注文住宅を2,000万円で建てることは可能?費用の内訳やコツを紹介

注文住宅と聞くと「高そう」「費用がかかりそう」といった印象を受ける人が多いでしょう。家を建てる場合ある程度予算を組みますが、2,000万円という金額で注文住宅を建てることは可能なのでしょうか。

 

今回は、建築費を2,000万円以下に抑えつつ満足のいく注文住宅を建てるコツについて紹介していきます。注文住宅を建てる際にかかる費用の内訳についても触れていくので、これから購入を検討している人はぜひ参考にしてみてください。

 


目次
■注文住宅の広さと建築費の相場
■注文住宅を建てる際かかる費用
■注文住宅を2,000万円で建てる条件
■2,000万でも満足な注文住宅を建てるコツ
■まとめ│2,000万円でも満足のいく注文住宅を建てることは十分可能


建築実例

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■注文住宅の広さと建築費の相場

便利な畳の小上がりスペース

注文住宅は建売住宅と異なり、家を建てる人が予算を自由に調整できます。さまざまな工夫で建築費を抑えた1,000万円台の家、こだわりの内装や間取り設計の4,000万円台の家、といったようなケースが存在するのです。

 

住宅金融支援機構によると、住宅面積の全国平均は約125.8㎡、建築費は約3,454万円となり、地域ごとに差はありますが約130㎡(約40坪)くらいの家を建てる際、建築費は3,000万円台前半の費用がかかることが分かります。

 

しかし、家の形や間取り、設備のグレードを下げるなどの工夫をすれば予算2,000万円でも十分に注文住宅を建てることは可能であるため、どこにお金をかけるか、どの部分のコストを削るかをよく検討してみましょう。

 

■注文住宅を建てる際かかる費用

明るいデザインの注文住宅

注文住宅を建てる際、土地以外で建物にかかる費用にはいくつかの種類があります。予算を設定する段階でそれぞれにどれくらいの費用がかかるのかを把握し、予算内で家を建てられるように計画を立てましょう。

 

ここでは、注文住宅を建てる際にかかる費用の内訳について紹介していきます。

 

・本体工事費

建物本体にかかる費用であり、本体工事費は注文住宅を建てる際にかかる費用の75%~80%が相場です。

 

仮設工事、基礎工事、木工工事といった基礎・構造づくりや、外装や屋根、窓やドア、断熱材やタイルの取り付け、電線や水道管の配線・配管、空調工事、住宅設備の設置工事などが含まれます。

 

ここに庭や駐車場といった外構費用は含まれません。広告などに記載されている「住宅価格」や「坪単価」は本体工事費のみを指していることが多いため注意が必要です。

 

実際にはその他の諸費用を含めるとさらに金額は上がると考えておいた方がよいでしょう。

 

・付帯工事費(別途工事費)

建物以外の工事にかかる費用を付帯工事費と呼びます。全体の15%~20%が目安で、外構工事や水道管・ガス管を敷地に引き込むための工事、照明やエアコンといった家電購入・取り付けにかかる費用も含まれます。

 

建て替えの場合には解体費や地盤調査、地盤改良といった費用も必要になるため、土地の条件や購入の条件によってかかる費用は前後するでしょう。

 

本体工事費と付帯工事費を合わせて「建築工事費」と呼びます。

 

・諸費用

建物や建物周りの工事にかかる費用以外のものは諸費用とされ、全体の5%~7%が目安です。諸費用には税金関係、契約手数料や印紙代、住宅ローンに関わる費用、家具や引っ越し代といったものが含まれます。

 

現金で支払うものが多いため、いざ注文住宅を建てようと思った際にはある程度手元に余裕をもって資金を用意しておく必要があるのです。

 

また、地鎮祭や職人さんへの差し入れなど細かなところでの費用がかかることもあるため、計画的な資金運用を心がけましょう。

 

■注文住宅を2,000万円で建てる条件

注文住宅を2,000万円という予算で建てる際、コストを削れる部分とそうでない部分とがあります。家の安全上、耐震や耐熱といったものに関しては最低限の条件をクリアしておくことが望ましいでしょう。

 

また、建物の構造自体も計画的にデザインしていく必要があります。

 

・耐震、耐熱の最低基準をクリアしていること

耐震等級は1~3まであり、住宅性能表示制度で定められている耐震性のレベルでは3が最も高い数値となります。

 

建築基準法をもとに家を建てる際「阪神淡路大震災」レベルの地震に耐えられる耐震等級1の基準を満たしていますが、それ以上の高い等級を選択することも可能です。

 

しかし、耐震等級を上げるためには間取りの制限があったりコストがかかってしまうといったことがあるため、予算と照らし合わせながら選択することをおすすめします。

 

耐熱性についても、断熱材には様々な種類があるため性能と費用のバランスを見極めて選ぶようにしてください。

 

・デザインはある程度シンプル

個性的なデザインで見た目もおしゃれな家は憧れますが、家の形が複雑になればそれだけかかる施工費も高くなります。なるべく外壁全体の凹凸をなくし、表面積が少なくなるようなシンプルな形にすることがコストを抑えるコツです。

 

内装や外観にもこだわりたいのであれば、あらかじめ優先順位を決めてお金をかける部分とそうでない部分を分けてプランを練りましょう。

 

■2,000万でも満足な注文住宅を建てるコツ

予算2,000万円でも十分満足のいく注文住宅を建てるためには工夫が必要です。ではどのような工夫をすればよいのでしょうか。

 

実際に2,000万円で注文住宅を建てたい、そう考えるのであればこれから紹介する方法をまずは検討してみてください。

 

・平屋構造にする

平屋を建てる際には2階建ての家よりも広い土地が必要となりますが、土地の状態、住む地域によっては土地の費用を抑えることが可能です。延べ床面積約30坪でも1,000万円台後半の予算で平屋を建てることができます。

 

平屋は2階部分がなく、足場を組む量も少なくなるため施工費を抑えることができますが、延べ床面積の広さや家の形状によっては2階建ての家と同等かそれ以上の工費がかかることもあるため注意してください。

 

ワンフロアの利点を活かし、間取りや設備にこだわった素敵な平屋は最近人気を集めているため参考にしてみるとよいでしょう。

 

・間取りや建物の形を工夫する

間取りについてはできるだけ間仕切り壁をなくしたものや、廊下をつくらないシンプルな間取りであるとコストを抑えることが可能となります。また、外観については先述した通り正方形に近い形の「総2階」だと施工費を抑えられるでしょう。

 

外壁はサイディング、屋根はストレート材が標準建材ですが、これらの素材でもメンテナンスが少なくて済むものもあるので、予算に余裕がある場合には採用するとよいかもしれません。

 

内装もできるだけシンプルなものとし、造り付けの家具といったものではなく市販のものを上手く活用しましょう。家族構成や暮らしに変化があった際にも柔軟に対応できるため、これといったデメリットは存在しません。

 

・ハウスメーカーに相談する

予算があらかじめ決まっているのであれば、それをもとにハウスメーカーに相談してみましょう。ハウスメーカーは予算に合う最適なプランを提案してくれるので、金額面で無理をせず、可能な範囲で理想の注文住宅を建てることができます。

 

実際に間取りや設備をシミュレーションすることでその他にも必要なものが見えてきたり、逆に不要な部分が明確になるため、家づくりで迷った際には信頼できるハウスメーカーに意見を求めるのが有効です。

■まとめ│2,000万円でも満足のいく注文住宅を建てることは十分可能

予算2,000万円で注文住宅を建てる際、間取りや外観など部分的に工夫をすることで満足のいく家を建てることが可能です。

 

せっかくの注文住宅なので、こだわりたい部分にはお金をかけるなど、バランスよく予算配分をしていきましょう。また、注文住宅を建てる際には建物以外にもかかる費用があるので、あらかじめ余裕をもった資金準備が必要となります。

 

今回の記事を参考に、限られた予算のなかでも満足のいく素敵な注文住宅を建ててみてはいかがでしょうか。

 

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