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注文住宅の間取り失敗例をチェック。後悔を防ぐコツ

注文住宅の間取りで失敗してしまった、建ててから後悔したという声は少なくありません。人生の中でも大きな買い物であるマイホーム、失敗を避けて住みよく作りたいですよね。

そこで今回は、水回りやリビングなど場所別の間取り失敗例をもとに、後悔を防ぐコツを解説します。これから住まいづくりに取り組む方はぜひチェックしてみてください。


目次
■水回りの間取り失敗例
■リビング・居室の間取り失敗例
■間取りの失敗や後悔を防ぐコツ
■まとめ


建築実例

■水回りの間取り失敗例

モダンな内装スタイル

生活に直結する設備である水回りは、失敗につながるポイントが多いです。ユニットバス・トイレ・洗面などの配置でよくある失敗を知って回避しましょう。

・トイレが遠い/うるさい

水回りの失敗としてよく挙げられるのはトイレの位置ですが、特に不満を感じやすいのは寝室との位置関係です。寝室からトイレが遠すぎると夜中の用足しが面倒ですし、近すぎると水を流す音で目を覚ましてしまう事も。

階段下などアクセスしやすく音の問題が出ない場所を見つけ、上手に配置して失敗を防ぎましょう。

・キッチンと玄関が遠い

キッチンについては料理や配膳の動線にばかり注目しがちですが、玄関からの距離が遠いと不満を感じやすいです。お米や調味料など重たい荷物を買って帰って来た時に、玄関からキッチンまで運ぶのは大変な作業。必然的に冷蔵庫も遠くなってしまいますので、購入頻度の高い生鮮食品を毎回しまうのも面倒です。

レイアウト上どうしても玄関から距離がある場合は、勝手口を設けて直接キッチンにアクセスできるようにすると良いでしょう。車での買い出しが多い場合は、駐車場や車庫かのアクセスも考慮するとさらに便利です。

・洗面所が混雑する

学校や仕事へ向かう前の朝の身支度はどうしても混雑するもの。中でも洗顔や歯みがき、髪のセットなどやることが多い洗面所は混雑しやすく、住み始めてから不満を感じやすいポイント。

特に家族の人数が多い場合は洗面所をなるべく広くとり、洗面台や鏡を広くしたり複数設置したりすると混雑しにくいです。出入り口を複数設けて、行き止まりを避け回遊性を高めるのも使い勝手が良くなります。ドライヤーやひげそりが同時に使えるようコンセントを多めに配置するのも良いでしょう。

・掃除用具を収納する場所がない

お風呂の洗剤やブラシ、洗面台を磨くスポンジやトイレのシートなど、水回りで使う掃除用具は多岐にわたります。水回り関連の収納が不足して物があふれ、美観を損ねて使い勝手が悪くなるのはよくある失敗パターン。

特に空間が狭い洗面所やトイレ周りは現在使っている掃除用具やアイテムをリストアップし、十分な量の収納を設けましょう。ピッタリの量だと物がいっぱいで使いづらくなるので、少し余裕を設けておくのがコツです。

・お風呂の出入りが玄関から見える

一直線の廊下に玄関があるようなレイアウトだと、洗面所やトイレの出入りが玄関を開けた時に見えてしまう事も。玄関で家族が来客に対応している状況だと、恥ずかしくて出られないことも少なくありません。特に来客が多いご家庭の場合は、玄関からの視線についても配慮しましょう。

◼リビング・居室の間取り失敗例

続いては多くの時間を過ごすことになる、リビングや寝室における失敗例を見ていきましょう。暮らしの快適性に直結する部分ですから、失敗ポイントを避けて過ごしやすい居住空間に役立ててください。

・日当たりが悪く暗いorまぶしい

平面図や3Dパースだけでは読み取れない情報としては日照があり、しっかり設計しないと過ごしづらい部屋になってしまいます。日当たりの良いリビングでも、西日がテレビや目を直撃する位置に窓があると快適に過ごせません。障害物のある方向に大開口の窓を作っても、景観と採光が悪く暗い部屋になってしまうでしょう。

周囲の環境や土地の方向にも配慮し、日当たりと採光についても考慮することで失敗を防げます。

建築実例

・外から丸見えでくつろげない

大開口の窓をリビングにつけたら、外からの視線が気になってくつろげない…。人口密度が高く、近隣との距離が近い東京の注文住宅では多い間取りの失敗例です。特にリビングや寝室などくつろぎたい場所は、外部からの視線に配慮すべきです。隣の家との位置関係、人通りが多い道からの視線など外部環境に配慮しましょう。

カーテンやシャッターを締め切りにしてしまうと、せっかくの空間に閉塞感が出てしまいます。必要であれば生垣やフェンスなどの外構もセットで考え、視線を遮りつつ自然光を取り入れることも検討しましょう。

・寝室がうるさく眠れない

同じ家に住む家族とはいえ、ライフスタイルは一人ひとり違うものです。就寝時間の違いなどを考慮せず寝室を作ってしまうと、うるさくて眠れない失敗を招きやすいです。仕事やアルバイトで遅くに出入りする方が居る場合、玄関の近くに寝室を作ってしまうと出入りで目が覚めてしまいます。夜遅くまで音楽を聴いて勉強する家族と寝室が隣り合わせだと、なかなか寝付けません。建てるときはお子さんが小さい場合も、成長して行動様式が変わることも考慮して寝室を設計しましょう。

・料理のニオイいがリビングに充満

対面式のオープンキッチンはおしゃれで料理中もコミュニケーションが取りやすい人気の間取り。しかし、空間がつながっているためニオイがリビングに伝わりやすく、後悔する方も多いようです。特に料理頻度が多かったり、ニオイの強い魚料理が多かったりするとリビングで不快感が出やすいです。

完全なオープンキッチンではなくコンロ前だけ壁を設けたり、換気性能の高い換気扇を選んだりと対策はあります。キッチンの設計では、目に見えないニオイにも配慮してみましょう。

・収納が足りずごちゃごちゃ

収納不足や使い勝手の悪さによる悩み・不満は注文住宅の間取り失敗例として常に上位に挙がります。せっかくおしゃれに仕上げた住まいも、物があふれてしまうと素敵なデザインを楽しめません。

土地や予算との兼ね合いもありますが、収納は多すぎて困ることはないでしょう。屋根裏や床下など有効活用できるデッドスペースもありますから、なるべく多めに造っておくと失敗を防げます。

・プライベートスペースが足りない

最近は大開口のLDKスペースが主流になってきているため、いざ住み始めてからプライベートスペースが無いと感じる方も少なくないようです。寝室はベッドでいっぱいになってしまう事が多く、本を読んだり物を作ったりといったプライベートスペースには適しません。

床面積に制限がなければよいのですが、部屋数を増やすのは現実的ではありません。スキップフロアやリビング内デスクなど、同じ空間でもそれぞれの時間に専念できるスペースを作ると良いでしょう。

・コンセントが足りない

細かい部分で意外と見逃しがちな失敗としては、コンセント不足による家事効率の悪さも挙げられます。最近は掃除機などコードレスの家電が増えているものの、充電する機器も増えるためより多くのコンセントが必要です。パソコン・モデム・Wi-Fiルーターなどの固定機器も多くあるため、必要な場所に必要な分配置することが大切です。

延長コードや分岐タップは美観を損ね、ホコリや過電流による火災の危険性も高めるためできれば避けたいところ。今後はスマート家電など、今までよりさらに電源を必要とする機器が増えてきます。将来を見据えて多めにコンセントを配置しておきましょう。

◼間取りの失敗や後悔を防ぐコツ

かわいらしいリビング空間

間取りづくりの失敗を防ぐ共通のコツをご紹介します。家づくりに取り組む前の方も、現在プランニング中の方もぜひ参考にしてください。

・賃貸や今の住まいの不満を調べる

間取りはデザインにも大きく影響するため見た目を優先してしまいがちですが、機能性にも配慮しないと失敗しやすくなります。使い勝手の良い間取りを作るためには、今住んでいる家の不満を解決するアイデアを盛り込むと良いでしょう。

キッチンやお風呂が狭い、収納が足りない、家事の効率が悪いなどの不満は間取りの失敗を防ぐヒントになります。なるべく多くの不満・要望をリストアップして、プランに盛り込んでいくのが有効です。

・生活をリアルにシミュレーションする

各失敗例でも軽く触れていますが、家族全員の行動をなるべくリアルにシミュレーションすることが失敗を防ぐことにつながります。朝起きる時間、身支度を整える順番、朝食の準備やゴミだしなど事細かに検討しましょう。

正確にシミュレーションができれば、今作っている間取りプランの問題点や必要な物が見えてきます。トイレやコンセントの数、洗面所の位置や勝手口の有無など必要な物を配置し無駄な設備を省くことにもつながります。ご家族全員でよく話し合い、現在の生活様式と新しい間取りについてよく検討しましょう。

・周辺環境を把握・考慮する

図面や3Dパースで間取りを作っていると見逃しがちな要素ですが、日当たりや周辺道路など周りの環境もしっかり考慮しましょう。そのためには、まず家を建てる予定地を詳しく知ることが大切です。車や人の交通量、日当たり、周辺の建物との位置関係など、何度も訪れてチェックしてみてください。土地探し前の段階の方は、理想の間取りや室内環境がその土地で実現できるかという観点でもチェックしましょう。

・モデルハウスを活用する

ここまでご紹介した間取りの失敗は、イメージ違いやシミュレーション不足によるものがほとんどです。お部屋の広さや窓の位置関係、通路の幅などは図面を見るだけでは把握できません。モデルハウスを活用して実際の間取りを体験し、図面と実物のイメージを擦り合わせましょう。

建築実例

◼まとめ:自由なプランとサポートで間取りの失敗を防ぎましょう

モデルハウスのデザイン

間取りの失敗を防ぐためには、自由な間取りプランで住む人に合わせた家づくりが欠かせません。ネクストハウスは自由設計の注文住宅づくりでお施主様の希望を叶える家をつくります。スピーディーに自由なプラン作りが可能なオリジナルオーダーシステムをご用意していますので、どんなお悩みもお気軽にご相談下さい。

オリジナルオーダーの注文住宅

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また、間取りづくりに不可欠な自社モデルハウスも東京・神奈川に複数ご用意しています。さまざまな間取りやデザインを見比べることもできますので、ぜひ有効活用くださいませ。

注文住宅のモデルハウス

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監修者情報

ネクストハウス

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建設業許可番号

特定建設業許可 許可番号 国土交通大臣許可(特-1)第25561 号