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新築の引き渡しでトラブルを防ぐ|流れとやることをハウスメーカーが解説

白を基調にしたLDK

間取りプランや資金計画など新築住宅で考えることはたくさんありますが、いざ完成して引き渡しするときも気を付けるべきポイントがあります。電気や水道の契約、傷のチェックなどやることがたくさんあって不安ですよね。

そこで今回は、新築住宅の引き渡しでよくある疑問や不安にお答えしていきます。新築のプランニングに取り掛かる前によくチェックして、引き渡しのトラブルを防ぎましょう。


目次
■引き渡しにまつわるトラブルは多い
■引き渡し当日の流れ
■引き渡し後にやることリスト
■よくある引き渡しのギモン
■引き渡し当日にもっていきたいアイテム


建築実例

■引き渡しにまつわるトラブルは多い

新築の引き渡し

引き渡し時に鍵を受け渡しすることは、お施主様と私たち施工店の間で交わした、注文住宅についての契約が完了したことを意味します。もちろん引き渡し後も保証内容に則ってアフターフォローがあるのですが、基本的には「これで完成です」と認めることになります。

例えばフローリングに傷がついていることに後から気づいても、引っ越し中についた可能性もあり判断することができません。契約完了後に気づいても対応してもらえないことがあるため、トラブルが発生しないようにしっかり確認してから引き渡し完了しましょう。

■引き渡し当日の流れ

引き渡しでは細かい部分もチェック

実際に引き渡し当日どんなことが行われるのかチェックしましょう。

・傷や不具合のチェック

建物が完成したら、引き渡しの前にお施主様による竣工検査を行います。主な不具合はそこでチェックしますが、当日時間があれば再び住まいの内外をチェックしてみましょう。図面と実際の仕上がりをチェックし、間違いや気になるところがあった場合、必ず私たち施工店に確認してください。

・銀行の決済と登記書類作成

新築をお施主様の所有物にするための手続きも、引き渡し当日に行われます。事前に申し込んでいる銀行の住宅ローンの融資が実行され、司法書士による不動産登記が行われます。確認事項がたくさんあり大変ですが、間違いが無いようにしっかり把握しましょう。

・書類やカギの引き渡し

最後に設備や保証書などの書類と、新居のカギの引き渡しで完了となります。必要な物がしっかりそろっていることを確認し、書類は無くさないようにまとめておきましょう。

■引き渡し後にやることリスト

かわいらしいリビング空間

家づくりの点で見れば引き渡しはゴールですが、同時に新しい生活のスタートでもあります。スムーズに新生活がスタートできるよう、引き渡し後にすべき手続きを確認しておきましょう。

・転居届/住所変更手続き

早めに手を付けておかないと意外と大変なのが、自治体への転居手続きと免許証の住所変更手続きです。新居へ引っ越したあとはたくさんの手続きがあり、中には新住所の身分証が必要になる手続きもあります。

身分証に使うことが多い免許証は、転居届を出して住民票を取得していないと住所変更ができません。こうした住所関連の手続きは平日の日中しかできないことも多いため、時間があるとき早めに手を付けておくとスムーズです。

・ライフラインの開設

電気・水道・ガス・インターネット回線などのライフラインは、引っ越し当日かそれまでに開設できるよう準備しておきましょう。うっかりガスの開栓手続きを忘れると、引っ越し当日にお風呂に入れないことも…。

今の住まいで使っているライフラインの中止手続きと同時に、新居の開設手続きを進めると漏れがないのでおすすめです。

・引っ越し

引き渡し後に一番大変な作業となる引っ越しは、念入りに準備をしておきましょう。春前の引っ越しシーズンは混み合って予約が取れないケースもあるため、なるべく早めにスケジュールを押さえておくべきです。

引っ越し業者を頼む場合自分たちの作業は少ないかもしれませんが、カーテンや家具など買い足すべき物をしっかり準備しましょう。引っ越しで疲れているなか、あれもない、これもない、と当日買いに走るのはなかなか大変です。

建築実例

■よくある引き渡しのギモン

住宅の引き渡しとカギ

新築住宅の引き渡しでギモンに感じることが多いポイントをピックアップして回答していきます。ここでご紹介した以外のギモンや不安については、お気軽にご質問ください。

・引き渡し当日に引っ越して大丈夫?

手続き上は引き渡し完了と同時に自分の所有となりますので、引き渡し当日に引っ越すことは不可能ではありません。しかし、時間的な問題と何か不具合があったときに備えて、ある程度時間を空けることをおすすめします。

引き渡し自体は2時間前後で完了することが多いですが、そのあと引っ越しとなると時間的に厳しくなるケースが多いです。引っ越し屋さんへの指示や時間管理に気を取られると、引き渡しのチェックがおろそかになる可能性もあります。万が一引き渡しに時間がかかると、引っ越し屋さんを待たせてしまうケースも。

また、最終チェックで傷や不具合が見つかった場合、私たちハウスメーカーの手直しが入ります。簡単な補修なら入居後でも問題ありませんが、設備や材料の入れ替えなどの手直しになると入居前の方がスムーズです。

こうした観点から、引き渡しから入居までは1~2週間前後の余裕を設けておくのがおすすめです。

・傷が見つかったらどうするの?

新築住宅の施工中は建具やフローリング、設備などをしっかりと養生(保護材のこと)で傷や汚れから守ります。しかし、人間の手による作業ですから、小さなミスで傷がついてしまう可能性はゼロではありません。

引き渡し時に傷が見つかった場合は、私たち施工店がしっかりと補修して問題の無い状態にします。傷をそのままにしてお引渡しすることはありませんので、ご安心ください。小さな傷も見逃さないよう、私たちと一緒に時間をかけて細かくチェックしましょう。

・大安に引き渡したいのですが

これから長く暮らす我が家ですから、なるべく良い日に引き渡しをしたいと考える方も多いと思います。引き渡しの御希望日がある場合は早めの段階で私たち施工店にご相談いただき、余裕のあるスケジュールを組んでいきましょう。

新築住宅には多くの職方や材料が関わるため、綿密にスケジュールを組んでもその通りに進まないことがあります。職人さんの体調不良や災害による材料遅延など、避けようのないスケジュールの遅れも少なくありません。

引き渡しをギリギリの日に設定してしまうと、万が一遅れた場合次の日取りが遠くなってしまいます。大安や記念日など良い日取りを設定したい場合、早めにご相談いただければ幸いです。

■引き渡し当日にもっていきたいアイテム

シンプルでおしゃれな内装

印鑑や預金通帳など、引き渡しに必須の持ち物以外で、あると便利なものをピックアップしました。

・スリッパ

引き渡し当日はお施主様や私たち施工店のほか、銀行や司法書士などたくさんの人が出入りします。清掃が済んだきれいな状態ではありますが、スリッパを用意しておく方がお互いに気持ちよく過ごすことができます。引っ越し後も来客用のスリッパとしてそのまま使えますので、ぜひ用意しておきましょう。

・トイレットペーパー/ハンドソープ/タオル

引っ越しが終わるまでキッチンやユニットバスを使うケースは少ないですが、使用頻度の多いトイレと手洗い回りの備品はあると便利です。引き渡し前後に用を足したくなって、わざわざ近所のコンビニに行くのは大変ですよね。こちらも引っ越し後そのまま使えて無駄になりませんから、ぜひ用意していきましょう。

建築実例

■まとめ:引き渡し前後のサポートもネクストハウスにおまかせ

やることと考えることが多い新築住宅の引き渡しは、慣れないこともあり大変な行事です。引き渡しに伴うトラブルも少なくないため、私達ハウスメーカーと一緒にしっかり確認・計画してスムーズにこなしましょう。

ネクストハウスは引っ越しスケジュールから逆算した着工時期の提案や、引き渡し時のサポートもしっかりおこないます。各種手続きについても、住まいづくりのプロ目線でアドバイスします。私たちと二人三脚で考える負担を無くし、理想の住まいづくりを目指していきましょう。土地選定や資金計画、引渡しまでのスケジュールなどをご相談いただける無料相談会も開催しています。WEB相談会もご用意していますので、お気軽にどうぞ。

【無料相談会・WEB相談の受付はコチラ】

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