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雑誌やモデルハウスで見かける素敵な注文住宅にあこがれるものの、初めて家づくりに取り組む方にとってはハードルが高く見えるものです。そこで当記事では、注文住宅をおしゃれに仕上げるためのコツをプロ目線で解説します。取り入れたい人気の間取り例なども紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
このコラムのPOINT
・おしゃれに見える間取りやデザインはさまざま
・たくさんの事例を見て気に入ったデザインを取りれるのがおすすめ
・デザインだけでなく暮らしやすさにもこだわるべき
建築実例
◼おしゃれな家づくりでこだわりたいポイント
注文住宅は間取りやデザインの自由度が高い分、おしゃれに仕上げるためには様々なコツが必要です。まずはおしゃれな家づくりを目指す際、こだわるべきポイントを一つずつ見ていきましょう。
・外壁/屋根/外構
建物の外観は印象に大きく作用するため、おしゃれな住まいを目指すならぜひこだわりたいポイント。外壁と屋根の材質・カラーには特にこだわりましょう。建物のシルエットも見た目の印象を左右しますので、間取りプランとの連動にも注目してみてください。
また、建物と合わせた庭造りもおしゃれな外観を演出するための重要ポイントです。建物が完成してから外構工事を始めるのが一般的ですが、ブロック・レンガ・石造りなど外構のテイストもある程度イメージしておくと良いでしょう。
こうした外観は内装や間取りと違い外から見ることができるため、お散歩がてら素敵な家を探すと参考になります。あまりじろじろ見るのは失礼ですが、もし参考にしたいお住まいがあったら声をかけて見せてもらったり、写真を撮らせてもらったりするのもおすすめです。
・玄関/アプローチ
家に入るとき真っ先に通ることになる玄関回りは、住まいの印象を決定づけるため重要なポイントです。おしゃれに見せるならデザインにこだわるだけでなく、余計なものを置かなくて良いように十分な収納を設けましょう。
ドアの形状や窓の位置にもこだわり、昼は自然光を取り入れると明るくおしゃれな印象に。照明の位置や種類にもこだわれば、夜間もスタイリッシュな印象を与えられます。朝のお出かけ時と帰って来た時に必ず通る場所ですから、おしゃれで使い勝手の良い造りを目指しましょう。
・間取り
部屋の配置や家全体の形状を決める間取りは、おしゃれな住まいづくりでは避けて通れないポイント。ある程度のパターンはありますが、必ずおしゃれに見える正解の間取りはありません。ベストなプランは家族それぞれ違うため、たくさんの事例を見ておしゃれに感じたものをどんどん取り入れましょう。
また意匠性だけでなく移動のしやすさや家事の効率なども考え、住みやすい間取りにすることも大切です。洗濯機からバルコニーを近くして洗濯物を干しやすくしたり、水回りと寝室を離して夜のトイレで起きてしまわないようにしたり、工夫しましょう。
・内装
天井・壁・床と室内の大部分を構成する内装材のセレクトも、おしゃれな空間づくりでは無視できないポイントです。面積が大きい分、カラーや材質の違いが印象に大きく影響します。求めるデザインやテイストによって適した内装材が異なるため、和風・ヨーロッパ風・アメリカンなどまずは目指すデザインを決めましょう。
無垢のフローリングや建具など、使うだけでおしゃれに見える材をセレクトできるのは注文住宅の大きなメリット。内装選びも楽しみながら、理想のイメージを形にしていきましょう。
・収納
せっかくこだわって作ったおしゃれな家も、いざ住みだして物であふれてしまうとデザインが台無しです。おしゃれな空間を維持するためにも、収納の量とデザインには特にこだわりたいところです。
収納不足を防ぐために、まずは今住んでいる家の収納量を基準にしましょう。そこから今後のライフスタイルの変化などを考え、必要な収納量を考えるのがおすすめです。子供の成長や今後始めたい趣味など、しまうべき物が増えることも想定して多めに作っておくと失敗が少ないです。季節の洋服など、常に出し入れが必要でないシーズン荷物は、天井裏などのデッドスペースを活用する方法もあります。
また、趣味の物などをディスプレイし、あえて見せてしまうのもおしゃれなデザインとしてよく見られます。
◼おしゃれを演出する間取り・デザイン例
住まいをおしゃれに演出しやすい間取りやデザインの例をいくつかピックアップします。建売住宅ではなかなか見られない間取りも多いですから、注文住宅の自由なプランニングを楽しみましょう。
・吹き抜け
天井が高く開放感のある空間を演出する吹き抜けは、注文住宅の中でも人気の間取り例です。高い位置に窓を作れば昼間の自然光をたっぷりと採り込めて、おしゃれで気持ちの良いLDKを作れます。メイン照明のほかに壁付けのブラケットライトなど間接照明を配置すれば、夕食後にリラックスできる癒しの空間にもなります。
梁や柱といった構造体をあえてむき出しにする吹き抜けも人気のスタイル。木の質感を与えることで暖かみのある空間になります。
・スケルトン階段
廊下ではなくLDKの中につくるスケルトン階段も、人気の高いおしゃれデザインです。吹き抜けと組み合わせると空間の高さを演出すれば、実際の面積以上の広さを感じることができます。
子供部屋を2階に作れば、帰宅時に必ずリビングを通るため家族の距離が近くなります。間取りによっては廊下を省略できるため、浮いた分のスペースを収納や居室に回せるというメリットもあります。
・ウォークイン/ウォークスルークローゼット
人が入れるウォークインクローゼットや通り抜けられるウォークスルークローゼットも、おしゃれな住まいづくりに一役買ってくれます。収納面積が大きいため居住空間に物がはみ出しにくく、生活感を排除してすっきりおしゃれな部屋を保てます。
人が中に入れるため整理整頓しやすく、洋服やアクセサリーを並べておしゃれなショップのような演出をするのも素敵ですね。あえて扉などを設けず、リビングや居室から見えるようにするデザインもおしゃれな手法の一つ。
・ウッドデッキ
リビングからそのまま出ることができるウッドデッキも、おしゃれな間取りプランの代表格と言えるでしょう。テーブルと椅子を用意してティータイムを楽しんだり、お子さんやペットが元気に遊んだりと活躍するシーンもたくさん。リビングの延長のような感覚なので、居住空間を広く感じるのもメリットの一つです。
建築実例
◼おしゃれな家づくりの取り組み方
素敵に見える間取りを取り入れたおしゃれな家をつくるには、取り組み方のコツがあります。ぜひ実践していただきたい取り組み方法を3つ紹介します。
・家族の意見をまとめる
注文住宅はデザインの自由度が高い分、おしゃれに仕上げるためには家族の意見をまとめることが不可欠です。自然素材を活かしたナチュラルテイストやシンプルなモダンスタイルなど様々なデザインがありますが、全体でテイストを統一するのがおしゃれさを演出する秘訣。
洋風の間取りに畳を使うなどある程度のアレンジは可能ですが、家族全員の意見を自由に詰め込みすぎるとおしゃれなデザインになりません。洋服の選び方のように、ベースとなるテイストを決めて少しずつアレンジするのが良いでしょう。まずは家族会議を開いて、ある程度ベースとなる方向性を揃えるところから始めるのがおすすめです。
・たくさんの事例をチェックする
おしゃれな家づくりの為には、なるべくたくさんの事例に触れることが何より大切です。例えば吹き抜け一つとってもたくさんのパターンがあり、内装や照明の仕上げによっても印象が大きく変わってきます。多くの事例を見て吸収することで自分の好みが明確になり、イメージもはっきりするため理想のデザインを作りやすくなります。
モデルハウスや完成見学会でおしゃれな家を実際に見ることも有効な手段です。写真や図面ではわからない空間の雰囲気や広さに対する感覚を磨くことで、理想のイメージを形にしやすくなります。ネクストハウスは東京周辺に複数のモデルハウスを設け、定期的に完成現場見学会も実施しています。見学だけでも気兼ねなくご活用ください。
・暮らしやすさも考慮する
おしゃれなデザインにばかり気を取られ、住みづらい家になってしまっては元も子もありません。広々としたLDKを優先しすぎて家族のプライベート空間が足りない、収納が足りずに物があふれてデザインが台無し、など住んでみて気付くことは多いです。プランを作る際は家族の暮らしをリアルにシミュレーションし、暮らしやすさにも気を配りましょう。
こうした失敗を防ぐためには、住まいづくりのプロによるアドバイスが必要不可欠です。ネクストハウスは豊富な施工事例と経験をもとに、お施主様のライフスタイルに合わせたプランをご提案します。デザインだけでなく暮らしやすい家をつくるための無料相談会も開催していますので、いつでもご相談ください。
建築実例
◼まとめ
吹き抜けの広いLDKやウォークインクローゼットなど、おしゃれで機能的な家づくりができるのは注文住宅の大きな魅力。一から間取りプランを考えるのは大変ですが、ポイントを押さえておしゃれなマイホームづくりを目指しましょう。ネクストハウスは豊富な施工実績をもとに、おしゃれな家づくりをサポートします。お施主様のライフスタイルやご要望をしっかりヒアリングし、最適なプランをご提案しますので、どんなこともお気軽にご相談ください。