目次
最近は価格を抑えた「ローコスト住宅」という言葉を目にすることが増えてきました。価格が安いのはとても魅力ですが、間取りづくりに制限があるのでは、と不安を感じる方も少なくないようです。
そこで今回は、ローコスト住宅でも妥協しない間取りづくりをするためのコツや会社選びの注意点を解説。東京都内で実際に建てられたローコスト住宅の実例も写真付きで掲載します。
目次
■ローコスト住宅とはどんな家
■間取りのコストを抑えておしゃれにするコツ
■ローコスト住宅の会社選び注意点
■東京のローコスト住宅実例
■まとめ
建築実例
■ローコスト住宅とはどんな家
住宅業界で最近見かけることが多くなったローコスト住宅。価格が安いということは分かりやすいですが、実際にどんな基準があるのか、どうして安いのかという点は気になりますよね。実は、ローコスト住宅には法律などで定められた明確な基準はありません。イメージとしては洋服の「ファストファッション」のようなもので、流行を採り入れつつ価格を抑えた住宅の総称です。ファッションとの一番の違いは「ちょっと使って買い替える」のではなく「安くてもしっかり長く使える」という点。
何故安くて長く住める家を作れるのか、という点についてはハウスメーカーや工務店の企業努力が理由の一つ。「安い家」と聞くとまず建売住宅が思い浮かびますが、プランの自由な注文住宅も会社の努力で安くなっているのです。例えば内外装の建材をある程度統一して仕入れ価格を下げたり、スムーズな工程で人件費を削減したりといった具合です。
ネクストハウスも自社開発の「オリジナルオーダーシステム」で、プランの自由度と効率化を両立するハイコストパフォーマンスの住まいをご提供しています。価格を抑えつつ耐久性にもこだわり、最長60年の保証体制も整備。安くてもしっかり住める家を作りますのでご安心ください。
■間取りのコストを抑えておしゃれにするコツ
ローコスト住宅の間取りを、コストをかけずにおしゃれに仕上げる基本的な考え方をご紹介します。ちょっとしたことでおしゃれな空間に仕上げることができますから、間取りプランが味気ないと感じている方もぜひ採り入れてみてください。
・シンプルとアクセントのバランス
材料や工程の無駄を省きコストを抑えるにはシンプルな間取りが効果的ですが、あまりにシンプル過ぎると味気ないですよね。ローコスト住宅をおしゃれに仕上げるには、シンプルな中に程よくアクセントを入れるのが効果的です。
例えば木目調のパネルを壁面全体に採用するのは材料費・工賃ともにかかりますが、壁の一部にアクセントとして使えばコストを抑えられます。周りをシンプルにしたちょい足しデザインは、バランスを調整してあげればさまざまな好みに対応しておしゃれに仕上がります。また、基本がシンプルなデザインは流行に左右されず、長い間飽きずに楽しめるというメリットもあります。住宅の寿命が延びている昨今、長くおしゃれに暮らすなら、シンプル&アクセントの組み合わせがおすすめです。
・オープンなつくりにする
間取りの工夫でコストを抑えるテクニックとしては、大開口のLDKなどオープンなつくりにする方法もあります。壁の材料と工賃、クロスなどの仕上げを削減でき、のびのび過ごす広いお部屋が作れます。
大きな空間にすることで、照明やクロスのデザインの選択肢が増えおしゃれに仕上げやすくなる点も魅力的です。窓の配置なども工夫して、明るくおしゃれな空間を演出しましょう。
ただし、オープンな間取りは解放感のあるおしゃれな造りにしやすい反面、プライベートスペースの確保が重要となります。壁を作ってしまうと圧迫感が出て狭くなり、結局コストが上がってしまいます。本棚などの収納を置いて緩やかに視線を遮るなど、インテリアのレイアウトでプライベート感を出すのがおすすめ。ライフスタイルの変化に模様替えで対応できるため、お子さんの成長や巣立ちで家族構成が変わっても問題ありません。
・コンパクトな平屋にする
ご夫婦二人やお子さんが一人のご家庭など、多くの部屋数が必要ない場合はコンパクトな平屋の間取りもおすすめ。平屋は建物のコストを抑えやすく、外観・内観ともにシンプルでおしゃれに仕上げやすいです。ローコスト住宅との相性が良い間取りといえるでしょう。
床面積が少ないと毎年の固定資産税も抑えられるため、結果としてランニングコストも軽減できます。外壁塗装などのメンテナンスも、2階部分の面積が少なく足場も減らせるため安くなりますよ。
・水回りの位置をまとめる
キッチン・ユニットバス・トイレ・洗面の水回りはなるべく一か所に集めるとコストを抑えられ、すっきりおしゃれな間取りがつくりやすいです。給排水などの配管材料と作業手間が抑えられるため、設備のグレードを落とすことなくコスト削減につながります。
朝の準備ではキッチンで朝食、洗面で身支度を整え、トイレを済ませる、と水回りでの行動がメインとなります。水回りを近い位置に配置すれば、移動をスムーズにして効率良い朝の身支度ができるでしょう。また水回りを集中させることで、LDKなどの居室を大きく確保しやすくなります。開放的でおしゃれな空間をつくりやすくなるため、結果的に住まい全体の意匠性がアップしますよ。
建築実例
■ローコスト住宅の会社選び注意点
価格を抑えて家を建てる場合、会社選びに不安を感じる方も少なくないのではないでしょうか。ローコスト住宅でもしっかりとした家づくりをして後悔や失敗を防ぐための会社選びについて見ていきましょう。
・断熱性/気密性
どんなに安い家でも、快適に過ごす性能を持っていないと安物買いの銭失いになってしまいます。特に快適性に大きく関わる断熱性や気密性については、特にチェックしたいポイント。
ローコスト住宅の会社がどんな断熱処理をしているかなど、ホームページを見たり質問したりしてチェックしましょう。ホームページに記載が無かったり、明確な回答がなかったりする会社は建物の断熱性能が低い可能性があります。
ネクストハウスは一般的なグラスウールの1.5倍の性能を持つ断熱材を使用しています。冷暖房効率を高め、暑い夏や寒い冬も快適に過ごすことが可能です。
・保障制度とサポート体制
前述したように、ローコスト住宅は価格が安いからといって人生で何度も建て替える物ではありません。耐震性や耐久性の基準は建築基準法で定められていますが、長く安全に暮らすためには建物の保証とメンテナンスが不可欠です。ローコスト住宅を建てる会社を選ぶ際は、建物の保証制度とサポート体制もチェックしましょう。
法律では建物の構造に最長10年の保証を設けることになっていますが、寿命が延びている現代の住まいにとって十分とは言えません。ネクストハウスは10年ごとの定期点検とメンテナンスのサポート体制を整え、最長で60年の延長保証をご用意しています。ローコスト住宅では特に保証とサポートについて注目し、長く暮らせる家づくりをしている会社を選びましょう。
・プランの数と自由度
「ローコスト住宅を選んだら、プランが作り込めず建売と変わらなかった…」という失敗例は少なくないようです。ある程度選択肢を絞ることはコスト削減に必要なことですが、安さを追求するあまり不自由な家になっては注文住宅を建てる意味がありません。ローコスト住宅の会社選びでは、「自由なプランが作れるか」という点に注目してください。
会社が用意している住宅商品のラインナップも要チェックポイントです。複数の基本プランを用意している場合、希望に近いプランをカスタマイズしていけば失敗しづらいでしょう。多くのプランを用意していてプランの自由度が高い会社を選ぶのが、ローコスト住宅の失敗を防ぐコツです。
ネクストハウスは平屋からおしゃれなモダンスタイルまでカバーする、5つの基本プランをラインナップ。幅広い家づくりのご要望に対応いたします。
■東京のローコスト住宅実例
都内で実際に建てられたローコスト住宅の実例をピックアップしてご紹介します。コストを抑えつつおしゃれに仕上げているアイデアやテクニックに注目してみてください。
・シンプルに仕上げた明るいLDK
フローリング・建具・クロスすべてをホワイトに統一し、様々なインテリアに対応しやすい広々LDKです。ブラックのテレビボードがアクセントとなって大開口の空間を引き締めています。この事例のように、間取りはコストを抑えてシンプルに仕上げ、インテリアでおしゃれに仕上げるのも一つの手段。流行の移り変わりに合わせて家具を買い替えることもできるため、これからのローコスト住宅にはおすすめの選択肢です。
・アクセントがおしゃれなモダンデザイン
フローリングと建具に合わせたキッチンのアクセントウォールがおしゃれな、モダンスタイルの間取りです。ホワイトのベースに統一したウッド調を程よく配置することで、シンプルながらおしゃれに仕上げています。流行に左右されずいつまでもおしゃれな印象を維持できるため、友人を招くことが多いご家庭にもおすすめ。
建築実例
◼まとめ：東京のローコスト住宅はネクストハウスにご相談ください。
ローコスト住宅で価格を抑えながらも、妥協せずおしゃれで使いやすい間取りを作ることは難しくありません。ただし、安くても長く快適に暮らす家を建てるため、建てる会社選びには注意が必要です。
ネクストハウスは東京・神奈川に複数の自社モデルハウスをご用意し、建物の仕上がりや構造をご覧いただけます。ご家族の暮らしを守る住まいをチェックしつつ、デザインや間取りの参考にも活用できます。お気軽にご活用いただければ幸いです。
また、ご自宅で使えるWEBのご相談受付も始めました。お仕事が忙しい方やお子さんから目が離せない方なども、ご都合の良い時にご相談ください。土地探しや資金計画など、お住まいのどんなお悩みにもお答えいたします。
