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間取り「DEN」の意味|おしゃれで便利な住まいに

住宅計画を進めていると、間取り図面の中で「DEN」という用語が登場することがあります。本記事ではDENの意味や間取りへの活用方法などを詳しくご紹介します。納得のいく住宅づくりに、ぜひお役立てください。

コラムのポイント

・「DEN」の意味が分かります。

・DENの具体的な計画方法をチェック!

間取りの「DEN」とは|読み方も

「DEN(読み方:デン)」は、多目的に使える小さな部屋のことを指します。特に具体的な用途は定まっておらず、1~2畳程度の狭いスペースになることが多いです。

DENはリビングや寝室といった他の居室から独立しており、さまざまな目的に利用されます。オフィススペース、図書室、子供の遊び場、ゲストルーム、ホビールーム、テレビ視聴スペースなど、さまざまな目的に合わせて活用できるでしょう。

DENの設置や利用方法は、住宅のデザインや家族のニーズに合わせて異なります。余ったスペースをDENにしたり、フレキシブルな多目的ルームとしてあえてDENを組み込んだりと、ライフスタイルによって様々な取り入れ方があります。

「DEN」と「S」の違い

DENとよく似た言葉として「S」があります。これは「サービスルーム」のことを指し、基本的にはDENと同じような部屋です。

窓が無いため法律上居室と認められず、マンションなどでは「2LDK+S」のように表記されることが多いでしょう。

DENのおすすめの間取り

ここでは、DENのある間取りでおすすめのパターンをいくつかご紹介します。「間取りにDENがあるけれど、具体的にどうやって使えばいいのか分からない」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

書斎やワークスペースにする

書斎やワークスペースは、集中して作業するための静かな環境が求められます。DENは他の居室から独立しているため、外部の騒音や日常の生活の中での気が散る要素を最小限に抑えられるのがメリットです。

DENスペースを書斎として使う場合、必要な機器や資料を整理整頓できるようなデスクや収納スペースを設けることが重要です。DENにはパソコンやプリンター、文具類、書類などが置けるため、作業効率がアップするでしょう。

子ども部屋にする

DENスペースを子ども部屋として活用することは、おすすめの方法です。DENは、子ども専用のプライベートスペースになります。自分自身のアイデンティティを形成し、自己表現や自己成長を促す環境づくりに役立ちます。

子どもは成長に伴い、興味や必要な環境が変わってきます。DENスペースを子供部屋として活用する場合は、成長に合わせて柔軟にレイアウトやインテリアを変えることができます。将来的にもっと広いスペースが必要になったら部屋を移るなど、フレキシブルな対応ができておすすめです。

収納スペースにする

DENの活用法として最も多いのが「収納スペースにする」という方法です。衣類、書類、季節品、家電製品など、家庭内で必要なアイテムを整理・収納できます。

DENを収納スペースとして活用することで、他のスペースの負担を軽減することができます。リビングルームや寝室など、生活空間のスペースを広く使えるのがメリットです。大きな収納スペースが確保されることで、日常の生活をスムーズに行えます。

スッキリと収納するには、DEN内部に収納ボックスやバスケット、引き出しの仕切りなどを置くのがおすすめです。用途やアイテムに合わせて収納アイテムを選べば、スペースを最大限に活用できます。

DEN計画のコツ・ポイント

ここでは、DENを便利に活用するための計画ポイントをご紹介します。DENは幅広い使い方ができるというメリットがありますが、きちんと計画しないと「結局何に使うにも不便…」という失敗に繋がってしまいます。適切に計画を立てることで、使い勝手の良いDENスペースを作りましょう。

照明器具を付けておく

DENに照明を設置することで、スペース全体が明るく照らされます。明るい照明は部屋を広く感じさせ、視覚的な魅力を高めます。明るい環境では、作業や読書、趣味に集中しやすくなります。

また、照明があることでスペースの機能性と利便性が向上します。作業スペースとして使用する場合、明るく均一な照明は集中力を高め、作業効率を向上させます。照明の位置や明るさを調整できるようにしておけば、特定のエリアを重点的に照らすことも可能です。

明るい照明は転倒やけがのリスクを減らし、作業や移動の安全を確保します。また照明の色温度や光の配分を適切に調整することで、目の疲れを軽減することができます。

ペンダントライトや間接照明といった美しい照明器具を選ぶと、スタイリッシュなデザインを引き立てることができます。アートや装飾品を設ける場合は、照明による演出効果も期待できるでしょう。

コンセントの確保

「DENにコンセントは必要ないのでは?」と思われるかもしれませんが、意外と重要です。コンセントを設置することで、電子機器の使用や充電が簡単に行えます。パソコン、ノートパソコン、スマートフォン、タブレットなど、さまざまな電子機器を充電したり、電源に接続するのに便利です。電子機器を充電しながら利用することができるため、便利さと快適さが増します。

他の部屋からタコ足配線でコンセントを使う方法もありますが、安全性や利便性を考えると専用のコンセントを付けておくのがおすすめです。特にDENを書斎やワークスペースとして使う場合には、ケーブル管理とスペースの整理がしやすくなって便利でしょう。PC周辺はコンセント周りのケーブルが絡まったり散乱したりすることがありますが、適切なコンセントの配置やケーブルマネジメントグッズの活用によって、スッキリと整頓されたスペースを保てます。

予算を調整する

DENは、あくまでも余ったスペースを活用して作る場所です。そのため予算を調整し、必要な項目や優先度の高い部分に集中することで、効率的な費用配分が実現します。無駄な費用を排除し、資金を最大限に活用しましょう。

予算を調整することは、DENの計画の妥当性を確保する重要な要素です。予算に合わない計画では、建設や改装の途中で予算オーバーのリスクが生じたり、予算の都合で必要な要素が削減されたりする可能性があります。予算を調整することで、計画が実行可能で持続可能なものとなるように保証できます。

また、予算オーバーによって初期段階で質の低い材料や設備を選択せざるを得なくなると、将来的な修繕やメンテナンスの費用が増加する可能性があります。適切な予算調整によって、耐久性や品質の高い材料や設備を選択し、DENの長期的な維持管理を確保できます。

まとめ|DENで便利な住まいに

本記事では、DENの意味や具体的なスペース活用例についてご紹介してきました。新築住宅の間取りでは初めてのことばかりで迷ってしまうケースは多いですが、必要なスペースを確保しつつ最適なプランを立てましょう。DENがあれば、幅広い使い方ができておすすめです。

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