目次
注文住宅や建売の購入を考える際にまず悩むのは「どこに住むのか」ではないでしょうか?2020年現在、東京都内の新築戸建てを検討している人の中で、郊外住宅の人気が高まっています。今回は郊外の新築戸建て人気の理由やメリット、おすすめのエリアなどを解説していきます。
目次
■テレワークの普及で郊外一戸建てに注目
■東京郊外に新築を建てるメリット
■郊外の一戸建てが向いている人
■郊外の一戸建てにおすすめエリア
■郊外住宅の土地選び注意ポイント
建築実例

■テレワークの普及で郊外一戸建てに注目

2020年はコロナウイルスの影響によって、世の中にたくさんの大きな変化が生まれました。住宅業界も例外ではなく、オンライン打ち合わせやデジタル内見などさまざまな取り組みが増えています。
東京ではテレワークによる在宅勤務を導入した企業が多く、郊外エリアに一戸建てを検討する方が増えています。通勤のために都心に住んでいたが、在宅勤務により通勤が減ったり無くなったりしたため、メリットの多い郊外に移り住む需要が増えているようです。
■東京郊外に新築を建てるメリット

郊外の一戸建て人気が高まっている理由を、メリットの面から見ていきましょう。都心に建てる場合と比べてさまざまなメリットがあります。
・広い土地で庭付きの家が持てる
23区と比べると土地価格が安いエリアが多い郊外なら、余裕のある土地に庭付きの家を建てることも難しくありません。ガーデニングや洗車など、自宅で趣味や用事をこなせるのは便利で経済的ですね。駐車場をつくることも難しくないため、車保有のランニングコストも下げられます。
・自然の中で子育てできる
郊外エリアは広い公園やレジャースポットが市内にあることが多く、自然の近くで子育てできる点も大きなメリットです。学校のグラウンドや体育館も都心と比べると大きいため、スポーツや遊びものびのびと楽しませてあげることができます。
・ローン借入額を抑えられる
前述したように土地の価格が安い郊外エリアなら、建築費用を抑えて住宅ローンの借り入れを減らすことも可能です。毎月の支払を抑えたり、支払期間を短くしたり、資金計画の選択肢が増えるのはありがたいポイント。生活費に余裕を設け、暮らしのグレードをアップさせることもできます。
・静かな環境で暮らしやすい
周囲の家や店舗との距離が遠い郊外エリアなら、都心より静かな環境の土地も探しやすいです。静かな環境で過ごすストレスのない生活は、誰にとっても魅力的なライフスタイルではないでしょうか。
■郊外の一戸建てが向いている人

実際に都心と郊外の生活様式は大きく違うため、ライフスタイルの好みによって向いている人と向いていない人に分かれます。
・郊外の暮らしに向いている人
郊外住宅のメリットが大きく、暮らしを楽しめる人の傾向をご紹介します。
これから子育てする人
お子さんが小さい方やこれから誕生するという方には、やはり郊外の一戸建てがおすすめです。前述したように自然の中でのびのび遊ばせてあげることができますし、お庭があれば外での遊びもたくさん経験できます。間取り自体も余裕が持てるため、お子さんの人数が増えても暮らしやすい住まいを作りやすくなります。駅周辺を除けば繁華街が少ないため、教育上の悪影響が少ない点も魅力的。
アウトドアライフが好きな人
キャンプや山登り、バーベキューなどアウトドア系の趣味を持っている方にも、郊外の暮らしはおすすめ。八王子や町田エリアにはハイキングスポットやキャンプ場も多数あり、近場でアウトドアできちゃいます。山梨や埼玉など他県エリアへのアクセスもしやすいため、移動時間を節約して効率良く楽しめるのも魅力的。
車は維持したい/所有したい人
郊外は都心と比べると店舗の密度は低いため、エリアやライフスタイルによっては車が必要となります。しかし、23区より土地の価格が安いため自宅駐車場を作りやすく、月極駐車場の価格も安いです。車所有にかかるコストがかなり安くなるため、車移動のライフスタイルが好きな方には、郊外戸建てがおすすめです。
・郊外の暮らしに向いていない人
魅力がいっぱいの郊外暮らしですが、ライフスタイルによっては都心に居た方が良い場合もあります。
テレワーク化が難しい職種の人
冒頭でもお伝えした通り、コロナウイルスの影響もあり在宅ワーク化が進んでいますが、テレワークへの切り替えが難しい職種の方もいます。大工さんや医師など、現場で技術を発揮する職種や、飲食店などその場にいることが前提の職業もまだまだ多いです。こうした職業に就いていて、毎日出勤を避けられない方にとっては、郊外住宅は通勤時間のデメリットがあります。
転勤が多い人
郊外エリアは土地の価格が安い分建築費用を抑えられるのがメリットですが、売却しにくいという点も。転勤などでどうしても引っ越しが必要になった場合、都心より買い手が見つかりにくいこともあります。賃貸として運用する場合も、家賃面や入居率の面では若干不利といえるでしょう。
建築実例

■郊外の一戸建てにおすすめエリア

ご紹介したメリットや魅力がたっぷり詰まった、東京のおすすめ郊外エリアを紹介します。
・八王子市のおすすめポイント
東京都の最も西側に位置する市で、知名度が高い人気エリアです。豊かな自然と利便性のバランスが取れていて、これからの郊外生活にピッタリの地域でしょう。
自然がいっぱい
市内に高尾山や陣馬山など、自然を満喫できるスポットが多数あるのは八王子の魅力。キャンプ場やハイキングコースなど、本格的なアウトドアも近所でできちゃいます。特に子育て世代の方にはうれしいポイントではないでしょうか。わざわざ遠くまで出かける必要がないため、連休の渋滞に巻き込まれることがないのは大きなメリットです。
各方面にアクセス良好
国道20号・16号・中央高速自動車道路・圏央道などの主要道路が市内を走る八王子市は、山梨・神奈川・埼玉など各方面へのアクセスが抜群。電車のアクセスもJR中央線・京王線など都心方向や、横浜線など神奈川へも行きやすいです。通勤・通学や遊びなどで不便を感じることが少ないのは魅力。
・立川市のおすすめポイント
各方面へのターミナル駅となっている立川駅は、東京西エリアの交通の要所。都心ほどの混雑はないものの利便性が高く、郊外のメリットを享受できます。
大型ショッピング施設多数
市内にはららぽーとやIKEAといった大型ショッピング施設が次々オープンし、駅周辺には様々なブランドがそろっています。わざわざ都心に出なくてもお買い物を楽しめる街です。よほど特殊なものでなければ、必要な物がそろわず不便を感じることはほとんどないでしょう。
都内有数の観光スポットも
立川駅の近くには年間380万人もの来客がある国営昭和記念公園があります。夏のプールやバーベキューを楽しめるほか、ドラマなどに使われたこともあるイチョウ並木は有名な景色です。多摩川沿いには大型の立川公園もあり、春には桜並木の景色も。市街地がメインのエリアではありますが、季節を感じるレジャースポットもそろっています。
・町田市のおすすめポイント
神奈川県と接する町田市は、まさに郊外の良いところを集めたようなおすすめのエリアです。
都心・神奈川へのアクセス良好
神奈川県との境に位置する町田市は、新宿駅まで約30分、横浜駅も30分以内と都心・神奈川へのアクセスが良好です。仕事で様々なエリアに行くことが多い方や、専門学校・大学を控えたお子さんが居るご家庭もメリットが大きいですね。
自然豊かな丘陵エリアも
多摩市と接するエリアの北側は、自然や公園などが多い丘陵地帯となっていて子育てにピッタリ。町田リス園はお子さん連れにおすすめのレジャースポットです。市内で自然をたくさん味わえるため、休日のちょっとした時間におでかけする場所がたくさんあるのはうれしいですね。
■郊外住宅の土地選び注意ポイント
郊外に一戸建てを建てる土地を選ぶ際は、都心とはまた違うポイントに気をつけなければいけません。しっかり検討して、後悔や失敗を防ぎましょう。
・公共交通機関
郊外とは言え東京都内は比較的バスや電車の公共交通機関が整っている方です。しかし、エリアによっては駅やバス停までの距離が遠いケースもありますので、土地選びの際はチェックしたいポイント。基本的に車移動の方も、体調不良時の医院までの移動やお酒をたしなむ機会があるなら、特に注意しましょう。自治体によっては路線バスが遠いエリアで小型のコミュニティバスを運行しているケースなどもあります。
・スーパーなど買い物施設
ロードサイドの大型ショッピング施設は車での来場を想定している場合が多く、お目当てのスーパーやホームセンターが住まいから遠い場合もあります。土地探しの際は、エリア内に普段よく利用する買い物施設やサービスが充実しているかよくチェックしましょう。クリーニング、趣味の手芸店、ペット用品店など、ライフスタイルに合わせてほしいお店がそろっているか細かく見てみてください。
建築実例
◼まとめ:郊外住宅はエリアに精通したハウスメーカーで
東京郊外に一戸建てを建てる際は、利便性や周辺環境を良く検討して土地を選ぶことが重要です。郊外の戸建て検討は必ずエリアに精通したハウスメーカーにご相談ください。
ネクストハウスは東京・神奈川の郊外エリアに複数の拠点を設け、地域に合わせた住まいづくりをサポート。立川・八王子・相模原・厚木にモデルハウスもご用意しています。テレワークへの切り替えなどで家探しをご検討の際は、ぜひお気軽にご活用ください。

