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【注文住宅】”OK”なコストダウンと”NG”なコストダウン14個を解説

>費用対効果が高い総2階の注文住宅(愛知県 滝ノ水)

>費用対効果が高い総2階の注文住宅(愛知県 滝ノ水)

「注文住宅を建てたいけど、予算不足…。コストダウンする方法を知りたい」

このように、注文住宅の建築費用を下げる方法を知りたい人は多いもの。
一方で、何でもコストダウンすればいいワケではなく、削ると後悔につながるものもあります。

そこで本記事ではコストダウンして、後悔するもの・しないものを選んで紹介しています。

建築費用を下げながら高い満足が得られるよう、しっかり勉強しましょう。

コラムのポイント
・コストダウンで後悔を感じやすいポイントがわかる
・後悔を感じずコストダウンできるポイントがわかる

>nexthouseの家に興味を持ったら気軽に『オンライン相談』

建築実例

【OKなコストダウン】ポイント解説

>空間を有効利用できるリビング階段

>空間を有効利用できるリビング階段

最初に、コストダウンの対象としても後悔が起きづらいポイントを解説します。

(1)総2階建てにする

1階と2階の外壁の位置が一致する、いわゆる「総2階建ての家」を選ぶと建築費用は抑えられます。
建物に凹凸がないので、建築資材を余らせずに有効に利用できるからです。

1・2階の壁や柱の位置が一致すると、建物の耐震性能の向上も期待でき、メンテナンスにかかるコストを低減できたりと、お金の面以外でのメリットの多い選択です。

(2)シンプルな切妻屋根にする

「屋根の形をシンプルにする」ことを意識すれば、建築費用を抑えられます。
外壁のコストダウンと同様で、建築資材や職人の手間の節減を図ることができます。

費用の節約の他にも、単純な屋根型の方が雨漏りが発生するリスクは低くなります。
切妻屋根など、単純な屋根型はコストと実用、両面のメリットがあるといえるでしょう。

(3)部屋の仕切りを取り払う

>LDKから個室までつなげて(愛知県 蒲郡モデル)

>LDKから個室までつなげて(愛知県 蒲郡モデル)

「部屋の仕切りを取り払い、1つの空間として仕上げていく」ことで、壁や仕上げ材の量を減らして建築費用を節約できます。

空間がつながるのでエアコン1台で冷暖房を賄うことができ、引っ越したあとの生活費の節約にも期待できます。
視線が遠くまで通るようになるので、家全体が広く見えるメリットも魅力です。

(4)水回りを1箇所にまとめる

キッチン・お風呂・洗面・トイレといった「水回りを1箇所にまとめる」のもおすすめ。
水回りが集中すれば、配管などの資材を節約でき、業者の手間も少なくできます。

将来、メンテナンスを行うときも、配管の延長が短くなるので費用を節約できる可能性もあります。

(5)キッチンなど設備のグレードを落とす

キッチン・食洗機・ユニットバスなどの設備は、一定期間を過ぎると故障が起きたり、部品の供給がなくなる可能性があります。
定期的に交換することを前提に「設備のグレードを落とす」ことで、大幅にコストカット可能です。

設備機器は毎年新製品が投入されるので、最新の設備を使わず型落ち品でも、十分に満足は得られるでしょう。

(6)照明器具を後付けにして自分で取り付け

「照明器具の後付け」もコストカットにつながります。

新築の照明は、ダウンライトを中心に電気工事業者が取り付けるものが多くありますが、依頼すれば引っ掛けシーリングだけ設置してもらい、後で自分の好きな照明を取り付けることもできます。
購入・設置の手間の分だけ、建築費用を浮かせることができるでしょう。

ただし、引っ掛けシーリングに自分で照明を取り付ける場合は十分に照明を選ばないと、デザインの面で後悔を抱えてしまうことになります。
納戸や子供部屋など、来客が来ない場所で試してみましょう。

(7)バルコニーをなくす

「バルコニーをなくす」と大きなコストダウンにつながります。
バルコニーは防水工事や壁・手すり・雨樋など様々な業者が関わる場所で、手間がかかる分費用が高額だからです。

防水層に異常がないか定期的にチェックして防水塗装を再施工するなど、長い目で見てもコストがかかるので、思い切ってなくすのも手です。

【NGなコストダウン】ポイント解説

>半地下・中2階 空間の有効活用は大事(神奈川県)

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続いて、コストダウンを図った結果、後悔が生じたりする“NGなコストダウン”を紹介します。

何でも減らせばいい訳ではないので「あなたにとって必要か」という視点で見ることが大切です。

(1)床面積を減らす

「床面積を減らす」ことは、注文住宅のコストダウンを図る本や記事で必ず出てくる意見です。

確かに、床面積を減らせば大幅な節約になります。
一方で要望を詰め込んだファーストプランから、希望していた間取りや収納などを削ることになるので「あのとき削らなければよかった」と後悔につながる方法でもあります。

床面積を減らすのは、他の方法を試したあとの最終手段と考えましょう。

(2)断熱材の等級・厚みを減らす

目に見えないところだからと「断熱材の等級や厚みを減らす」のはおすすめしません。

高い性能を持つ断熱材は値段も高額ですが、費用に見合う快適性を約束してくれます。
ここを節約してしまうと、暑い・寒いで長い間、後悔を感じるでしょう。

工務店によって慣れている断熱材の工種も変わるので、一般的には工務店の標準の断熱材を利用することをおすすめします。

>ネクストハウスはすきま風の吹かない「発泡断熱材」を利用

(3)外構工事の予算を削る

「外構工事の予算を削る」ことでも、後悔は生まれてしまいます。

建物自体が立派に完成しても、玄関まわりや駐車場が工事用の砂利で覆われていたら、外観のよさは失われてしまいます。

計画の当初から「こんな外構にしたい」という希望を設計に伝えて、予算の調整を早めに行いましょう。

(4)内装をダウングレードする

>内装のこだわりで手に入れる理想のLDK

>内装のこだわりで手に入れる理想のLDK

予算不足で「内装のダウングレード」をして後悔することも。

床や壁、天井は、ビニールクロスだけでも多くの種類があり、安価なものから高価なものまでラインナップされています。
漆喰や珪藻土といった塗り壁を用いることもあります。

自然素材が好きで、漆喰の壁を要望していたのに、予算の関係上ビニールクロスを使うと、建築後の仕上がりの際に後悔してしまうでしょう。
この場合は、リビングやダイニングなど、長時間過ごす場所だけでも理想の内装にこだわり、過ごす時間の少ない廊下や収納部屋などをクロスに、などと使い分けることが大切です。

(5)ハウスメーカー標準外の仕様にする

「ハウスメーカー標準外の仕様にする」のも避けたいところです。

標準で採用している工法は、ハウスメーカーおよび職人が慣れた工法で、弱点も熟知しているもの。
弱点を補うように施工する方法も心得ているので、できれば標準の工法を利用しましょう。

ハウスメーカー選びの段階で、採用している工法や仕様をしっかりチェックすることが大切です。

(6)契約後の頻繁な仕様変更

「契約後に頻繁に仕様変更」を行うのもよくありません。

契約後であっても、図面を眺めていたり予算が不安になったりして、変更したい箇所は出てくるものです。
このため、ある程度の仕様変更は出てくることでしょう。

しかし、頻繁に仕様の変更を要求するとハウスメーカーとしては、その都度見積もりや図面の訂正、材料の発注や職人さんへの変更指示を行う必要があります。

場合によっては工期が遅れたりする場合もあるので、注意しましょう。

(7)和室をなくす

和室は畳や障子など、単価の高い建材を利用するため、コストダウンを検討する際は「和室をなくす」ことが勧められます。

しかし、和室のように寝転がれる場所は少なく、和室があるだけで自宅のくつろぎ方は大きく変わります。
「和室を作りたい」という希望があったなら、安易に削らず要望を通すほうが後悔は少ないでしょう。

まとめ│コストダウンは後悔がないように

>LDKをつなげて節約しつつ広々空間を(東京都)

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注文住宅のコストダウンについて、後悔する・しないを基準に解説しました。

予算に上限があるため、希望の中で諦めなければいけない部分はあります。
しかし、その中でも満足度を大きく損なうものと、そうでないものがあります。

コストダウンのために、希望を簡単に切り捨てずに、よく考えてから取捨選択してみましょう。

ネクストハウスでは、自宅にいながらプロに相談できる「おうちでオンライン相談」を実施しています。豊富な経験からアドバイスできるので、ぜひお気軽にご相談くださいね。

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監修者情報

ネクストハウス

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建設業許可番号

特定建設業許可 許可番号 国土交通大臣許可(特-1)第25561 号