目次
新築を建てる時に、子育てや子供の成長を考えたアイデアや工夫を取り入れた子供部屋をつくりたいと考えるご家族は多いのではないでしょうか?
子供部屋は、家づくりで欠かせない部屋の一つですが、一言に子供部屋と言っても家族構成や子供の人数、理想のイメージによって、その部屋のカタチや広さはさまざまです。
今回は、自立心が育つ子供部屋に焦点を当てて、親子で快適に過ごせる家づくりをお助けします。
目次
■子育て世代の悩みを解消
・子供部屋は必要?
・子供部屋に関する悩み
■子供の将来を考えた子供部屋
・子供の成長に合わせて…
・自立心を育てる子供部屋とは
■まとめ
■子育て世代の悩みを解消
子育て世代が家づくりを始める傾向が増えている中、子育てや子供の成長に快適で有効な構造の住まいをお考えのご家族も多いはずです。
しかし、まだ子供が小さいうちは分からないことも多く「とりあえずの子供部屋」を確保しているだけ・・・というご家族もいらっしゃるのではないでしょうか?
せっかくの家づくりで、子供の成長に関わる後悔や失敗は避けたいですよね。
後から、「こうしていれば良かった!」ということがないように、お子様やご家族の将来を考えて、快適でフレキシブルな子供部屋を考えてみましょう。
・子供部屋は必要?
子供にとって子供部屋とは、自分だけのプライベート空間です。
自分の世界を自由に広げることができたり、自分の勉強時間や趣味、作業に集中できたり、個人にとってとても大切なスペースです。
実は、子供部屋は子供にとって快適なだけではなく、親にとっても子育てしやすいメリットがあります。
それは、子供部屋が子供の自立心を促してくれるというポイントです。
- 自分の快適な部屋を保つために、身の回りの物を自分で整理整頓する習慣が身に付きやすい。
- 家具や装飾の配置を自分で考え、インテリアやデザインを決める能力が高まる。
- 自由に過ごせる空間を持つことで安心感やリラックス効果を得られる。
このように、自分で部屋の掃除や整理整頓の方法、好みのデザインにするための行動を考えさせることが自然にできるため、親がうるさく言う機会が減るかもしれません。
子供部屋を確保することで、子供の自立心を育てつつ、親も助かる効率のよい日常が可能になるのです。
ネクストハウスでは、独自の企業努力により、価格を抑えながらも高性能な自由設計の住宅をお客様に提供することに成功しています。
建築実例
・子供部屋に関する悩み
お子様のいるご家族や将来家族が増える予定のあるご家族は、子供部屋をどのように考えているのでしょうか?
子供部屋に関する問題やお悩みポイントも確認していきましょう。
◎ 子供の人数と部屋割り
まずは、子供部屋に関する悩みで一番多いと思われる、子供の人数に合った部屋数問題です。
家づくりを始める世代の多くは、これから子供が生まれる予定であったり、まだ子供が増える予定であったりする場合がありますよね?
お子様が小さいうちは、リビングに面したキッズスペースで遊ばせることや、リビングで勉強を見ることの方が親にとってもよい場合がありますが、小学校入学とともに自分の部屋を持つ子供が増えることから、お子様自身が自分の部屋を持ちたがる可能性もあります。
また、小学校に通う頃には、勉強机やランドセル、学習道具の置き場も必要になります。
お子様の多いご家庭では、必ずしも一人一部屋ではない場合もありますが、性別によっては部屋を分ける必要があります。
まだ見ぬ将来のことではありますが、ご家族の希望や将来設計をもとにお子様が大きくなっても快適に過ごせる子供部屋をプランニングしておくことをおすすめします。
◎ 子供部屋のレイアウトを考える
上記の部屋数や部屋割りによって、住まい全体の広さや間取りに影響が出ることはもちろんですが、子供部屋自体のレイアウトを考えた適切な部屋の広さを確保できるのが理想です。
自由自在にレイアウト可能な広々とした部屋を・・・なんて実際には難しいものです。
しかし、勉強机やベッド、収納棚などを置いた結果、部屋としての効率が悪すぎるという状況は避けたいものです。そうならないために、部屋のレイアウトをあらかじめ考えておくことは意外と重要なのです。
また、窓やドアの位置や大きさによっては、予定の家具が置けない、または置ける場所が限られてしまい模様替えができないなんてこともあります。
主に、部屋の中で大きく面積をとる勉強机やベッドの配置、窓やドアの位置、増える可能性のある家具などをよく検討しておく必要があります。
◎ 勉強しやすく快適な部屋づくり
子供部屋はその目的に合うように、子供が集中して勉強しやすい空間・快適に過ごせる部屋であることが重要です。
子供が進んで勉強できる快適な環境とは?子供が自分で身の回りの支度や片付けがしやすい空間、レイアウトになっているかどうかを親子で確認することが大切です。
◎ 収納スペースの確保
子供部屋で快適に学習、生活するためにも収納問題は重要です。
子供が小さいうちから自分で出し入れできることを考えると、親子で分かりやすい見える収納が便利です。子供が大きくなって、荷物が増えてきた時のことも考えた収納スペースも必要でしょう。その場合、クローゼットなどの収納タイプも決めなくてはいけません。
学習の妨げにならない配置や生活の効率を考えた収納・整理術をお子様の将来を見据えて設計することが理想ですね。
ネクストハウスでは、お客様の希望が叶う自由設計の注文住宅をご提案しています。
ご家族の暮らしやライフスタイルをお聞かせください。
お客様の理想を叶えるため、世界で一つだけの素敵なお家を完成させるため、お客様と一丸となって家づくりを進めてまいります。
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■子供の将来を考えた子供部屋
子供の将来を考えた子供部屋づくりが必要だということは見えてきましたが、具体的には、どのような変化が必要なのでしょうか?
子供は、親が思う以上に急激に精神・身体ともに成長します。ある程度、大きくなってから考えようと思っているご家族も多いかと思いますが、後悔や失敗を避けるためにも今から、お子様に必要な子供部屋の変化を予想・検討することをおすすめします。
・子供の成長に合わせて…
年齢別に子供部屋を考える
機能的な子供部屋をつくるためには、子供の成長に合わせて柔軟に目的やレイアウトを変化させる必要があります。子供の成長や時期をよく観察・検討して子供部屋の変化を考えていきましょう。
□ 乳幼児期
お子様がまだ小さいうちは、頻繁なお世話が必要になることや子供の安全・親子の安心を考えて、親の目に届く範囲に子育てスペースとしての子供部屋が便利でしょう。
この時期は、部屋としての仕切りがないオープンな空間がよいでしょう。
例えば、リビングに隣接したキッズスペースを確保することで、親が家事をしていてもお互いに様子が見える安心感を得られ、子供は自分の遊び場を認識できるスタイルが確立できます。
□ 幼稚園・保育園~小学校低学年
この時期になると、物心がついてきたり、兄弟姉妹が増えたりして自分のスペースを守りたい場合も増えてきます。
しかし、まだ日常的に親との接触が必要な時期でもあるので、完全な個室としての子供部屋ではなく、開け閉めの便利な仕切りやカーテンでも区切りでも十分かもしれません。お互いに気配は感じつつ、片付けや収納の練習をしやすい家具のレイアウトを親子で考えるとよいでしょう。
□ 小学校高学年~中・高校生
思春期にもなると、性別や個人のプライベートな空間が必要になります。
集中して勉強や作業がしやすいよう、個々の部屋があることが理想ですが、家族構成によっては家族で話し合い工夫する必要があります。仕切りで部屋を区切ったり、家族の視線や声から離れたプライバシーが守られる空間を確保することで、子供がのびのびと自分の空間を楽しんだり、自分と向き合う時間を作ったりすることができるため、精神の安定や自立心の発達につながることでしょう。
□ 大学生頃からは、お子様の独立や生活が大きく影響するため、ご家族やご本人でさえ、子供部屋がいつまで必要なのか予想できないことが多いものです。あらかじめ、子供部屋が不要になった場合の使い道も検討しておくことで、無駄な部屋をつくらずに済むことでしょう。
プランのご相談もネクストハウスにお任せください。
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・自立心を育てる子供部屋とは
子供部屋をつくらないという選択をした場合、親や兄弟姉妹との持ち物や個人の時間の整理がとても困難になります。親にとっても子供にとっても、目に見える分、気になることやストレスも増える可能性があります。
個室をつくるという選択だけではく、プライベートが守られる・集中して勉強できる・自分の身の回りのものを管理できる空間をご家族に合ったカタチでつくることで、お子様の自立心を育てる助けになると同時に、ご家族にとっての安心・快適にもつながることでしょう。
■まとめ
子供の成長、自立心を育てるための子供部屋は、子供の視点においても親の視点においてもよいことづくしです。例えば、子供部屋におもちゃや勉強道具を片付ける習慣をつければ、リビングやダイニングテーブルが日常的に散らかっているという状況を避けることができます。
また、親と子供それぞれのくつろぎ時間や趣味を周りを気にせず、楽しむことができます。
子供の学習というポイントだけに焦点が集まりがちですが、お子様の成長や将来を考えて子供部屋づくりをすることで、家族皆様が快適に暮らせる家づくりに貢献してくれるのです。