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平屋はL字型の間取りがおすすめ|計画のコツとは

最近、ライフスタイルの変化に合わせて「平屋」の人気が高まっています。その中でもL字型にする配置は、おしゃれで可変性が高くおすすめ!本記事では平屋の間取り計画のコツやメリットをご紹介していきます。これから新築住宅をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。

コラムのポイント

・人気の平屋について分かります。

・L字型の間取り計画のコツをチェック!

平屋の人気が高まる

平屋は古くからある日本建築のイメージがあるかもしれませんが、最近人気が高まっています。その理由としては、下記が挙げられます。

  • 階段が無くバリアフリー
  • 天井が高く開放的
  • デザインの多様性
  • 家事動線が効率的

平屋は階段がないため、高齢者や身体的制約のある方にとって移動が容易です。また一つの平面に全ての生活スペースが配置されているため、家事や日常生活がスムーズに行えます。荷物の運搬や掃除も楽に行えるため、快適性が高いとされています。

2階が無いため、天井が高く設定できるのもメリットです。部屋の間取りが広々としていて、開放感があります。また平屋は一つの平面に生活スペースが集中するため、各部屋の配置やレイアウトを自由に設計することができます。外観のデザインも多様であり、モダンなスタイルや伝統的なスタイルなど、さまざまなデザインに対応できます。

そして平屋は一つの階に生活スペースが配置されているため、冷暖房の効率が高くなります。また屋根面積が広く、太陽光発電や屋根上のソーラーパネルの設置に適しています。エネルギー消費の削減や自然エネルギーの活用が容易です。

平屋の間取りパターン

ここでは、平屋の間取りによく見られるパターンをご紹介します。ご自宅に合った配置パターンはどれか、考えてみましょう。

正方形

【注文住宅の間取りの決め方】7つの手順│4つの注意点も解説

正方形の平屋は、コンパクトでスッキリした間取りになるのが特徴です。必要な生活スペースを効率的に配置できるため、無駄なスペースが少なくなります。また各部屋へのアクセスが短くなり、移動がスムーズで便利です。

各部屋が中心を向いて配置されることから、開放感があります。全体的にバランスの取れたデザインになり、視覚的な均衡感を生み出します。また窓やドアを適切に配置することで自然光を効果的に取り入れられ、室内が明るくなります。

子供部屋や親の寝室が近くに配置されるため、コミュニケーションや見守りがしやすく、家族の絆を深めることができます。特に小さなお子さんがいるご家庭では、安心して子育てができる環境が整います。

長方形

長方形の平屋は一辺が他の一辺よりも長いため、広々とした空間を確保することができます。間取りの配置に柔軟性があり、各部屋を広く配置できるでしょう。また長い廊下を活用して、収納やワークスペースなどの機能を充実させることも可能です。

長い側面に窓を設けることができるため、自然光をたっぷりと取り入れることができ、室内を明るく開放的にすることができます。また、窓からの眺望を楽しむこともできます。

長方形の平屋は、プライバシーの確保の面からもおすすめです。各部屋を長辺に沿って配置することにより隣地との距離を確保し、プライバシーを守ることができます。特に庭やテラスなどを設ける場合、建物との距離があるため、開放感を持ちながらもプライベートな空間を確保できます。

また長方形の平屋は屋根の面積が大きくなるため、太陽光パネルの設置効果が高まります。断熱材や省エネ設備を効果的に配置することで、エネルギー効率も高いです。冷暖房の効率も高く、エネルギーの節約に貢献します。

L字型

L字型の平屋は、2つの翼が直角に接する形状を持っています。この配置により、主要な居室やリビングルームに対して、2方向からの自然光を取り入れることができます。窓やドアを適切に配置することで、室内を明るく開放的な雰囲気になります。

また2つの長方形が「L」の形状を作るため、建物の内部に中庭や庭園を形成できます。外部からの視線を遮りつつ、適度にプライバシーを確保できるでしょう。同時に中庭や庭園を通じて自然とのつながりを感じることができ、開放感のある空間を実現します。

もともと平屋は階段のない住宅形態ですが、L字型の平屋はさらにバリアフリーな設計がしやすいです。建物の一部が長い直線的な形状を持つため、車椅子や歩行補助具を使用する方にとって移動が容易です。また廊下やドアの幅を広く設定することで、バリアフリーな環境を提供できます。

「リビング」をL字型にするメリット

L字型の間取りには、メリットがたくさんあります。中でも過ごす時間の多い「リビング」は、L字型配置との相性も抜群です。その理由としては、下記が挙げられます。

  • 家族やゲストの交流を促す
  • 関連空間の効果的な配置
  • 視覚的な区切り
  • 自然光の活用

L字型のリビング配置は、家族やゲスト同士の交流を促進します。一方の翼にはソファやダイニングテーブルを配置し、もう一方の翼にはリラックススペースや遊びのエリアを設けることで、異なる活動を行いながらも「緩やかな繫がり」を感じることができます。

またL字型のリビング配置では、リビングスペースを他の部屋と接続することができます。例えば、リビングの一方の翼をダイニングエリアに、もう一方の翼を家族の集まるエリアやテレビ視聴スペースに割り当てられるでしょう。これにより、関連する空間を効果的に配置できます。

それだけでなく、L字型のリビング配置は部屋を視覚的に区切る効果があります。一方の翼をソファやテーブルを配置するエリアとし、もう一方の翼をリラックスや遊びのエリアとすることで、それぞれの用途を明確に区別できるのです。

2方向からの自然光を取り入れられるので、昼間は光が広範囲に広がり、室内を明るく照らすことができます。また、窓からの眺めや外部とのつながりも享受できます。

L字の間にある中庭を囲むようにリビングを配置することで、外部からの視線を遮れます。中庭には植栽や目隠しのフェンスを設けることで、さらにプライバシーの確保も期待できるでしょう。

L字型間取りの注意点

L字型の間取りにはメリットが多いですが、注意点もあります。具体的には、下記のポイントに気を付けましょう。

  • スペースのバランス:
  • 建物の形状と敷地の配置

L字型の間取りでは2つの翼が直角に接続しているため、各翼のスペースのバランスを考慮する必要があります。一方の翼が他方の翼よりも大きくなりすぎると、バランスが崩れたり、使用頻度の低いスペースが生まれたりする可能性があります。スペースの使用目的や家族のニーズに合わせて、適切なスペース配分を検討しましょう。

またL字型の平屋は建物の形状が特殊であり、敷地の形状や配置によっては適さない場合があります。敷地の形状や周囲の環境を考慮し、建物のL字型が調和した配置となるよう計画する必要があります。また、風通しや日照などの要素も考慮しましょう。

まとめ|L字型の間取りを検討してみよう

本記事では、平屋で人気のL字型の間取りについてご紹介してきました。開放的で広々とした空間は、家族の過ごしやすい住宅になるでしょう。新築検討の際は、ぜひL字型の間取りも参考にしてみてはいかがでしょうか。

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