あけましておめでとうございます。2020年始まりましたね。
あっという間に令和2年です。皆様にとって最高の1年となりますように。
今回のテーマは「2020年に家を建てるべき理由」としてお話します。
少し長くなります。是非最後まで読んでいただけると幸いです。
家を建てるタイミングっていつがベストでしょうか?
『貯金』を貯めて数年後ですか?それとも子供が大きくなった数年後ですか?
家を建てるベストなタイミングは『収入や家族でのハードルが無いなら今すぐ』です。
なぜそんなことが言えるのか、2020年に建てる意味も踏まえて解説していきたいと思います。
2020年に建てるべき理由は3つあります。
- 建てる人にお得な優遇制度が多い
- 圧倒的な低金利が続いているが、少しずつ金利が上がってきている
- 住宅ローンの完済時期延長のリスク
ひとつずつ解説していきます。
- 建てる人にお得な優遇制度が多い
『住宅ローン減税』という言葉を知っているでしょうか。恐らくどこかで
聞いたことはあるけど、どんな内容かをご存じない方が多いのではないでしょうか。
実は消費税増税後の住宅購入者を助ける名目で本来10年間だった減税期間を『13年』に拡充してくれています。
その3年間で上がった2%の増税分を返してくれるというすごい制度です。
2500万円の家を購入すると、10%への増税で50万円上がることになりますが、その50万円が帰ってくるということです。
年収約700万円の方が5000万円(土地2500万円、建物2500万円)の住宅ローンを組んだとします。
住宅ローン減税は10年間で約400万円、更に残りの3年間でプラス約50万円と、合計450万円程減税されるということになります。(納税額により変動いたします)
家を建てるだけで、こんなに大きな額の減税を受けることができること自体がすごいことです。
昔は考えられなかった制度です。
しかし、この住宅ローン減税も優遇期間に限りがあります。
13年間の減税を受けるためには『2020年12月末までに入居』していなければいけません。
つまり2021年は13年間の減税を受けることはできないということです。
スケジュールを逆算してみると、2020年の12月末にご入居するということは、打合せ3か月、着工期間5か月として、2020年4月くらいまでには請負契約していないと難しいスケジュールです。
このタイミングを逃すと50万円の減税を受ける権利を無くします。
そのことだけでも2020年に家を建てるメリットはあるということです。
また『次世代住宅ポイント』というものも非常に助かる制度です。
こちらは『最大35万円相当のポイント』をもらうことができ、そのポイントで様々なものを購入することができます。
購入できる商品は非常に多岐にわたり、生活を大変助けてくれるものになります。
その次世代住宅ポイントも期限があり、『2020年3月末までに契約』をしていなければいけません。
つまり『住宅ローン減税』と『次世代住宅ポイント』を掛け合わせると、2020年3月末までに請負契約をすると合計485万円もお得に家を建てられるということです。
(先ほどのケースの場合)
また『贈与税非課税措置が3000万円までに拡大』、『すまい給付金 最大50万円』とまだまだ家を建てる方にとってお得なメリットが沢山あります。
そのどれもが『期限がある』ということに意識して、家づくりを考えていただくと非常にお得に家づくりができると思います。
- 圧倒的な低金利が続いているが、少しずつ金利が上がってきている
『今、日本の住宅ローンは低金利だ』とどこかで聞いたことありませんか?
その通り、過去にないくらい日本の住宅ローンは現在低金利です。
海外の友人が日本の金利を見て「こんな低金利に借りないほうがおかしい」と嫉妬されるくらい、低金利なようです。
現在、ネットバンクなどでは0.41%と信じられない金利が出回っています。
そしてこれ以上は下がることがないとも言われています。
下がることがないということは『これから金利が上がるリスクしかない』ということです。
例えば5000万円ローンを組むとして、今の金利が0.5%、3年後の金利が1.0%だったと仮定します。
今ローンを借りた方の総返済額は「54,512,928円」。3年後に借りた方の総返済額は「59,279,996円」とその差が約500万円となりました。
つまり、今後家づくりを数年遅らせるだけでそれだけのリスクを背負うということになります。
そして前述の通り、現在すでに金利は上がり始めています。
フラット35の金利は2019年9月には「1.05%」だったものが、2020年1月には「1.22%」と数か月で0.17%上昇しています。
今後どうなるかは誰にもわかりませんが、間違いなく上がり始めている傾向にあるということです。
『人生で一番大きな買い物は家ではない、住宅ローンだ』と言われるくらい、住宅ローンは非常に大事です。
だからこそ、低金利な今を上手く活用して、最大限にお得を受け取ってください。
- 住宅ローンの完済時期延長のリスク
住宅ローンを使って家を買う人は銀行から大きな金額を『借入れ』することになります。
現在では最長35年と非常に長い期間でローンを借りることができ、前述のように非常に低金利です。
とはいえ『返し終わる年齢』についてしっかり考えないといけません。
例えば65歳の時に完済できる方と、75歳の時に完済できる方とではどちらが将来の不安がないでしょうか。
住宅ローンは大変金額も大きい為、年金で返し続けるというのは負担があります。
なるべく早くローンを返し終わるということが、将来へのリスク回避にもなるのです。
また、現在賃貸にお住いの方は住宅購入を遅らせた分だけコストがかかります。
家賃10万円の家に住んでいて、「貯蓄をしてから」と3年待つすると、その間払っている家賃は「総額360万円」。
その金額を早くから住宅ローンに充てていれば、その分完済時期は早まるし、家賃という自分の資産にならない費用に大金を払うことは無くなります。
更に知っていただきたいのは、住宅ローンというものは、誰でも借りられるものではないということです。
しっかりとした収入と、健康な体をもっていないと住宅ローンは借りられません。
住宅ローンを借りるということは一種の「生命保険」に加入することとも言えます。
年齢が増されていけば健康のリスクも増えます。そう言った部分のリスクも考えて早めに行動することをオススメします。
長々とご説明しましたが、要するに『なるべく早く、健康なうちに住宅ローンは組んだ方が良い』とお伝えしたいのです。
世の中には『賃貸と住宅購入、どちらがいいか問題』が常に言われていますが、そんなものは個人の考え方の数だけ答えがあります。
『いつか戸建が欲しい』と思われているならば、リスクを回避して、お得を一杯に受け取ることのできる2020年に動かれることが最良だと思います。
是非この記事があなたの家づくりの手助けになれますように。
勿論、ネクストハウスにお越しいただければ全てもっと細かくご説明いたします。お気軽にご相談くださいね。
今後共、ネクストハウスをよろしくお願いします。
【※上記でご説明した減税などの金額に関してはあくまで参考例です。ケースにより減税額も異なりますし、状況は変わります。予めご了承ください。】
ネクストハウス 相模原店
髙橋 剛