目次
ネットショップで注文した品物を自動で受け取れる宅配ボックスや、自宅のどこにいても来客が確認できるカメラ付きインターホンなど、令和時代の新築におすすめの便利設備をピックアップします。
それぞれの設備のメリットや選び方を詳しく解説しますので、これから住まい選びに取り組む方はぜひチェックしてください。
目次
■新築には現代のライフスタイルに合わせた設備を
■おすすめ設備①宅配ボックス
■おすすめ設備②カメラ付きインターホン
■おすすめ設備③IHクッキングヒーター
■おすすめ設備④人感センサー付き照明
建築実例
■新築には現代のライフスタイルに合わせた設備を
スマートフォンやAI(人工知能)を使ったサービスなど、私たちのライフスタイルはめまぐるしいスピードで変化しています。住まいの設備も同じように進化していますので、これから住まいづくりをするなら取り入れたいものもたくさんあります。
今回ご紹介するおすすめ設備は、大掛かりでなく費用も比較的リーズナブルなものをピックアップしました。ちょっとしたアイテムが暮らしを便利に変えてくれますので、これから新築を建てる方はぜひ取り入れてください。
■おすすめ設備①宅配ボックス
Amazonをはじめとしたインターネット通販はとても便利ですが、日中忙しいと受け取りのタイミングが難しいですよね。今から家を建てるなら、ぜひ宅配ボックスを検討してみましょう。
・宅配ボックスのメリット
荷物を確実に受け取れる
最近は急ぎのアイテムを短い期日で届けてくれるサービスも充実していますが、宅配ボックスがあれば荷物を確実に受け取ることができます。お昼寝中でインターホンに気づかないなど、受け取り損ねる心配が無いのはメリットですね。
自宅待機の無駄な時間を減らせる
ほとんどの宅配業者は時間帯指定に対応していますが、「午前中」など範囲が広いため、荷物が届くまで待機していなければいけません。宅配ボックスがあれば好きなときに出かけられるため、時間を有効活用することができます。
盗難リスクを減らせる
宅配便の増加に伴い自転車のかごや玄関前などの「置き配」サービスが広まっていますが、同時に盗難被害も増えています。鍵付きの宅配ボックスなら、盗難のリスクなく確実に荷物を受け取ることができます。
防犯効果が期待できる
東京都内でも、宅配業者を装う詐欺や強盗といった事件は後を絶ちません。在宅時でも宅配ボックスに届けてもらえば玄関を開ける必要がないため、女性の方でも安心ですね。お留守番中のお子さんがドアを開けてしまい、トラブルに巻き込まれるリスクも防げます。
・宅配ボックスの使い方
- 宅配業者が扉を開けて荷物を入れロック。ボックスに用意した印鑑を押して配達完了
- 宅配ボックスの表示で荷物を確認し、ロックを解除して荷物を取り出す。
- 配達可能状態にして①に戻る。
・宅配ボックスのタイプ
ポスト一体型
郵便物と宅配便を両方受け取れる一体型タイプは、設置スペースを省略できる点が大きなメリット。わかりやすい場所に設置できるため、宅配業者さんが見つけられない心配がないのもいいですね。
据え置き型
地面に直接設置する据え置きタイプはサイズのバリエーションが豊富で、大きな物も受け取りやすい点が魅力です。反面、じゃまにならない場所や目立たない場所に設置するなどの工夫が必要です。
埋め込み型
塀や建物の壁などに埋め込むタイプは、見た目がスッキリ納まるためデザインが気になる人におすすめ。室内から荷物を取り出せる点も大きなメリットです。埋め込み型は、余計な費用が掛からない新築時に検討するのが良いでしょう。
壁掛け型
高さを調節しやすい壁掛け型は、出し入れしやすく設置のハードルが低い点がメリットです。本体が薄いタイプになるため、大きな荷物の受け取りは苦手です。
・宅配ボックス選びのポイント
よく使うアイテムにサイズを合わせる
サイズが小さくて使えない、というのは宅配ボックス選びでよくある失敗例。よく注文するアイテムのサイズを確認して、しっかり入る物を選びましょう。
・コンビニや駅の宅配ボックスはどうなの?
最近はコンビニやスーパーマーケットなどに設置された宅配ボックスも増えてきています。24時間好きなタイミングで受け取れるため、近くに宅配ボックスがある場合は自宅に設置すべきかどうか悩むかもしれません。結論としては、設置スペースが確保できるなら自宅に宅配ボックスをつけておいた方がメリットは大きいです。
とても便利なコンビニ宅配ボックスですが、急激な宅配便の増加により、まだ数が足りていない地域もあるようです。先着順で埋まってしまうため、宅配ボックスボックスがいっぱいだと運送会社が荷物を配達できず、受け取ることができません。仕事で使う道具や、お出かけアイテムなど、使うタイミングが決まっている荷物だと少しリスクがあります。
コンビニ宅配ボックスは今後も数が増えていくと思われますが、荷物を確実に受け取りたいならご自宅に設置するのがおすすめです。
・宅配ボックスに使える補助金制度
宅配ボックスは家事負担軽減に寄与する設備として、次世代住宅ポイント制度の対象製品となっていましたが、2020年3月をもって締め切りとなっています。しかし、国から補助金が出ているということはそれだけ負担軽減が期待できるということですから、今でも検討したほうが良いことには変わりません。後付けだと余計な費用が掛かったり、盗難リスクが高まったりすることもありますので、つけるなら新築時に検討しましょう。
参照:https://www.jisedai-points.jp/manufacturer/search/product/delivery-box/
建築実例
■おすすめ設備②カメラ付きインターホン
最近の新築はカメラ付きインターホンがほとんど標準になってきているため使ったことがある方も多いと思いますが、改めてそのメリットや機能をチェックしてみましょう。
・カメラ付きインターホンのメリット
玄関を開ける前に相手を確認できる
訪問者があったとき、ドアを開けたりスコープを除いたりする前に確認できるのがカメラ付きインターホン最大のメリットです。お子さんがお留守番しているときも、親御さんと間違えてドアを開けてしまう心配がありません。
防犯効果が期待できる
玄関の外にある子機でカメラが付いていることが分かるため、詐欺などの犯罪行為を未然に防ぐ防犯効果も期待できます。顔をしっかり見られてしまい、場合によっては記録が残ってしまうカメラ付きインターホンは、犯罪者にとってできるだけ避けたい設備です。
・カメラ付きインターホンの機能
録画機能
SDカードなどに訪問時の様子を録画できる機能が付いた機種なら、留守中の訪問も後でチェックできます。不審な人物が何度も訪れるなど迷惑行為の際は、証拠として残すこともできます。
リモコン機能
電話の子機のように、家の中で持ち歩けるリモコン機能付きの機種もあります。洗濯物やお料理など、手が離せないときの訪問もチェックできてとても便利です。
■おすすめ設備③IHクッキングヒーター
現在はキッチンの加熱機器といえばガスコンロ・IHヒーターの2種類が選べますが、これから新築を建てるならIHがおすすめ。
・IHクッキングヒーターのメリット
やけどや火災の心配が少ない
火が直接出ないIHヒーターは、ガスコンロよりケガや火災の危険性が少ないのが大きなメリット。紙や洋服などをうっかり燃やしてしまったり、火に近づいてやけどしたりするリスクを軽減できます。小さなお子さんや高齢の方が居るご家族も、安心して使うことができます。
お掃除が楽ちん
表面がガラスで平らなIHヒーターは、吹きこぼしや油はねもサッとお掃除できて楽ちんです。ガスコンロもお掃除しやすいガラストップ製品が出ていますが、凹凸が全くないIHのほうが清掃性は一枚上手です。
夏のお料理も暑くない
火力による上昇気流がないIHヒーターは、ガスコンロと比べて暑さを軽減できるのもおすすめポイント。夏の昼食や夕食の準備は、炒め物や揚げ物をすると大変ですよね。扇風機を使っても火が消える心配が無い点も、夏のお料理負担軽減につながります。
ガス漏れ事故の心配が無い
ガス警報器の普及やガス漏れ検査によって件数は減っていますが、漏れたガスに引火する事故が起きる可能性はゼロではありません。ガスを使用しないIHの場合、ガス爆発事故の可能性がない点は大きなメリットといえるでしょう。
・IHヒーターのよくある不安ポイント
使えない鍋があるって聞いたけど?
IHヒーターは一部の鍋が使えないため不安に感じる方が多いようですが、結論としてはよほどお料理にこだわりが無ければ不便はありません。
IHヒーターで使えないのは土鍋やガラス鍋、鉄以外のアルミ鍋などがあります。また、中華鍋など底が丸い鍋も使えません。しかし、これらのお鍋を日常的に使用する頻度はあまり多くないのではないでしょうか。
量販店で販売している一般的なフライパンやお鍋などはほとんどIHに対応しています。また、土鍋などスポット的に使うものは携帯コンロなどを使えば、食卓で直接煮込めるためかえって便利なケースも。
火力は弱くない?
IHヒーターの販売が始まったころは電力が弱く、ガスコンロと比べて加熱に時間がかかる製品がほとんどでした。しかし、最近のIHヒーターは高出力の物が多くなり、ガスコンロと比べても火力は問題ありません。
鍋を直接加熱する構造上、ガスより火力が強い製品もありますので、普段のお料理で火力が足りないと感じることはないでしょう。
停電時はどうする?
電気が無いと動かないIHヒーターは、停電時に使えないと心配する方も多いようです。しかし、電気がつかず暗い中でお料理するのは危険ですし、最近は停電の頻度や時間も少なくなってきています。災害時など長時間停電が続く場合は避難すべきケースの方が多いため、停電時にIHに不便を覚えることはあまりないでしょう。
■おすすめ設備④人感センサー付き照明
店舗などをはじめ見かけることが多くなってきた人感センサー付き照明も、これから新築を建てるならぜひ導入したい設備です。
・人感センサー付き照明のメリット
転倒やケガの防止
家に帰ってきて手探りでスイッチを探した経験はないでしょうか?人感センサー付き照明ならドアを開けた瞬間自動でスイッチが入るため、暗い中手探りで転倒することを防げます。荷物を持っているなど両手がふさがっていても明るくなるため、ケガをする心配がありません。玄関やアプローチなど外部にも使用できるため、防犯にもつながり帰宅時も安心。
電気代の節約
センサー付きの照明は時間を設定して自動でスイッチOFFになるため、消し忘れによる無駄な電気消費を防げるのもメリットです。出かけるときにうっかりつけっぱなしで、一日中付いていたということがなくなります。
・人感センサー付き照明がおすすめの場所
廊下/階段
出入りが多くずっといるわけではない廊下は、人感センサー付き照明をつけるメリットが大きい場所の一つ。階段での転倒事故を防ぐのにも役立ちますよ。
トイレ
最近は店舗のトイレなども人感センサー付き照明が増えてきています。スイッチに触らなくて済むため、清潔を保ちやすいのも大きなメリットです。換気扇と連動させることもできるため、つけ忘れや消し忘れを防ぐこともできておすすめ。
玄関
玄関の内外は段差もあり、人感センサー付き照明で自動点灯すれば転倒事故を防ぎやすくなります。外部の玄関灯は人感センサーに加え、時間帯で自動点灯する機能があると尚便利です。
建築実例
■まとめ:東京都内の新築は最新設備で便利に
現代の暮らしにマッチする便利な新築は、間取りの工夫に加えて新しい設備をしっかり取り入れることが大切です。ネクストハウスでは、モダンなデザインだけでなく設備もしっかり導入しています。
東京都内の立川・八王子と神奈川県の相模原・厚木にショールームを設けていますので、設備のチェックなどにご活用ください。ご予約不要で営業時間内は自由にご覧いただけますので、ご家族でのお出かけのついでにもどうぞ。