平屋+スキップフロアのおしゃれな間取り|ロフトとの違い

スキップフロアのLDK

雑誌やテレビなどでよく見るおしゃれなスキップフロアの間取り。真似してみたいものの「高そう」「失敗しそうで怖い」など心配な方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、おしゃれな平屋のスキップフロア事例をもとに、失敗や後悔しない間取りづくりを考えていきます。ロフトとの違いなど細かい部分も解説していきますのでぜひ参考にしてください。

 


目次
■スキップフロアとは
■実例で見るスキップフロアの特徴
■スキップフロアのメリット
■スキップフロアのデメリット
■スキップフロアと相性の良い間取り
■スキップフロアの後悔を防ぐ


 

■スキップフロアとは

手すりのおしゃれなスキップフロア

おしゃれな建築事例などで見かけることも多いスキップフロアは、一つの空間に違う高さのフロアを設ける間取りのことを指します。中二階のようなイメージで床面積を増やすことができるメリットや、空間を使い分けておしゃれに仕上げられる点が魅力です。2階建てや3階建てはもちろん、平屋とも相性が良い間取りです。

 

・ロフトとは違う?

スキップフロアとロフトの違いについて疑問を感じる方は多いようです。法律による明確な定義はありませんが、簡単に分けるならロフトは物置的なサブスペース、スキップフロアはしっかりした居住スペースといったところです。

 

またロフトは「天井高さ1.4メートル以下で下の床面積の半分以下でつくる床面積に含まれないスペース」を指すことが多いです。固定資産税が掛からないサブスペースで、収納力アップや趣味のちょっとしたスペースなどを目的とするイメージですね。

 

■実例で見るスキップフロアの特徴

まずは実際の写真を見ながらスキップフロアがどんなものかチェックしましょう。

 

【実例】平屋のスキップフロア

家族が過ごしやすいステップフロア

1つの空間に4つのフロアを設けた、平屋とスキップフロアを組み合わせた建築事例です。リビングでテレビを見たり、デスクスペースで在宅ワークをしたりとそれぞれのパーソナルスペースを確保。高い位置に設けた窓から入る光が、間取り全体を明るく爽やかな雰囲気に仕上げています。キッチンとダイニングは廊下からフラットなフロアになっているため、老後の暮らしも心配ありません。

コンパクトな平屋の注文住宅

【ほかの写真もご覧ください】

 

■スキップフロアのメリット

畳小上がりもスキップフロアの一種

スキップフロアが持つメリットや魅力ポイントをピックアップしました。

 

・高低差により縦の解放感が出る

同じ床面積の部屋でも高さがあると解放感を感じやすくなるため、縦の空間を使えるスキップフロアは広々した印象を出しやすい点がメリット。敷地の形状や窓の位置などの制限で閉塞感を感じやすい間取りも、スキップフロアにすれば過ごしやすい空間になります。

 

 

・床面積を有効活用しやすい

1.5階・2.5階など重なる層をつくることで、平面の間取りよりも床面積を有効活用できる点も魅力的なポイント。特にスペースの確保が難しい狭小住宅や平屋との相性が良い間取りです。

 

・採光を確保しやすい

間仕切りに光を遮られないスキップフロアは、お部屋全体を明るく仕上げやすいのもメリットの一つです。高い位置に設置した窓は自然光を取り込みやすく、フロアの配置で隅々まで光を届けられます。昼間家で過ごすことが多い方にとって大きなメリットですね。

 

・収納スペースが増える

高くしたフロアの下など、デッドスペースを活かした収納を作りやすいのもスキップフロアのメリットです。特に物が多いリビングやダイニングとの相性が良い点です。高さやサイズを調整してあげれば、大きな物をしまうスペースも作れます。

 

・同じ空間にパーソナルスペースが作れる

最近は個別の部屋ではなくリビングで家族が過ごすライフスタイルがトレンドですが、人数が増えると手狭に感じることも少なくありません。フロアごとに空間を区切れるスキップフロアは、パーソナルスペースを確保しやすい点も大きなメリット。同じ空間でコミュニケーションを取りながらも、お互い違う趣味や仕事に打ち込めます。

 

・おしゃれに感じやすい

縦のデザインが加わると選択肢が増え、普通の間取りよりおしゃれに仕上げやすい点も魅力ですね。建売や賃貸などの一般的な住宅では見かけることが少ないため、珍しさからおしゃれに感じる方も多いようです。お友達や親戚を招くことが多い方は、おもてなしを喜んでもらえることが多いでしょう。

 

■スキップフロアのデメリット

スキップフロアの組み合わせ

良い部分だけでなく、デメリットもしっかり把握してからスキップフロアを計画しましょう。

 

・建築費用は高くなる

床面積が増えるのはスキップフロアの大きなメリットですが、材料と手間は増えるため建築コストは高くなります。間取りのすべてをスキップフロアにするのではなく、ピンポイントで使うなど調整すると予算オーバーを防げます。

 

・デザインセンスが求められる

スキップフロアは平面の配置だけでなく、縦の空間把握も必要なため、非常に高いデザインセンスを要求されます。スキップフロアで失敗した方は、慣れていないハウスメーカーやデザイナーにあたってしまったケースが少なくありません。スキップフロアを検討するなら、必ず施工経験がありデザイン性の高いハウスメーカー・工務店にお任せください。

 

・老後は暮らしづらいケースも

多くの段差・階段を設けるスキップフロアは、バリアフリーの考えとは対極の間取りと言っていいでしょう。若いうちはメリットがたくさんですが、足腰が弱ってくる老後は暮らしづらくなるケースも。

 

・掃除が大変

フロアが分かれると意外と面倒なのは毎日のお掃除。意外とホコリが溜まりやすい階段も多く、一段ずつ掃除するのは大変です。最近目にすることが多いロボット掃除機を使えないのもデメリットと言えるでしょう。

 

・大きなエアコンが必要

高さがあるスキップフロアは部屋全体の体積が大きくなるため、一般的な間取りよりエアコンのパワーが必要になります。また空気の総量が多いため、冷暖房を入れてから快適な室温になるまで時間がかかる点もデメリットと言えます。

 

・ニオイや音が広がりやすい

スキップフロアは広い空間が必要になるため、住まいの中でも一番広いLDKと組み合わせるのが一般的です。キッチンで調理したり、ダイニングで食事をとったりする際、ニオイが全体に広がりやすい点はデメリットです。間仕切りが無いため音も伝わりやすく、音楽鑑賞と映画鑑賞などがバッティングするとお互い楽しめないケースも。

 

■スキップフロアと相性の良い間取り

スキップフロアで有効活用

スキップフロアのメリットとの組み合わせが良い間取りをいくつかご紹介します。おしゃれで効率的な家に仕上げやすいので、ぜひ参考にしてください。

 

・吹き抜け

天井高さを確保できる吹き抜けとスキップフロアの間取りは相性抜群。1.5階だけでなく2.5階など複数のフロアを展開することもできます。高い位置に設けた明かり窓の自然光がフロア全体に届きやすいのも大きなメリット。

 

・平屋

二階の無い平屋は吹き抜けとの相性が良いため、必然的にスキップフロアとの組み合わせもメリットが多くおすすめ。床面積不足の解消、採光の確保などメリットと平屋の弱点がうまく調和するため、コンパクトで暮らしやすい家を設計しやすいです。シンプルな間取りになりがちな平屋の間取りを、おしゃれに仕上げやすい点も魅力的ですね。

 

・狭小住宅

東京都内など大都市は土地価格が高いため、予算の関係で狭小地に家を建てざるを得ないケースも少なくありません。床面積が限られる狭小住宅には、スキップフロアは特におすすめの間取り。中二階などで部屋数を稼ぎつつ、高さ制限をかわす際にも役立つアイデアです。注文住宅を検討している土地が狭小地の場合も、お気軽にご相談ください。

 

・和室

一部屋あると便利な和室も、独立した部屋を用意すると床面積をたくさん使ってしまいます。スキップフロアなら、間仕切りを作らず洋間と和室を切り離せるため、畳スペースを 作りやすいです。高さを変えるとフローリングのホコリが広がりにくく、気兼ねなく寝転べるのもうれしいポイント。

 

・広いLDK

複数の機能を一部屋に集約する大きなLDKも、スキップフロアならそれぞれの空間を緩やかにゾーニングすることが可能です。同じ部屋でコミュニケーションを取りつつ、趣味や仕事など自分の時間を持つライフスタイルに対応しやすいのは魅力的ですね。

 

視線を遮れるため、在宅ワークのウェブ会議でプライベートエリアの映り込みを防ぐ効果もあります。在宅勤務や通信教育が増えるこれからの時代にもマッチした間取りをつくれます。

 

■スキップフロアの後悔を防ぐ

畳のスキップフロア

スキップフロアでよく聞く失敗・後悔を防ぐためのポイントを3つ紹介します。

 

・老後の生活スペースを確保する

スキップフロアの失敗談として多いのは、「若い時に作ったけど年を取ってから大変」というケース。老後も暮らしやすいスキップフロアづくりのポイントは、「暮らしに必要な間取りは平面に納める」ことです。

 

子供の遊び場などはスキップフロアにして、キッチン・リビングなど必須スペースはバリアフリーを維持しておけば老後も困りません。高いフロアは使用頻度の低い物置スペースにしたり、息子夫婦の宿泊スペースなどにしたりすれば無駄がないでしょう。将来のライフスタイルも見据えて、変化に対応できるプランニングをつくるのが大切です。

 

・断熱性能を持たせる

よくスキップフロアや吹き抜けなどの大きな空間をつくると、光熱費が高いという意見を見かけます。しかし、最近はサッシや断熱材の性能がアップしていますので、家全体の断熱性能を確保してあげれば十分対応可能です。広い空間を温める・冷やすまでに時間はかかりますが、快適な室温に達してしまえば魔法瓶と同じように維持するパワーは少なく済みます。

 

スキップフロアをつくる場合は、建物の断熱性能に注目しましょう。ネクストハウスは2020年に義務化される予定の省エネ基準をクリアした住まいづくりに取り組んでいます。詳しくは下記の記事でもご説明しています。

 

【関連】2020年に義務化される未来基準・省エネの家を。

 

 

・各フロアの利用目的を明確にする

たくさんのフロアを作りやすいスキップフロアですが、多ければ良いというわけではありません。目的に合った使いやすいフロアにするため、どんなシーン・目的で使うのかを明確にしましょう。

 

デメリットでも述べましたが、音楽を聴くフロアと映画鑑賞するフロアがあると音が交差してしまいます。また、お子さんの遊び部屋があると、同じ空間でウェブ会議に出席するのは厳しいでしょう。両立するのが難しい利用目的があるなら、個室を別に用意する対応も必要です。いざ使ってみての後悔を防ぐため、普段の過ごし方や理想のライフスタイルも遠慮なくご相談ください。

 

◼まとめ:スキップフロアは自由な間取りプランで失敗を防ぐ

魅力いっぱいのスキップフロアですが、注意すべき点も多くあり、実績と実力のある工務店選びが重要となります。ライフスタイルに合わせてつくるために、プランの自由度があるかという点も要チェックポイント。

 

ネクストハウスはオリジナルオーダーシステムによる自由な注文住宅づくりで、お施主様に合わせたプランをご提案。理想のライフスタイルに対応するスキップフロアの間取りづくりをお手伝いします。東京・神奈川を中心にお気軽にご利用いただけるモデルハウスをご用意しています。WEB相談受付も始めましたので、合わせてご活用ください。

 

【無料相談会・WEB相談の受付はコチラ】

 

 

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