【平屋の中庭】快適な時間を生み出す中庭の種類と活用法

 

憧れていた平屋の家。そんな平屋の中庭で、常に自然が目に入る環境の中で、休日はのんびりとガーデニングを楽しみながら、隣では子どもたちが無邪気に遊んでいる…。そんな生活を想像すると、とても心安らぎますよね。
平屋の家は、常に中庭の自然をそばに感じながら、生活をすることができます。中庭があることで、自然を感じる以外にも通気性や採光、健康面へのプラスの影響など、様々な面で暮らしが豊かになります。

今回は、平屋暮らしとは切っても切り離せない中庭の魅力を、たっぷりご紹介します!
このコラムが、これからの家づくりをさらに楽しく、有意義なものにするきっかけとなれば幸いです。

 

 

コラムのポイント
・平屋の中庭の形は、『コの字型』『ロの字型』『L字型』の3種類があり、採光や通気性の面でそれぞれの良さがあります。
・中庭があることで、各部屋へのふんだんな採光や、通気性の向上、プライベート空間の創出などたくさんのメリットがあります。
・このコラムを読んでいただくことで、中庭の良さを知るだけでなく、今後の平屋での中庭作りの引き出しになります。

 

 

 

中庭によって変わる暮らし

 

平屋の家を検討していらっしゃる方で、中庭には存分にこだわりたい!と思っている方はとても多いのではないでしょうか。普通の庭と違い、少し閉鎖的で、プライベート感が漂う、自分たちだけの庭…、という雰囲気の強い中庭だからこそのこだわるだけの魅力があります。

 

また、日々仕事や子育てなど、やることに追われてめまぐるしく生活をしていると、ほっと一息つきたくなります。そんな時も、中庭という自然がほっと一息つく時間を、自然とプレゼントしてくれるのです。

 

 

 

中庭はどんな形の種類があるの?

 

そんな中庭には、様々な形があり、大きく3種類に分けることができます。1つずつ見てみましょう。

 

 

① コの字型

コの字型というのは、家を真上から見た時にカタカナのコの字のように見えるために『コの字型』と呼ばれています。

この形の中庭を持つ家の特徴は、中庭をつくることによって中庭と隣接する部屋が角部屋となるということです。そうすることで、他の間取りの家に比べて、それぞれの部屋がしっかりと採光ができ、部屋全体が明るくなるというのが大きな特徴です。

 

ポイント

コの字型にする場合、建物の向きや家の角度など様々な条件を確認して家づくりをする必要があります。コの字型にしたものの、思った以上に採光ができずに全体的に暗い部屋になってしまった、肝心の居住スペースを縮小せざるをえなくなった、という可能性もあります。

 

 

② ロの字型

ロの字型は、中庭の四方を建物で囲んだものです。家を真上から見た時に、カタカナのロの字に見えるためロの字型と呼ばれています。

この形の中庭を持つ家の特徴は、中庭が四方全て家の壁に囲まれているということです。ロの字型にすることで、中庭を中心として家の中をどこへでも行き来することができる、回遊動線を作ることができます。

回遊動線とは、一筆書きで家中を留まることなく巡ることができるという動線のことです。この回遊導線によって、家を広く大きく、空間を繋げて感じることができます。また、部屋同士を簡単に行き来できるので生活動線が短くなるというメリットもあります。

家中どの部屋からも中庭が見えるので、常に自然が目に入り、身近に感じながら過ごすことができます。

 

ポイント

コの字型の中庭と同様、間取りを考える際に採光を考慮しないと暗く湿気のたまりやすい中庭になる可能性があります。近隣の家が近く、採光が少し難しい環境であっても採光できる中庭にする工夫をしていきましょう。

また、排水面も整えておく必要があります。大雨や自然災害などの時、中庭に水が溜まることでプール状態になってしまう危険性もあります。設計段階で排水菅を設置するなどの対策を、しっかりとしておきましょう。

 

 

③ L字型

L字型は、住宅をL字型にして中庭の2面を壁などで囲んだものです。家を真上から見た時に、アルファベットのLの字に見えることからL字型と呼ばれています。

この形の中庭を持つ家の特徴は、建物の形がシンプルなため、間取りのプランニングが柔軟にできるということです。コの字型やロの字型に比べると、家そのものはそこまで大きくできなかったり、縦に長い家になったりする可能性がありますが、どの型の庭よりもしっかりとした採光が可能です。

 

ポイント

通常の庭に近い形となるので、プライベート感はあまり感じるものではありません。家族のプライベートを重視したい、外の目を気にせずに中庭のお手入れをしたり子どもと過ごしたりしたい、という場合にはあまり向かないかもしれません。

 

 

 

中庭が生活に与えるプラスの影響

 

中庭があることによって、自然による癒し効果だけでなく、生活面に対しても健康面に対しても、プラスの影響がたくさんあります。

 

 

各部屋にしっかりと光が届く!

真っ先に中庭のメリットとして挙げられることが、家の中が全体的に明るくなるということです。部屋が中庭に隣接していることで、北側のように通常光が入りにくいスペースでも、光を行き届かせることができます。そうすることで、自然光あふれる暮らしが実現します。太陽の光と共に生活するということは、体内時計を正常にし、体調を整え健康に過ごすことに繋がります。

家の周りにたくさんの隣家が立ち並んでいるからといって、諦める必要はありません。周囲に建物が密集しているような場合でも、しっかりとした採光をすることができます。

 

 

プライベート空間の創出!

中庭は、基本的に建物の内部にあるため外からの視線にさらされることがありません。近年、物騒なことが多く、まだ小さい子どもが目の届かない場所で遊ぶのは心配…という場合でも安心して遊ばせることができます。

カーテンを開けっ放しにして光を室内に入れながら、庭の緑をインテリアとして楽しむことができたり、夏は子どもをビニールプールで遊ばせたり…。それだけでなく、洗濯物や布団をたくさん干す事もできます。たくさんの選択肢によって、中庭を楽しむことができます。

 

 

通気性アップ!

中庭を囲む窓を開けることで、家中に空気を行き渡らせることができます。それぞれの部屋の窓を対角線上開けることで、とても風通しが良くなり、季節ごとの風の向きも楽しむことができます。気候のいい時期はもちろんのこと、ジメジメとした梅雨の時期でも、風を通すことで空気を入れ替えることができます。また、冬の乾燥するような時期でも空気をしっかり入れ替えることで、適度な湿度を保つことができます。

通気性が悪いと、どうしてもアレルギー症状が悪化したり、食品が傷みやすかったりと生活面でも影響があります。気持ちよく過ごすことができる、というだけでなく、生活への悪影響を未然に防ぐ、予防できるということができるのは大きなメリットでしょう。

 

 

平屋には魅力的な中庭を!

 

平屋は、どの部屋で過ごしていても、中庭を身近に感じることができる唯一の家の形です。建てたばかりの時は大きな木や草花など何もなくても、月日が流れるとともに草木の成長を感じ、人間と庭が共に変化をする姿を追いかけるというのも一つの暮らしの楽しみ方かもしれません。

インテリアや好みに合わせて作り上げた中庭は、さらに生活の質を向上させてくれるでしょう。

 

平屋の建築をお考えの方、どのような中庭にするか検討中の方は、ぜひネクストハウスにご相談ください!