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【暮らしやすい間取り】ライフステージ別│ライフスタイルの変化に合った家を作ろう

>施工事例:グレーと木目でまとめた落ち着きのある住まい

注文住宅を建築するなら、暮らしやすい・住みやすい間取りにしたいと思うのは当然のことです。ただし、間取りを考えるとき陥ってしまいやすい罠は「現在の年齢・家族構成」を前提に考えること。

本記事では年代ごとに暮らしやすい間取りのコツを解説し、ライフステージに変化があっても暮らしやすさが持続できるようにする方法をお伝えします。
長く気持ちよく住み続けられるよう、配慮された注文住宅を建築しましょう。

コラムのポイント
・ライフステージ別に「暮らしやすい間取り」のコツを解説!

夫婦世帯が暮らしやすい間取り

結婚したばかり、夫婦二人で暮らす場合は、お互いのライフスタイルを尊重する意識が大切です。どんな時間の過ごし方を望むのか、それぞれ意見を出し合ってみましょう。

積極的に趣味を楽しむよう意識

はつらつとしている20代・30代は外出する機会が多く、趣味に没頭したいときでもあります。夫婦で全ての空間を共有してしまえば、趣味の物が共有スペースにあふれて喧嘩になる場合もあるでしょう。「お互いの時間を尊重する個室」を作ることで空間を分け、趣味を楽しめる間取りにしましょう。

生活スタイルが異なるなら寝室を分けても

>施工事例:こだわりが感じられる寝室(立川モデルハウス)

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個室を設けるのは趣味のためだけではありません。異なる仕事に就いている場合は、帰宅時間や就寝時間が異なる場合もあるでしょう。「寝室を分ける」ことで快適な睡眠環境を整えられます。

仕事だけではなく、どちらかが趣味で夜更かしをする場合にも、自分だけのインテリアの部屋を作り上げたいという欲求にも寝室を分けることは効果的です。

来客に備えてLDKは広めに

夫婦二人世帯であっても「LDKは広めに作ること」をおすすめします。なぜなら、来客があったとき、広めのLDKであれば快適に過ごせるからです。

来客は常に1人・2人の少人数とは限らず、子ども連れである場合も多いでしょう。将来自分たちの子どもが生まれた場合も考えて、広め広めに確保する方が後悔は少ないといえるでしょう。

>関連コラム:LDKの間取りレイアウトや失敗例をチェック。写真付き実例

小さな子どもがいる世帯が暮らしやすい間取り

小学校入学くらいまでの小さな子どもがいる世帯では、子どもが生活の中心になっていきます。一人でできないことも多い、子どもの安全を守れる工夫が求められるでしょう。

子どもの様子が見られるよう意識

>施工事例:スキップフロアと吹き抜けで息遣いを感じる家(神奈川県)

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対面式のキッチンにする、LDK和室を一体的に作るなどして「常に子どもの様子が見られるように間取りを工夫する」ことも大切です。

子どもは急に成長するため、昨日までできていなかったことが今日できるようになります。安全と思っていた場所も、遊び方が変われば危険な場所に変わってしまいます。小さな子どもと一緒に過ごす間取りは、子どもの安全を最優先に考えましょう。

家事・遊びに有効な畳を上手に活用して

また、小さな子どもと暮らすなら「畳の部屋の活用」を考えてみましょう。
畳の部屋は柔らかいので、子どもを寝かせる場所として、おむつを変える場所として、さらに洗濯物を畳む場所として、来客用の客間として様々な利用方法が考えられます。

リビング・ダイニングとつなげることで開放的な間取りにもなるので、家事にも遊びにも、住環境の向上にも効果的な畳の部屋の導入はおすすめです。

>関連コラム:新築におしゃれな和室|メリット・デメリットもわかる注文住宅の実例

洗濯動線を意識した間取りに

小さな子どもと暮らしやすい家にするなら「家事動線」を意識した間取りは欠かせません。
子どもが寝ているわずかな時間で家事を完了させ、起きているときも常に視界に子どもの姿を留めておく必要があるからです。

水回りをまとめてLDKの近くに配置することで、子どもを視界から外す時間を最小限にしたり、子どもとのコミュニケーションを最大限図ることが可能になります。
家事に消費する体力が少なくなるので、趣味などにも力を注げるようになる点もメリットです。

>関連コラム:ランドリールームのある間取りで洗濯動線を快適に|新築注文住宅レイアウト実例

大きな子どもがいる世帯が暮らしやすい間取り

小学校入学から高校生までの間は、成長への配慮と収納が大きなテーマになります。団らんする時間と一人でいる時間、増えていく学用品。こうした問題への対処を間取りに盛り込みましょう。

集中・分散収納を充実させる

>施工事例:半地下空間も収納として有効活用(相模原モデルハウス)

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小学校に入学すると、問題になりやすいのは収納の問題です。
学年が上がるにつれて学用品は増えていき、制作品など思い出の品も増え続けます。物の増加に対抗するために「集中収納と分散収納」を作りましょう。

WICや納戸など大型の集中収納があれば、ひな祭りやプール道具など、体積の大きな物を綺麗に収納できます。一方でリビングにはティッシュやテレビのリモコン、洗面所には歯ブラシやひげ剃りなど、細々とした分散収納も必要になります。
暮らしやすい間取りを目指すなら、集中と分散、両方の収納を準備しましょう。

>関連コラム:【35坪、40坪】土間収納におすすめの間取り|おしゃれな事例を紹介

団らんと一人の時間を楽しめるよう

子どもが大きくなると、団らんの時間に加えて一人の時間が大切になります。「団らん・一人どちらの時間も確保できる間取り」を考えてみましょう。
家族で集まれるLDKだけでなく、静かに本を読む時間を楽しめる個室や書斎を準備すれば、家族一人ひとりの時間はより有意義になります。

また、LDKの中でも、ソファ・ダイニングテーブル・和室と複数の場所を準備することで、気持ちの機微に対応した過ごしやすい空間が生まれるでしょう。

可変性のある間取りが望ましい

子どもの成長とともに、部屋に対する要求は大きく変化します。要求に耐えられるように「可変性のある間取り」を考えましょう。

たとえば、簡単なリフォームで仕切りを壊せる壁や、家具で仕切れるようにした部屋です。ほかにも、個室に加えて家族の誰もが使えるスタディルームを設ければ、好きな場所で勉強できるようにもなります。

個々人の心身の成長や性格の変化に耐えられる間取りを目指してみましょう。

老夫婦世帯が暮らしやすい間取り

>施工事例:落ち着きのあるフラットな空間

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子どもが自宅を出て、再度夫婦二人暮らしになったら、バリアフリーを中心に体や健康を気遣う意識を間取りに反映させましょう。

お互いの健康状態が分かるように

子どもが巣立って夫婦二人に戻ったときは「健康状態を確認しあえる間取り」を意識したいところです。

高齢になったとき、不安を感じるのは急な体調不良です。たとえば浴室における急激な温度変化によるヒートショック、段差につまづくことで生じる転倒・骨折。誰にも気づかれなければ動きが取れず、大事に至る可能性があります。

広くつながる間取りにして、家族の健康状態をお互いに把握できるようにしましょう。

バリアフリーに対応する

比較的高齢になってからは「バリアフリーへの対応」は暮らしやすさに直結する要素です。

外構・アプローチ部分の段差をスロープに、玄関の段差部分やトイレに手すりを。こうした配慮を考えておくことで、歩く・座る・立ち上がる様々な動作が非常に楽になります。

可能であれば、建築当初からバリアフリーのことも考えて、スペースだけでも作っておくことをおすすめします。

掃除・メンテナンスが簡単な間取り

最後に「掃除やメンテナンスが容易な間取り」を目指しましょう。

若いときも年を取ってからも、日々の掃除は大変なものです。フラットな間取りで通路幅などもしっかり取ることで、ロボット掃除機が活躍したり掃除機をかけるときも手間なく掃除ができるようになります。

築年数が経過すると、屋根や外壁など各種メンテナンスが求められることがあります。単純な形の屋根や外壁を採用することで、簡単にメンテナンスできるよう配慮しましょう。

まとめ│どの世代でも暮らしやすい間取りに

>施工事例:フラットな空間を実現できる平屋(茂原モデルハウス)

ライフステージに応じた、暮らしやすい間取りについて解説しました。

世代別に暮らし方を想像してお伝えしましたが、実はどのコツも他の世代にとっても暮らしやすい間取りに関係します。たとえばバリアフリーは子どもにとって動きやすい間取りになり、収納の多い間取りは高齢者にとっても嬉しいもの。

現在の年齢・状況に偏らずに、どの年代でも過ごしやすい家を目指してみましょう。

ネクストハウスでは、自宅にいながらプロに相談できる「おうちでオンライン相談」を実施しています。豊富な経験からアドバイスできるので、ぜひお気軽にご相談くださいね。

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