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2020年の東京は持ち家・賃貸どちらか|コロナ・老後も考えた住まい選び

結婚や出産を機に住まいを考えるとき、賃貸に住むか新築を建てるかというのは悩むポイントですよね。2020年はコロナウイルスが世に与えた影響も大きく、どちらを選ぶべきかさらに悩ましい状況になったと言えるでしょう。

そこで今回は、これから東京都内で暮らすにあたって持ち家・賃貸どちらがオトクなのか、メリットとデメリットを比較します。アフターコロナの暮らしや老後も考えていきますので、住まい選びの参考にしてください。


目次
■持ち家・賃貸、データから見る実態
■賃貸・持ち家のメリット・デメリット
■賃貸・持ち家の老後対応
■【結論】東京都内の家族暮らしは持ち家がおすすめのワケ
■ただし、こんな人は賃貸住宅がおすすめ


建築実例

■持ち家・賃貸、データから見る実態

データで持ち家・賃貸を比較

まずは持ち家・賃貸住宅それぞれの割合や選んだ理由など、データをもとに実態を考察していきます。平成30年に国土交通省が調査した結果を元に、情報をピックアップしていきます。

参照:国土交通省

https://www.mlit.go.jp/common/001314574.pdf

https://www.mlit.go.jp/common/001287759.pdf

・持ち家と家賃の比率

まずは一番気になる、持ち家と賃貸どちらを選んだ世帯が多いのかというデータを見てみましょう。

平成30年は、住宅ストック数に対する持ち家の比率は61.2%、賃貸住宅の比率は28.5%でした。持ち家・賃貸どちらも多少の変動はありますが、平成10年のデータからほとんど変わっていません。データから見ると、持ち家を選ぶ方の方が多いことがわかります。

【賃貸を選んだ人】

賃貸住宅を選んだ方のデータから、実態につながりそうなものをピックアップして見てみます。

・賃貸住宅の4人家族は約13%

賃貸住宅に住む人の家族構成割合では人数が多くなるほど割合が少なくなり、4人家族は13.2%、3人家族は17.9%でした。賃貸住宅では1人が34.4%、2人が29.2%と多く、お子さんが生まれると持ち家に移行するパターンが多いようですね。

・賃貸で困った経験

賃貸住宅に住んでいて困った経験というアンケートでは、入退去時の金銭トラブルにくわえ、入居中の悩みを上げている方も見受けられました。入居中の悩みで多いのは「家主・管理会社の対応」が35.4%、「近隣住民の迷惑行為」が31.3%でした。上下や隣の部屋が隣接する賃貸住宅では音や振動のトラブルが多く、それに対する管理会社の対応不足などに悩む方が多いようです。

【注文住宅を選んだ人】

続いて住まいで注文住宅を選んだ人のデータを見てみましょう。

・戸建て住宅の4人家族は約33%

注文住宅・分譲賃貸それぞれの、居住人数についてのデータでは、4人家族が最も多くなりました。注文住宅では4人家族が32.8%・3人家族が28.6%、分譲賃貸も4人家族が33.6%・4人家族が33.2%とほぼ同じ水準です。分譲賃貸とは真逆の傾向で、やはりお子さんの出産を機に持ち家に以降している方が多い結果が見えてきます。

■賃貸・持ち家のメリット・デメリット

かわいらしいリビング空間

賃貸と持ち家どちらを選ぶか考える際に、それぞれのメリットとデメリットを正確に把握しておくことが重要です。

 賃貸戸建て
メリット・初期費用が安い

 

・引っ越ししやすい

・メンテナンス費用が不要

・資産になる

 

・老後も住みやすい

・リフォームできる

 

デメリット・資産として残らない

 

・収入が無くなると借りづらい

・リフォームでカスタム不可

・初期費用が掛かる

 

・メンテナンス費用/税金などランニングコストが掛かる

・単身赴任になる可能性がある

・賃貸住宅

賃貸住宅のメリットとして最も大きいのは、初期費用が安く転居が容易な点でしょう。敷金や礼金、仲介手数料などを含めても数十万円で入居可能なめ、転勤が多い仕事の方にとってメリットが大きいです。塗装や内装リフォームなどメンテナンス費用が掛からない点も気軽ですね。

一方、家賃を払い続けても資産にはならず、老後の年金暮らしなど収入がなくなると借りづらい点はデメリットと言えます。基本的にリフォームできないため、老後対応や家族の増減に対応するためには転居を繰り返す必要があります。

・戸建て持ち家

分譲賃貸・注文住宅などの戸建て住宅は、自分の所有物であることが最大のメリット。資産価値が残りますし、リフォームによるカスタマイズで将来のライフスタイルに対応することも可能です。

デメリットとしては、初期費用が大きいため住宅ローンなど資金計画が大変な点でしょうか。年齢や収入によってはローン審査が通りにくいこともあります。塗装などのメンテナンス費用や固定資産税などのランニングコストもかかるため、見越して貯蓄をしておく必要もあります。また、サラリーマンの方ではせっかく建てたのに転勤で単身赴任、というパターンも少なくありません。

建築実例

■賃貸・持ち家の老後対応

広々LDKでソファも余裕

賃貸と持ち家を比較する際よくテーマとなる老後の暮らし。結論から言えば、老後の生活も見据えるなら持ち家の方がリスクは少ないです。それぞれの老後対応について詳しく見てみましょう。

・賃貸住宅の老後対応

高齢化に伴い、バリアフリー化や手すりの設置など老後の暮らしに対応する賃貸住宅も徐々に増えてきています。今後も少しずつ増えていく可能性がありますが、築浅の物件が多いため賃料は高めです。普通の賃貸住宅は健康状態に合わせた部屋のリフォームなどは難しいため、足腰の弱った状態だと適切な物件探しは難しいでしょう。

子供世代と同居する二世帯暮らしも賃貸だと難しいです。二つの家族が同居する間取りの物件となるとかなり限られますし、賃料も高くなってしまいます。

また、賃金収入の無い高齢者は賃貸契約で不利なことが多く、健康リスクなどがあると断られてしまう事も少なくありません。老後の賃貸暮らしはあまり一般的な選択肢ではなく、介護付きマンションや老人ホームなどを選ぶ方がほとんどです。

・戸建て持ち家の老後対応

現代の戸建て住宅なら、ほとんどの家がバリアフリー対応のため、足腰が弱くなる老後の不安は少ないです。自己所有のため手すりやスロープの追加も問題ありません。二世帯住宅の選択肢も取れますし、増築による二世帯化も可能です。老後の暮らしやすさを考えた家づくりをしておけば、後でかかる費用も抑えることができます。

戸建て持ち家の注意点としては、年齢によっては住宅ローンが組みづらい点です。老後を見据えて家を建てるタイミングが遅くなると、退職までの年数が短くなりローン審査が通りづらくなります。老後対応の戸建てを建てるなら、ある程度早めの段階で動いておく方が選択肢は多くなります。

 賃貸の老後対応戸建ての老後対応
・初期費用が少ない

 

・好きな場所に住める

・二世帯化が可能

 

・バリアフリー化

 

×・老後は審査通りにくい

 

・バリアフリー化が難しい

・年齢によってローンが組みづらい

 

 

■【結論】東京都内の家族暮らしは持ち家がおすすめのワケ

モデルハウスでデザインをチェック

ここまで賃貸住宅と持ち家を詳しく比較してきましたが、結論としては東京都内で家族を持った暮らしなら持ち家がおすすめです。その理由を一つずつ見ていきましょう。

・ファミリー向け賃貸は高い

東京都は全国平均と比較して家賃相場が大幅に高く、ファミリー向けの間取りとなると一気に相場が跳ね上がります。

平成25年度調査の東京都内の家賃相場は2LDK以上の間取りだと14万円~16万円となっています。都心部や駅周辺エリアを避ければ多少は金額が下がりますが、その分通勤通学が大変になってしまいます。正直これだけの金額を毎月払うのであれば、住宅ローンを組んで新築を建てた方が良いと考える方が多いでしょう。またファミリー向け賃貸物件は人気が高いため、希望のエリアや条件の住まいがなかなか見つからない点もデメリットです。少子高齢化によりファミリー向け物件の需要と供給はさらに減っていく可能性があるため、将来的に住まいが見つかりにくくなるリスクも高いです。

こうした都内の賃貸状況を考慮すると、家族で暮らすなら新築持ち家の方がおすすめと言えます。

出典:https://www.mlit.go.jp/common/001011169.pdf

・土地価格が下がりにくい

一戸建ては築年数が経つほど建物価値が下がっていきますが、都内エリアは土地価格が下がりにくいのが特徴です。地方の戸建て物件より資産価値が残りやすく、築年数が経っても売却しやすいのが大きなメリットと言えます。前述したように高い賃料を払って手元に何も残らないよりは、持ち家として戸建てを建てた方が、トータルコスト面でのメリットは大きいでしょう。全国平均と比べると空き家率の低い東京都内なら、賃貸転用する場合も借り手が付きやすいのもメリットですね。

・在宅勤務などに対応できる

コロナウイルスの影響によって在宅勤務や休校で家に居る時間が増え、快適に過ごすための自宅を求める方が増えています。お仕事の種類やライフスタイルによっても快適なお部屋作りは変わってきますので、ご家族の状況に合わせることが重要。リフォームによる改修が基本的にできない賃貸住宅は、こうしたライフスタイルの変化に対応するのは難しいでしょう。私たちの暮らしが大きく変わる節目となる今のタイミングなら、これからの生活に合わせた住まいづくりが可能です。新築持ち家でワークスペースを作っておけば、後にリフォームする費用も抑えられます。

■ただし、こんな人は賃貸住宅がおすすめ

スキップフロアの書斎スペース

ライフスタイルによっては、賃貸住宅を検討したほうが良いケースもあります。前述したように東京の物件は賃貸転用や売却が容易なため戸建て持ち家を持つリスクは低いですが、東京の居住期間が決まっている方は賃貸に住んだ方がその後の動きを取りやすいでしょう。ただし、資産に余裕があるなら投資と割り切り、ある程度住んで家賃収入で運用していく考え方もできます。また、収入に波がある業種の個人事業の方も、住宅ローンの支払いを考えると賃貸住宅の方がリスクは低いといえるでしょう。

建築実例

◼まとめ:老後を考えると戸建て持ち家が安心

今回は賃貸住宅と戸建て持ち家を比較し、東京都内のこれからの暮らしを考えてみました。ネットや噂では様々な意見がありますが、東京都内に家族で腰を据えて暮らすなら、戸建て持ち家の方がメリットは大きいといえるでしょう。特に老後のことを考えると、賃貸に住み続けるのは少しリスクが大きいかもしれません。

東京都内での住まいづくりなら、地域密着営業でサポートするネクストハウスにご相談ください。アクセスや周辺環境はもちろん、資産価値まで考えた土地探しなどプロ目線でサポートいたします。住まい探しのお悩みや疑問を解決いただける無料相談会や、オンライン相談も始めました。お気軽にご活用ください。

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監修者情報

ネクストハウス

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建設業許可番号

特定建設業許可 許可番号 国土交通大臣許可(特-1)第25561 号