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東京の戸建てに駐車場をつくるメリット|子育てに便利な新築実例

新築の駐車場

新築住宅の土地選びや間取りづくりで悩む方が多いのが、駐車場を作るかどうかというポイント。電車やバスといった公共交通機関が発達している東京都内では、車を持つかどうか悩む方も多いと思います。

今回は東京の新築戸建て住宅に駐車場を作るメリットとデメリット両面をチェックしてみましょう。記事の後半では、駐車場付きの新築戸建て実例も掲載します。


目次
■東京都内の生活に車は必要?
■新築戸建てに駐車場をつくるメリット
■新築戸建てに駐車場をつくるデメリット
■駐車場のある戸建て新築実例
■駐車場づくりでよくある失敗と対策


建築実例

■東京都内の生活に車は必要?

新築住宅の駐車場

冒頭でもお伝えしたように、一部の郊外エリアを除けば、東京都内では車は必要ないという方が多いかもしれません。最近は若い世代の方で車の免許を取得しないケースも増えてきています。まずは車を所持することによるメリットの大小について、さまざまなシーンを考えてみましょう。ご自身のライフスタイルと照らし合わせて、新築に駐車場を作るかどうかの判断にお役立てください。

・車移動のメリットが大きい人

①これから子育てが始まる

幼稚園や小学校、習い事の送り迎えなどが多い子育て世代の方は、やはり車があると便利です。急な発熱などで病院に連れていくときも、公共交通機関やタクシーだと時間がかかるケースもあります。時間帯によっては混むことも多い都内の電車やバスは、お子さんを連れての移動は大変です。

②アウトドアやスポーツが趣味

キャンプや登山といったアウトドアや、アイテムの持ち運びを伴うスポーツが趣味の方も、車移動のメリットが大きいです。重たい荷物を持っての電車移動は大変ですし、週末のたびにレンタカーやカーシェアを利用するのもすこし面倒ですよね。自家用車があると、使用頻度の高い趣味のアイテムを積みっぱなしにすることもできます。

③通勤の乗り換えが多い

新築を建てるエリアと会社の位置関係が悪く、バスや電車の乗り継ぎが多い方は、車通勤で時間短縮できるかもしれません。共働きで夫婦の会社が離れている場合、奥さんの会社の近くに建てて旦那さんは車通勤といった作戦も有効です。毎朝のラッシュを避けて通勤できるのは大きなメリット。

・車移動のメリットが少ない人

①車を使う頻度が少ない

子育てが終わった夫婦2人暮らしなど、大人数で出かけることが少ない方は車がなくても困らないことが多いです。年に数回の帰省時など限定的な車の使用なら、その都度レンタカーを借りた方がリーズナブルでしょう。

②リモートワーク主体

近年普及が進んでいるリモートワークで仕事をこなせる方も、自宅に駐車場を作るメリットは少ないかもしれません。通勤の必要がなく時間に自由が利く在宅勤務なら、お出かけの際も公共交通機関のラッシュを避けることができます。

③買い物はインターネット通販

日用品から大型家電まで手軽に購入できるインターネット通販も、車の重要性を下げている一因です。ネット通販メインで買い物頻度が少ないなら、車がなくてもそれほど困りませんよね。

■新築戸建てに駐車場をつくるメリット

駐車場のある新築

自宅の目の前に駐車場がある生活はさまざまなメリットをもたらします。

・ランニングコストの節約

自分の所有である新築の駐車場は、月額料金がかからない点が最大のメリットといえます。特に土地代が高い東京都では月極駐車場の料金も安くないため、ランニングコストの節約効果は大きいです。

  • 月額 4,000円 : 年間 48,000円
  • 月額 15,000円 : 年間 180,000円
  • 月額 20,000円 : 年間 240,000円

東京都内でも郊外エリアなら月額数千円の駐車場もありますが、ある程度の市街地だと1万円以上することがほとんど。年間でも数万円から数十万円の節約になりますから、数十年スパンで考えると100万円以上の差額になります。

・子育てが楽ちん

先ほども軽くご紹介しましたが、家の目の前に駐車場があるとお子さんを連れてのお出かけがとても楽ちんです。物心ついたばかりのお子さんを連れて駅やバス停まで歩くのはなかなか大変ですよね。幹線道路などでは、急な飛び出しなどによる事故も心配です。

お子さんの体調や機嫌が悪いときも、車があるととっても助かります。特に2人以上お子さんが居る場合、自転車の前後に載せるのも大変。子育ての負担が軽減できるのは、自宅駐車場の大きなメリットです。

・大きな買い物をしやすい

家の目の前まで車で入れる駐車場があると、比較的大型の家電や布団干しなども購入後持ち帰ることができて便利です。梱包サイズが小さくなる組み立て式の棚やインテリアアイテムも、配送料なしで購入できるのはオトクですね。配送するほどではないけれど、電車やバスで持ち帰るのは少し大変な物を気軽に買って帰れるのは車生活の大きなメリットです。

・盗難リスクを下げる

自動車の盗難リスクは月極駐車場より自宅駐車場の方が低い傾向にあります。奥まった住宅地や見通しの悪い自宅駐車場の場合、センサーライトやカメラといった設備で対策できるのも大きいですね。盗難だけでなく、いたずらによる傷や破損被害のリスクを下げられるのもメリットです。大切な愛車は、目が届く場所に置いておくのが安心ですよね。

参照:警察庁(自動車盗難等の発生状況について)

・在宅介護やデイサービスなど老後も暮らしやすい

車の運転が難しくなる老後も、駐車場があると在宅介護やデイサービスを利用しやすくなりそのまま暮らすことができます。最近は高齢化が進んでいることもあり、朝夕の送迎時間帯に混雑する住宅地が少なくありません。古い住宅地で駐車場がない家が多いと、路上で乗り降りするため車がスムーズに通れないのです。住宅の寿命が伸びている現代では、老後まで暮らしやすい点はメリットといえるでしょう。

・貸し出しで収入源になる

最近はスマートフォンアプリなどを活用して自宅の駐車場を簡単に貸し出すパーキングサービスがたくさんあります。もし車を使わなくなっても、レンタルスペースとして貸し出せば収入源にすることができます。コインパーキングが少ないエリアなら需要も大きいため、意外と大きな収入源になることもあるようです。

建築実例

■新築戸建てに駐車場をつくるデメリット

新築の駐車スペース

メリットだけでなく、デメリットもしっかり把握して駐車場を作るべきかどうか判断しましょう。

・庭スペースが減る

広い土地の確保が難しい東京都内では、駐車場をつくると広い庭を設けるのは難しいケースが多いです。車を置く分、お庭のスペースはどうしても減ってしまいます。

・間取りづくりが難しい

土地の広さや条件によっては、駐車場をつくることで1階の床面積が減ってしまうケースも考えられます。車から玄関までの動線やドアの開閉取り合いなども考慮しなければいけないため、間取りづくりの難易度が上がってしまうのはデメリットと言えます。

・コストがかかる

車を停める場所にコンクリートを打設する材料と工賃がかかるため、建築初期費用が増えるのもデメリットといえるかもしれません。ただし、メリットでも書きましたが駐車場代金の節約効果は大きいため、長い目で見ればプラスになります。

・車が不要になったとき転用が大変

将来車を使うことがなくなりお庭などに転用する場合、土間コンクリートを壊して撤去する費用が掛かります。コンクリートのままだと用途が限られるため、転用が少し大変になります。

■駐車場のある戸建て新築実例

2台分の駐車場付き戸建て

2台分の駐車場がある新築

正面に2台分のスタンダードな駐車場レイアウトは車を停めやすく、玄関から荷物の出し入れをしやすいのがメリット。ランダムに入ったスリットは水はけを良くして、デザイン上のアクセントにもなります。

【ナチュラルなこだわり空間が家族を暖かく包む家。】

自転車+車の駐車スペースを確保

駐車場とサイクルポートのある新築

玄関の両サイドに駐車スペースとサイクルポートを振り分け、どちらも出し入れしやすいレイアウトになっています。台風のときなど、自転車が倒れて車に傷がつく心配がないのも良いですね。少し大きめのスペースを確保してあるため、将来大きな車に買い替える際も不便がありません。

【大切にしたいのは“居住性”共働きの夫婦が求めた理想の住まい】

効率的なビルトインガレージ

ビルトインガレージの外観

土地代の高い都市部では、3階建て+ビルトインガレージの効率的な間取りも一つの選択肢です。カーポートをつける必要が無く、雨風から愛車を守ってくれるのもうれしいポイント。たまにある雹などの異常気象時も、屋根に凹みが付くのを防げます。

【ネクストハウスの新しい提案。3階建で都会に住まう。】

■駐車場づくりでよくある失敗と対策

駐車場のある家

自宅の駐車場は意外と建てたあとに「こうすればよかった…」が出やすい場所です。よくある失敗例をあらかじめ知っておき、使いやすい駐車場を目指しましょう。

・カーポートをつけにくい

建物との距離や位置関係、駐車場のサイズによってはカーポートをつけにくいケースがあるため注意が必要です。特殊な加工やサイズになると費用が多くかかるため、屋根をつける可能性があるなら想定してつくりましょう。

・自転車を置くスペースがなかった

車を置くことばかり考えていて、自転車を置く場所がなくて使いにくいというのもよくある失敗例。ギリギリのスペースに自転車を押し込むと、風が吹いたときに倒れて車を傷つけてしまいます。車と自転車が両方出し入れしやすい位置関係とサイズを考えましょう。

・乗り降りしにくい

一般的な駐車場のサイズは2m×5m前後と言われていますが、乗り降りの方向や荷物の出し入れなど使い方によって使いやすいサイズは異なります。平面図だけで考えてしまうと、実際に車に乗り降りする際に使いにくいケースが多いです。ドアを開けるスペースに障害物がないか、遠回りすることにならないかなど、実際の利用シーンをシミュレーションして考えましょう。

・車の買い替えに対応できない

いまの車にピッタリのサイズで作ってしまうと、将来車を買い替える際の選択肢が減ってしまう可能性があります。お子さんの成長や誕生、アウトドア趣味を始めるなどのきっかけで大きい車へ買い替えることも想定しましょう。

建築実例

■まとめ:便利な駐車場づくりは自由な間取りづくりがカギ

車移動のメリットが少ないと思いがちな東京エリアですが、新築に駐車場を作っておくといろいろなメリットがあります。使いやすい駐車場をつくって、子育てや老後の暮らしを快適に過ごしましょう。

便利な駐車スペースを確保するには、玄関の位置や間取りとの連携も大切です。自由な間取りづくりで、買い物やお子さんの送り迎えなどライフスタイルに合わせた駐車場をつくりましょう。

ネクストハウスは自社設計のオリジナルオーダープランで、リーズナブルかつ自由度の高い家づくりをご提供します。ライフスタイルに合わせた住まいづくりならお任せください。

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