目次
東京都の中でも広い面積と自然を持つ八王子市は、2020年現在新築を建てるエリアとして再注目されています。今回は八王子市にスポットを当て、人気のエリアや土地選び時の注意点を解説していきます。ライフスタイルに合わせたエリア選びで、新築の失敗や後悔を防ぎましょう。
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■東京郊外エリアの人気が上昇中
■八王子市の新築で人気のエリアと特徴
■八王子の土地選びで注意すべき点
建築実例
■東京郊外エリアの人気が上昇中
まずは新築を建てるエリアとして八王子市が注目されている背景や、利便性・魅力について見ていきましょう。
・コロナショックによるリモートワークの普及
2020年初めから感染が広がったコロナウイルスの影響により、東京都内の多くの企業がリモートによる在宅勤務への切り替えを実施しました。もともと働き方改革の一環として計画されていたこともあり、今後も部分的にリモートワークを継続する企業も少なくありません。
実際に通勤しないワークスタイルを体験したことで、土地の高い都心エリアを避け、広い郊外に住まいを検討する方が増えているようです。土地が安く広い家を確保しやすい郊外なら、ホームオフィスのスペースも確保しやすいことも郊外人気の一因。
・自然と利便性が両立する八王子が人気エリアに
もともと東京都内でも人気居住エリアの八王子市は44万人の人口を抱え(令和2年現在)、ここ10年は人口も増加傾向にあります。前述したリモートワークの普及によって郊外に注目が集まるなか、八王子市の人気もさらに高まっているようです。
西側に豊かな自然、中央部に各方面へアクセスの良い都市部を持つ八王子市は、エリア内で様々なライフスタイルに対応できる点が大きな魅力。高尾山やキャンプ場などのレジャーもあり、特に子育て世代の方にとっては暮らしやすいエリアと言えます。
都心や県外への電車・道路網も豊富で、ロードサイドの大型店なども豊富なため買い物に困ることはありません。駅周辺の繁華街には飲食店ショッピングスポットも多く、都心と比べても見劣りしない盛況ぶりも魅力的。
郊外への注目が集まるなか、たくさんの魅力がある八王子市は今後さらに発展する可能性を持ったエリアとなっています。
■八王子市の新築で人気のエリアと特徴
八王子で人気の居住エリアを、メインとなるアクセス路線や道路別にご紹介していきます。ここで紹介する以外の居住エリアもたくさんありますので、気になった方はぜひさらに調べてみてくださいね。
【京王線エリア】
新宿に向かう京王線は八王子市外へのアクセスも可能で、府中や調布など国道20号線周辺エリアに行くことが多い方にとって利便性が良い路線です。
・北野
国道16号が走る北野エリアは、住宅街メインで利便性の高さが特徴。大きなお店などはありませんが、スーパーなど普段の生活で困ることは少ないでしょう。北野駅は始発駅となっていて急行も停車し、高尾線と京王線の分岐駅にもなっています。大型の北野公園や浅川沿いの散歩道など、お子さんと遊ぶスポットも周辺にそろっています。
・めじろ台
静かな住宅街がメインのめじろ台は、子育て世代や老後世代の方に人気のエリアです。めじろ台駅は急行も停車するため、通勤や通学などの利便性も悪くありません。少し坂道が多いため自転車移動がメインだと不便に感じることもあるようですが、電動自転車等を検討しましょう。
・高尾
中央線と京王高尾線が乗り入れる高尾駅は、始発駅にもなっていて通勤での利便性が良いのが特徴。駅周辺は落ち着いた雰囲気で利用しやすいですが、店舗は少ないため若い方は少し物足りないかもしれません。少し行けばスーパーなどは複数あるため、普段の生活で困ることがあまりないでしょう。すぐ近くに高尾山があるため、自然を楽しみたい方にはもってこいのエリア。
建築実例
【中央線エリア】
都心方面は新宿や東京駅までダイレクト、立川から各方面への乗り換えも豊富な中央線は利便性抜群。通勤時間帯は混み合う傾向はありますが、いろいろなエリアにアクセスすることが多いかたにはメリットが大きい路線です。
・八王子
複数路線が乗り入れる八王子市のメインターミナルであり、国道20号と16号が交わる交通の要にもなっています。駅周辺は飲食店や居酒屋なども多く、外食を楽しむことが多い方は楽しめるエリアです。駅から少し離れれば市街地となるため、利便性と静かな暮らしを両立させたい方にもおすすめ。
・西八王子
西八王子駅周辺エリアはセレオやダイエーなどのショッピング施設があり、普段の生活はとても便利です。駅周辺には飲食店やショップなどもあり、程よく発展しているのが特徴。南口には住宅地が発展していて、学校や幼稚園などの近くで充実しています。
【京王相模原線エリア】
八王子市の南側に位置する京王相模原線は、橋本経由の神奈川へのアクセス、多摩を経由しての都心へのアクセスが良好。
・南大沢
多摩市と隣接し丘陵地帯に位置する南大沢エリアは、豊かな自然に囲まれて静かに暮らす住宅地エリア。駅前には大型のアウトレットモールがあり、普段の買い物に加えて休日のショッピングも楽しめます。
【横浜線エリア】
八王子と横浜をつなぐ横浜線は、通過する相模原や町田へのアクセスが良好。乗り換え選択肢が多く、神奈川県内にアクセスしやすいエリアです。
・片倉
横浜線の片倉駅と京王高尾線の京王片倉駅があり、駅から近い場所には大きな片倉城跡公園がある落ち着いたエリアです。南北に国道16号が走り、八王子バイパスの片倉ICも近いため車移動がメインの方にも利便性の高いエリア。
■八王子の土地選びで注意すべき点
注文住宅の住みやすさの大半は、土地選びで決まるといっても過言ではありません。八王子ならではの注意ポイントをまとめましたので、参考にして下さい。
・繁華街周辺は治安に注意
鉄道交通の要である八王子駅周辺は、都心部と比べても見劣りしない大きな繁華街が広がっています。利便性が高く魅力的なエリアである反面、飲み屋街などもあり治安が心配なエリアでもあります。特に子育て世代の方は、お子さんの通学路や公園などの遊び場の近くに繁華街や治安の悪いエリアがないかしっかりチェックしましょう。
・幹線道路周辺は騒音もチェック
国道20号・16号・中央自動車道・圏央道など周辺の主要道路が市内を走る八王子市は、エリア内外からの交通量も大変多いです。市内に工業団地があることも重なり、主要な幹線道路はトラックなどの大型車両も多く、騒音や振動が気になるエリアもあります。八王子の土地を選ぶ際は日当たりやアクセスといった条件に加えて、こうした周辺道路環境も加味して考えましょう。特に土曜日・日曜日に見に行った時は静かだったのに、平日は交通量が多くてうるさいということも少なくありません。時間や曜日を変えて何度も現場をチェックすると、土地選びの失敗を防げるのでおすすめです。
・お祭り時期の渋滞も気を付ける
関東屈指のお祭りである八王子まつりをはじめとして、シーズンによっては多くの観光スポットに市外から人が訪れます。また高尾山やアウトレットパークなど人気スポットの周辺は、大型連休になると渋滞につながることも少なくありません。このようなエリアに家を構える場合、車移動時の渋滞についてもよく検討しましょう。ちょっとした買い物や用事で出かけたら渋滞だらけでは、ストレスも溜まってしまいます。主要な幹線道路や高速道路のインターチェンジに向かう道、抜け道の周辺エリアは特に注意が必要。ただし、こうした地元ならではの情報は、エリア外の方には調べづらいですよね。私たちネクストハウスは八王子市にモデルハウスを構えて地元情報もしっかり収集していますので、土地選びのアドバイスもお任せください。
・坂が多いエリアの利便性
八王子市西側の丘陵エリアには造成地帯も多く、坂道が多い土地もあります。こうしたエリアは車を所持する方が多いですが、保育園の送り迎えや普段の買い物などで自転車を使う場合利便性にも注意したいところ。自転車移動が多い方は、候補地と周辺施設を良く観察してみて普段の移動を良くチェックしましょう。
建築実例
◼まとめ:八王子の土地探しは地元に精通した施工店にご相談を
エリア内でさまざまな顔を持つ八王子市は、ライフスタイルに合わせた土地選びが重要となります。アクセスや騒音、観光シーズン時の混雑状況など、地元ならではの情報を持つ施工店に相談しながら失敗のない土地選びをしましょう。
ネクストハウスは八王子市にモデルハウスを設け、地元密着営業でご要望に合わせたエリアご案内も提供します。ご予算やライフスタイルに合わせた土地探しで、暮らしやすい住まいづくりをサポートいたします。オンライン相談も始めましたので、ちょっとした疑問や興味もお気軽にご質問ください。