全性に不満や不安を覚える方も多いようです。実際に被害が出たわけではなくても、大きな台風が来たときは不安な時間ですよね。

【対策】⇒エリア選びと雨戸・シャッターの設置

台風の被害で多いのは、大雨による浸水被害と飛来物による窓ガラスの破損です。特に住宅が密集する東京エリアでは、自分が気をつけていても周囲からの飛来物は避けられません。大きな窓や表に面した窓は、雨戸やシャッターで被害から守りましょう。

大雨浸水を防ぐには、まず土地選びの時点で注意が必要。自治体が公表しているハザードマップをチェックして、浸水しやすいエリアをなるべく避けましょう。

5位:断熱性(38.6%)

断熱施工中の壁

外気温を遮断する断熱性は目に見えない性能なので、実際に住んでみて暑さ・寒さを感じるケースも多いです。断熱性の高い鉄筋コンクリートマンションから新築戸建てに引っ越したら、以前より光熱費が高くなるケースも少なくありません。

【対策】⇒断熱材と性能基準をチェック

断熱性の低いマイホームで後悔を避けるためには、使用する断熱材や建物構造に注目しましょう。最近はすき間なく充填できる発泡断熱材が主流ですが、比較的安価なシート状の断熱材でコストダウンを図る施工店もゼロではありません。

断熱性については、国や公的機関が定める性能基準をチェックするのも有効です。断熱等性能等級・省エネ基準といった性能指標を満たしている住まいは、断熱性についても期待できます。複数の施工店を比べるときはぜひ注目してみてください。

建築実例

6位:いたみの少なさ(37.6%)

いたみの少ない外観

どんな住まいも建てた直後はきれいなものですが、年数が経つにつれて汚れやヒビといった痛みかたに差が出てきます。10年前後暮らして塗装などのメンテナンスをするときに、思っていたより痛みが出ていてガッカリする方も多いようです。

【対策】⇒耐久性の高いつくりを目指す

住まいの耐久性やメンテナンス性を重視するなら、なるべくシンプルな間取りや構造で建てるのが有効です。凸凹や装飾が多いと細かいヒビや汚れが目立ちやすいため、いたみやすくなりメンテナンスコストも増加します。どんなに高級な建材もメンテナンスは避けられませんが、構造自体を痛みにくくすることで耐久性を伸ばすことができます。

7位:省エネ性(36.3%)

エコ住宅の設備

2020年現在、新築住宅の省エネ基準は特に定められていませんので、省エネ性能の低い家を建ててしまい後悔する方も少なくないようです。実際に暮らし始めて光熱費が高いと感じて、友達の家とくらべてみて後悔するパターンが多いです。

【対策】⇒未来を見据えた省エネ設備を検討する

太陽光発電や蓄電池といった省エネ設備は設置が義務化されていませんが、省エネ性能の重要度が高まるこれからを見据えて検討しましょう。初期コストはかかりますが、数十年暮らすことを考えるとトータルでオトクになるケースも少なくありません。上でご紹介した断熱性を高めることも、光熱費削減につながります。

8位:防犯性(35.9%)

大きな窓がなく防犯性の高い平屋

空き巣やのぞきといった犯罪に対する防犯性について、不満や不安を感じている方も少なくありません。実際に被害にあった方でなくても、近所で空き巣が発生すると不安になりますよね。

【対策】⇒立地環境と雨戸・シャッターを検討

空き巣などの犯罪は人通りが少なく目が届きにくい場所で発生しやすいため、マイホームを建てる場所の周辺環境はしっかりチェックしましょう。特に入り組んだ古い住宅地などを選ぶ際は要注意です。住まいの裏手に侵入できる大きさの窓がある場合は、シャッター・雨戸・面格子・防犯ガラスなどで対策しましょう。被害を未然に防ぐ効果が期待でき、安心感と満足度にもつながります。

9位:収納の多さ、使い勝手(35.6%)

ウォークインクローゼット

内装や使い勝手の面では最も上位にランクインした収納量と使い勝手。在宅ワークやリモート学習が進み自宅で過ごす時間が増える今後は、さらに不満を感じやすくなるポイントです。

【対策】⇒自由度の高いプランで細かくカスタマイズ

収納には「これが正解」というプランはなく、家族の人数やライフスタイルに合わせて細かくカスタイマイズすることが大切です。自由設計や注文住宅でも会社によってプランの自由度は異なりますので、できるだけ細かいカスタイマイズができる会社を選びましょう。

10位:火災に対する安全性(35.3%)

隣の家との距離が近い東京エリアでは、自宅の火災以外に周りからの延焼リスクも少なくありません。空気が乾燥する冬になると増える火災のニュースを見て、不安を感じる方も少なくないようです。

【対策】⇒建物構造と土地選びにこだわる

火災被害にあわないために、建物自体の防火性と、火災被害を最小限に食い止める構造にこだわりましょう。外壁や窓の難燃性はもちろんですが、万が一火災が発生したときの燃え広がりにくさも重要です。

どんなに自宅で気をつけていても周囲で火災が発生するのは避けられませんので、土地選びも重要なポイント。古い住宅街は設備や構造が古く延焼リスクが高まりますので、マイホームを建てるときは注意しましょう。

■購入資金や周辺環境にも注意

東京のスタイリッシュな新築

マイホーム自体の不満や後悔ポイント以外に、住宅ローンや土地選びについての不満も多い傾向があります。特に多い注意ポイントをピックアップしました。

・住宅ローンの返済が厳しい

いざ暮らし始めてみないと分からないのが、住宅ローンによる負担です。下のグラフは、持ち家を住宅ローンで購入した方の費用負担に対する評価をまとめたものです。

家計に影響がないと回答した方はわずか12.4%で、ほとんどの方は贅沢を多少がまんするなどの負担を感じています。中でも5.6%の方は、生活必需品を切りつめるほど苦しい生活を送っているケースも。せっかくのマイホームを手に入れても、ある程度ゆとりのある暮らしができなければ本末転倒です。住まいの性能や設備へのこだわりに加えて、資金計画もしっかり立てましょう。

・道路がうるさい

住まいの不満3位でもご紹介しましたが、新築住宅に関する音の問題は不満を感じやすいポイント。特に工場や幹線道路など、回避しようがない環境音は長年不満が蓄積していきます。昼間見に行ったときは静かだったのに、朝晩の通勤ラッシュでうるさくなるといった時間の変化にも注意が必要。土地を選ぶときは曜日や時間を変えて、何度もチェックするようにしましょう。

・市役所/区役所が遠い

マイナンバーカードの普及によりコンビニやオンラインで行政手続きができるようになりつつありますが、直接役所に行かなければいけないものもまだあります。最寄りの市役所・区役所が遠いといざ不便に感じることも多いため、位置関係をチェックしておきましょう。出張所だと扱っていない手続きもありますので、できれば本拠地が近い方が便利といえます。

建築実例

■まとめ:失敗しないマイホームづくりは経験豊富なハウスメーカーで

2割以上の方が何らかの不満を感じているマイホームづくり。後悔しない理想の住まいを建てるためには、わたしたちハウスメーカーのサポートやアドバイスが重要となります。価格やデザインだけでなく、会社としての施工実績や担当者の経験にも注目してみてください。

ネクストハウスは東京・名古屋を中心に多くの住まいづくりをお手伝いしてきた経験をもとに、プロとしてのアドバイスで理想のマイホームをご提案します。土地探しや資金計画から間取りプランなど、どんなことにもお応えする無料相談会をぜひご活用ください。ご自宅からご利用いただけるオンライン相談もご用意しています。

【無料相談会・WEB相談の受付はコチラ】

東京の立川・八王子と神奈川の厚木・相模原、千葉県の青葉の森に自社設計のモデルハウスもご用意しています。省エネ設備や断熱性に加えて、デザインや使い勝手もぜひご体感ください。

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監修者情報

ネクストハウス

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建設業許可番号

特定建設業許可 許可番号 国土交通大臣許可(特-1)第25561 号