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キッチン収納は吊り戸棚がおすすめ | パントリーよりもおすすめな理由は?

キッチンは食材や調理器具など、日常的に使うものも多く収納スペースが気になる場所のひとつではないでしょうか。

パントリーは憧れるけどスペースが取れない、吊戸棚にしようかと悩んでいるけど使い勝手が不安と思っている方はぜひこの記事を参考にしてください。

吊戸棚がおすすめな人とパントリーがおすすめな人の特徴をそれぞれ紹介し、吊戸棚のおすすめの使い方やデメリットまで解説していくので、ぜひ参考にしてくださいね。

 
コラムのポイント
・吊戸棚の「選ぶポイント」がわかる
・吊戸棚が「おすすめの人」がわかる
・吊戸棚の「デメリット」がわかる
 

目次
吊戸棚を選ぶポイント
吊戸棚とパントリーはどっちがおすすめ?
吊戸棚おすすめの使い方
吊戸棚は不便?デメリット
■まとめ|キッチンスペースを有効活用した収納方法

建築実例

吊戸棚を選ぶポイント

吊戸棚を選ぶポイントは大きく分けて3つあります。

サイズ

高さや奥行きといったサイズを考慮して吊戸棚を設置することが大切です。

吊戸棚のサイズはキッチンで主に作業する人の身長や目線に合わせた高さにしましょう。あまり高い位置に作ってしまうと手が届きにくく日常使いしにくくなるため、収納棚としての機能を使いこなせなくなります。

一方で低い位置に設置する場合は、窓やスイッチなどと重ならないように注意しましょう。

また、たっぷりと収納するために奥行きを多く取りたいと思うかもしれませんが、あまり奥行が深いと収納したものが取れなかったり、頭をぶつけやすかったりと不便さも感じる可能性があります。キッチンの天板よりも浅くするなど、日常的に使いやすいサイズ感を意識して設置することが大切です。

機能

選ぶ機能によって、吊戸棚の用途が広がり利便性も向上します。

代表的な機能は昇降式の吊戸棚です。通常の吊戸棚はどうしても高いところに収納したものが取りにくくなりますが、昇降式であれば中身を丸ごと引き出すことができるため、身長に関係なく戸棚の出し入れが簡単にできます。昇降式の中でもさらに自動タイプと手動タイプに分かれています。

手動タイプは戸棚内にある持ち手を引き出して、目の前の高さまで戸棚の中身をおろすことができます。力を加えず、比較的簡単に引き出せるようになっているものがほとんどのため、女性でも使いやすいです。

自動タイプはボタンを押すことで戸棚が昇降するので、力の弱い人や身長の低い人でも手間なく安全に利用できます。重たい料理器具なども安全に出し入れが可能です。ただし手動に比べて電気代がかかる点や、やや値段が張るため、必要に応じて検討しましょう。

デザイン

室内やキッチンの雰囲気に合わせたデザインを選ぶことで統一感が生まれ、すっきりとした空間にすることが可能です。戸棚の占める面積は大きいため、素材や色味などのデザインを選んで雰囲気を壊さないようにしましょう。

吊戸棚とパントリーはどっちがおすすめ?

キッチン収納の代表でもある吊戸棚とパントリー。どちらにしようか悩んでいるという場合、それぞれの用途別におすすめな人について解説します。

吊戸棚がおすすめな人

まとめ買いをしない

食料品や日用品がなくなったら都度購入し、ストックはあまり持たないという場合、収納スペースは最低限で済みます。パントリーのように1室分のスペースを用意しなくても吊戸棚で十分収納が可能です。

家族が少ない

3~4人家族くらいの人数であれば、収納する量もあまり多くはならない可能性が高いため、吊戸棚の収納で収まるでしょう。

来客が少ない

日常的に家族だけの生活がメインで来客があまりない場合は、お客様用の食器や食材などのストックも不要です。家族が日常的に暮らすための必要最低限の収納で済むので、パントリーのような大きな収納スペースがなくても問題ありません。

調理器具が少ない

大型の調理器具など、重くて場所を取るものがあまりなければ、収納場所を割くこともありません。吊戸棚の収納や、キッチン下の収納を活用すれば十分でしょう。

家の収納場所が十分ある

キッチン以外の収納がしっかりとあるお家であれば、日用品のストックなどもキッチンスペース以外に収納できるため、わざわざパントリーにスペースを割く必要がありません。収納があると物が増え過ぎてしまうというデメリットもあるため、最適な収納量におさめるよう心がけるとよいでしょう。

パントリーがおすすめな人

まとめ買いが多い

食料品や日用品のストックを安い時や車で買い出しに行ったときなどにまとめて購入する場合、保管場所が必要なのためパントリーのように収納力が高いスペースがあると便利です。

家族が多い

5人以上など家族が多い場合、食品や日用品の消費量も多くなるため、ストック以外の日常的に使う物の収納スペースが必要になります。パントリーであれば、1室まるごと上から下まで収納に使えるため、十分な収納スペースを確保できます。

来客が多い

日常的に来客が多い場合は、来客用の食器も増えるため、家族のための必要最低限の収納以外にもスペースが必要です。普段は使わない来客用の食器や、大きなホットプレートなど収納に困るものもパントリーがあれば収納が可能です。

調理器具が多い

料理好きの方は、圧力鍋などの大型の調理器具のほか、様々なキッチンツールが揃っているでしょう。小型~中型のものでもかさばる物もあるので、日常的に使用頻度が低いものはパントリーに収納できると便利です。

家の収納場所が少ない

家の中に収納スペースが十分確保できない場合、パントリーを設置することが出来れば便利です。比較的小さなスペースで作ることが可能で、収納に特化した部屋なので、食糧や日用品などを収納するのに使い勝手がよく便利に使えます。

吊戸棚おすすめの使い方

ここでは吊戸棚を便利に使う、おすすめの使い方を紹介していきます。

上段・下段を使い分ける

吊戸棚の上段と下段を使い分けることで、日常的に使いやすい収納が可能です。

具体的には重量や使う頻度によって使い分けるのがおすすめです。上段にはお正月などのシーズナルのグッズや、紙皿など来客・パーティ用の軽くて使用頻度の低いものを収納しましょう。自分の身長より高い場所にあるため、重いものは取り出す際に危険になります。使用頻度の低いものであれば年に数回の取り出しで済むのと、軽いものであれば安全面でも安心です。

逆に下段には、キッチン下よりも使用頻度が低いものの使い出番が多少あるものを収納するとよいでしょう。お菓子作り用の食材やお弁当グッズ、ハンドミキサーのような調理器具などの収納がおすすめです。

収納グッズを活用する

吊戸棚を効率的に使うためには、収納グッズの活用がおすすめです。

奥まで物を置いてしまうと取り出しにくいといったことになりかねません。吊戸棚の場合は特に頭上にあるためより奥のスペースは手が届きにくくなります。そのような場合は取っ手付きの収納ボックスなど、簡単に取り出せるケースを使うことで、ケースごと出せばすべてを出し入れできるようになります。

またケースに分けて入れれば種類別や用途別に整理もできるので、どこに何があるかも分かりやすくなります。中身が分かるようにラベリングしたり、中身が見えるような透明のボックスを使うと便利です。

また、棚の高さを有効活用するために仕切り棚を入れることで、ボックスには収納しにくい食器などもスペースを活かしながら収納できます。ブックエンドなどの仕切りを使って料理本などの収納も可能です。

吊戸棚は不便?デメリット

高くて使いづらい

吊戸棚はどうしても頭上にあるため、女性や背が高くない人は使いづらいと感じるかもしれません。踏み台などを使って収納をする方法もありますが、昇降式の吊戸棚を選べば背丈に関係なく上の方まで収納の出し入れが簡単になります。

落下に注意

頭上に収納するので、入れ方によってや取り出しの際に物が落下する危険があります。細かいものは収納ボックスに入れたり、重たいものは吊戸棚に入れないなどの工夫が必要です。

視界が狭くなる

対面式のキッチンの場合、吊戸棚があることでダイニング側の視界が狭くなります。開放的にしたい場合は少々邪魔に感じるかもしれません。一方で対面式ではない壁付けのタイプであれば窓の位置などに気をつければ、家族との空間を遮ることにはなりません。

費用がかかる

設置する吊戸棚の機能やサイズにもよりますが、理想のものを設置するには多少の費用は覚悟が必要です。特に電動式の昇降機能を付ける場合はやや高くなる傾向があります。日常的に使うものでもあるので、とにかく安くするというよりも、長期的な利便性を考慮して、費用の優先順位を決めるとよいでしょう。

まとめ|キッチンスペースを有効活用した収納方法

吊戸棚はキッチンの空間を有効活用して収納できるため、非常に便利な収納方法です。これから家を建てる人の中にはパントリーと悩んでいる人もいるかもしれませんが、キッチン周りの物があまり多くないのであれば、パントリーを作るスペースを部屋やキッチンにあてられるので居住スペースを広く取れ、快適に暮らせるでしょう。

ネクストハウスでは、自宅にいながらプロに相談できる「おうちでオンライン相談」を実施しています。キッチン周りの設計や、家全体の収納についてなど、ぜひお気軽にご相談くださいね。

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特定建設業許可 許可番号 国土交通大臣許可(特-1)第25561 号