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現代の和室のカタチ「小上がり」「中和室」の魅力、メリットを解説【神奈川の注文住宅実例】

一戸建ての注文住宅で人気の中和室風畳スペース

古民家や中古物件のリノベーションの流行から「和室」を見直す動きが高まっています。

新築では、現在は和室は1部屋かつくらない住宅が多数派となっていますが、和室や畳スペースのメリットが同様に見直され、取り入れる人が増えています。

また、最近では畳の部屋を回りより一段高くした「小上がり」や、リビングに畳スペースを隣接させる「中和室風」の間取りの人気が高まっています。

今回は現代の新築住宅で畳を使って快適な間取りを実現した事例を紹介しながら、和室や畳スペースのメリットをご紹介します。


目次
■中和室の語源と意味
■一戸建ての和室は「中和室風」が人気
■小上がり和室の良い点
■畳とフローリングを組み合わせても便利
■モダンな和室デザイン実例
■まとめ|和室の良さを上手く活かして快適な家をつくろう


建築実例

■中和室の語源と意味

中和室という言葉を聞いたことはありますか?中和室とは、不動産用語でマンションに見られる窓がない和室のことです。

厳密には居室扱いではなく、状況に応じて様々な用途に使う部屋となります。分譲マンションのリビングの一角に設けられていることが多いです。襖や引き戸などでリビングと仕切られていて、戸を閉めると窓がないため暗く、マンションの間取りでは使い方が難しい部屋というイメージがついているようです。

■一戸建ての和室は「中和室風」が人気

一戸建ての明るい中和室

一戸建ての場合は、マンションのように周囲の住宅との関係によって窓を配置できないということがないので、リビングに隣接した和室の一面を外壁側に付けて窓を設ける「中和室風」の部屋をつくることができます。

また、窓が無い場合でも、襖やドアを開放すればリビングからの光が十分に入ってくるような間取りにすることで、日中はお子様の遊び場や団欒の場としても快適に活用することができるようになります。

また、家族がよく集まるリビングの側に畳スペースがあると何かと重宝するという声も多いです。取り込んだ洗濯物をたたんだりアイロンがけをしたりなど家事をするのにも便利ですし、赤ちゃんがいるお家では、フローリングよりも畳スペースで育児をすることが多かったというお話もよく聞きます。

畳はフローリングのように触れた瞬間のヒヤッとした感覚が少なく、適度に衝撃を吸収してくれるため、お子さまのお世話や遊び場として適した材料であると言えます。

リビングとのつながりで空間が広く見える

一戸建ての中和室のメリットは、扉や仕切りを開放すれば、リビングが拡張した広々とした空間をつくることができることです。和室の扉は障子や引き戸ドアのように開放しても動線を遮らないものがおすすめです。

また、始めから扉をつけずにリビングと一体化させる場合もあります。

リビングから和室が常に見えることで、家族がお互いを適度に感じながら過ごすことができるので、ステイホーム中はお子様が畳スペースで学習しているというご家族も多いです。

建築実例

■小上がり和室の良い点

次に、小上がり和室の特長について解説します。小上がり和室とは、畳スペースの床面に隣接する空間よりも高さをつけてある和室のことを指します。飲食店でも、「小上がり席」として靴を脱いで利用する席によく採用されていますよね。

家の中には段差が少ないほうが良いと思うかもしれませんが、リビングに段差のある畳スペースがあることで、色々と便利に使うことができるのです。

畳下引出し収納が便利

段差のある中和室に多く採用されるのが畳下のスペースを利用した引き出し収納です。

通常の床下収納とは違って地下ではないので湿気がこもりにくく、大容量の収納スペースが手に入ります。

子供服やおもちゃ類など、種類が多くて一度に出し入れしたいものを収納するのがおすすめです。たくさん収納できるのでなんでも入れてしまいがちですが、中でバラバラになってしまわないように市販のケースや仕切り板を活用しましょう。

小上がりは椅子替わりにも使える

小上がりの段差は、ちょっとした時に腰掛けることができるのも便利な点です。家の中にこうした落ち着ける居場所を増やすことで、自然とリラックスした団欒の時間を過ごすことができますよね。

また、リビングと隣接していることを活かして、小上がり部分がリビングソファやダイニングチェアを兼ねる使い方もできます。畳スペースに腰掛けてテレビを見たり、そのまま食事ができるようにすると、置き型の家具が減ってスペースに余裕もできます。

■畳とフローリングを組み合わせても便利

畳は日本人に馴染みが深く、触れて心地よく断熱性にも優れています。

弱点は、重いものを置くと跡がついてしまうこと。こうしたお悩みを回避するため、畳スペースの一部をフローリングにするパターンもあります。フローリングの部分なら重い棚やピアノなどを置いても跡がつく心配がありません。畳スペースの活用法のイメージがついたら、設計を依頼する設計士や施工会社の営業マンに相談してアイデアを求めるのがおすすめです。

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■モダンな和室デザイン実例

ネクストハウスの和室、中和室、畳スペースの実例を紹介します。

光あふれる和室が家のシンボルに

ダイニングキッチンに隣接した明るい和室

こちらは、ダイニングキッチンに隣接した和室を壁際に配置して大きな窓を設けた事例です。小上がりで空間に奥行が生まれ、堀ごたつで畳でも椅子のように座ることができます。光や風をたくさん取り入れることができる気持ちの良い畳スペースです。

また、対面キッチンが和室に向いているため、調理中も家族の様子を見守ることができます。

窓がなくても明るい中和室風のスペース

吹き抜けのあるリビング横に設けた中和室

リビング横に設けた中和室の事例です。正面にリビングの窓、吹き抜けがあるため、光や風も十分に入ります。

畳下収納付きの小上がりは、座ってリビングのテレビを見たり団欒に参加することもできるので、人が集まった時にもとても重宝しそうです。

リビング階段の下を通り抜けられるようにもなっていて、遊び心のある間取りになっています。

来客用に便利な畳スペース

様々な用途に使える畳スペース

こちらはリビングの一角、壁際に設けた中和室風の畳スペースです。リビングとの間に扉や仕切りを設けても窓があるため明るい空間を保つことができます。

来客時の応接室としても使うことができるほか、段差がないので将来の寝室としても使える多用途なスペースです。

■まとめ|和室の良さを上手く活かして快適な家をつくろう

和室や畳スペースは、風合いや香りの良さ、そしてなんといっても落ち着けて居心地のよい空間をつくることができます。

ともすればこれまで畳にほとんど触れてこなかったという人も多い昨今は、モデルルームで畳を体験していただくとフローリングとの違いが新鮮で、その快適さに驚かれる人も多くいらっしゃいます。

和室を増やすには建築面積に余裕が無いと思っている方も、畳スペースが欲しいという場合はぜひご相談いただきたいと思います。リビングとの関係やご家族のライフスタイル、生活動線などを考慮して、最も最適な和室とその活用イメージをご提案させていただきます。

ネクストハウスは、神奈川、東京、埼玉でライフスタイルに応じた自由設計の注文住宅を提供しています。
さらに、「長く住み継がれる住まいづくり」をコンセプトに、高断熱、省エネ、耐震性などを兼ね備えた高性能住宅を、できるだけ低価格でご提供するお手伝いをさせていただきます。

ぜひ、お気軽に店舗やモデルルームへお越しいただき、家づくりに関するご相談、お悩みなどお気軽にご相談ください。

こちらからyouTubeでネクストハウスの展示場の内部をバーチャル見学もできます。

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監修者情報

ネクストハウス

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建設業許可番号

特定建設業許可 許可番号 国土交通大臣許可(特-1)第25561 号