目次
戸建て住宅は玄関や庭、窓など外からの侵入がしやすい分、防犯対策が心配と思われている方もいるのではないでしょうか。
センサーライトはどの家庭でも手軽に取り入れられて、防犯効果も高いグッズの1つです。人や物の動きや温度に反応してライトが点灯するため、不審者の侵入を防ぎます。設置も簡単なので、住宅に合わせて必要な場所に取り付けられるので、手間とコストを抑えて防犯効果が高めるれます。
この記事ではセンサーライトの選び方や、設置場所のポイントについて解説していくので、ぜひ参考にしてくださいね。
・センサーライトの「選ぶポイント」がわかる
・センサーライトの「設置場所」がわかる
・センサーライトの「注意点」がわかる
目次
■防犯にセンサーライトがおすすめな理由
■センサーライトを選ぶポイント
■防犯効果を高める!センサーライトのおすすめ設置場所
■センサーライト設置の注意点
■まとめ|防犯グッズを活用した安心な住まいづくりが大切
建築実例
防犯にセンサーライトがおすすめな理由
センサーライトは屋外や屋内に設置して、センサーによる照明で不審者の侵入を防ぐため防犯対策として役立ちます。
特に夜間や、家を留守にしている場合など人気が少なくなったタイミングに狙われやすいため、侵入者が近づいたタイミングでライトが点灯することで防犯効果が高まります。
ホームセキュリティサービスは安心な一方で費用もかかりますが、センサーライトであれば手軽に導入でき、比較的安く設置が可能です。
玄関や窓の他、裏口やガレージなど、死角になりやすく人がいる時だけ点灯させたい場所に設置するのにおすすめの防犯グッズです。
センサーライトを選ぶポイント
センサーライトには機能や電源の種類など、選ぶポイントがあります。設置場所やコスト、防犯効果によってどのライトを選ぶか参考にしてください。
電源の種類
センサーライトは電源方式の種類から選べます。
大きくは電源方式によって「乾電池タイプ」「電源タイプ」「ソーラーパネルタイプ」の3つのタイプに分けられます。
乾電池タイプは、ライトの本体に乾電池をセットするため設置場所を選びません。電源のない場所や、物置のような狭い場所でも設置が可能です。ただし電池交換が必須なので、定期的にチェックするようにしましょう。
電源タイプは、コンセントにつないで設置するタイプです。屋外にコンセントがあるかなど、条件や設置場所が限られますが、電池の交換が不要な点が大きなメリットです。玄関先など使用頻度が高い場所であれば、電源タイプがおすすめです。
ソーラーパネルタイプは、太陽光による発電でライトを点灯させるため、電源の心配や電池の交換といった手間がかからず経済的というメリットがあります。ただし当然ながら日陰など太陽光が届きにくい場所では発電できなかったり、天候によっては蓄電できないといったデメリットもあります。
センサー機能
センサーライトの機能は大きく分けて2種類で「人感センサー」と「照度センサー」があります。
人感センサーは、ライトの前を人や物が通ったり動いたりした場合に反応し点灯します。センサーの探知範囲に人が近づくと反応して光るため、防犯効果も高い機能です。玄関や庭、勝手口など、外からの侵入が考えられる場所に設置するとよいでしょう。
照度センサーは、周りの明るさを検知して暗くなったらライトが点灯します。夕方になれば自動で点灯し、朝方の明るい時間帯になれば消えるので、スイッチのオンオフの必要がありません。
機能
センサーライトには機種によってさまざまな機能が備わっているため、防犯効果を高めるためにも必要な機能によって選ぶとよいでしょう。
防水機能は、特に屋外に設置する際には必須ともいえる機能です。雨風にさらされることも多く、設置後は固定したままになるため、防水機能があれば故障も防げて安心です。
カメラ一体型は、防犯面を強化するためにはおすすめです。探知範囲に人が入った場合に録画してくれるなど、万が一侵入者がいた場合でも証拠を記録できます。また、カメラの設置事態が防犯性を高めるため、侵入者から警戒される可能性も高くなります。
点灯時間の調整の機能は、センサーが感知してライトが点灯した後の時間を調整できる機能です。たとえライトが点いても、短時間で消えてしまう場合は防犯の観点でも効果が薄くなってしまいます。
電球タイプ
センサーライトに使われる電球タイプの違いからも選べます。
LED電球はエコの観点からも注目されている電球ですが、消費電力が少ないため、長く使用することができます。普通の電球に比べてやや値段が高い傾向がありますが、交換頻度が少ないため、手間も少なく経済的にも長期的に見たらお得になる可能性があります。
ハロゲンライトは光の照射範囲が広く、光も強いため防犯面では非常にすぐれた電球です。しかしパワーが大きいため電力の消費も大きくなります。玄関先などの人感センサーのライトなどに使うと効果的です。
防犯効果を高める!センサーライトのおすすめ設置場所
センサーライトは設置場所によって防犯効果を高められます。ポイントを抑えて最適な場所に設置しましょう。
玄関口
玄関口は、人の出入りが多い場所である一方、夜間や留守の場合は侵入者にとって室内にもっとも入りやすい場所の1つでもあります。
特に夜間に照明がついていない場合、玄関先は外からも見えにくく、侵入しやすくなってしまいます。
人感センサー付きのライトを設置していれば、万が一不審者が近づいた場合でも反応してライトが点灯するため、防犯効果が高まります。
さらに防犯カメラや、モニター付きのインターホン、2重ロックなどの対策をすることで玄関口の防犯効果を高められます。
風呂場・台所などの窓
警察庁の刑法犯に関する統計資料によると、空き巣による侵入者が最も多い場所が窓です。
特に風呂場や台所の窓は戸建て住宅の中でも1階に設置されていることも多く、また換気のために施錠されていないケースもあります。
人通りが少なく死角になりやすい場所に窓が設置されていることも多いため、覗きなどの被害を防ぐためにもセンサーライトの設置がおすすめです。
車庫・ガレージ
車庫やガレージは、頻繁に人が出入りする場所ではないため、死角になりやすい場所でもあります。
特に車庫は車を狙った窃盗犯や、車を傷をつけるといったいたずらから守るためにも人感センサーつきのライトは付けるとよいでしょう。玄関などに比べて広範囲を照らす必要があるため、ライトの角度や設置場所には注意が必要です。
センサーライト設置の注意点
センサーライトの設置場所を決める際に注意するべきポイントについて紹介します。
直接雨がかかるところは避ける
センサーライトは機種によって防水ではないものもあるので、そういったライトを使用している場合は直接雨水がかかるところは避けましょう。
ただし屋外に設置する場合、防犯性を高めるためにも場所や角度などを調整する際に便利なため、できるだけ防水機能がついたものを用意することをおすすめします。
振動の多い場所は避ける
センサーライトは動くものに反応するため、振動が多い場所に設置するとセンサーライトの誤作動につながります。設置場所によっては近隣の住人の迷惑になる場合もあるので、誤作動のしにくい環境を整えて設置する必要があります。
温度の変化が大きい場所は避ける
センサーライトの種類によって、温度の変化を探知するものもあります。そのため温度の変化が大きい場所にライトを設置すると、誤作動の原因となります。
エアコンや室外機の風があたる場所などを避けて設置をしましょう。
まとめ|防犯グッズを活用した安心な住まいづくりが大切
センサーライトは手軽に取り入れられる防犯対策のため、特に戸建て住宅に住んでいる方は設置をおすすめします。ただしライトを設置しただけでは十分な防犯とはいえません。周囲から死角の少ない家の環境や、ホームセキュリティに加えて、施錠など日ごろの防犯習慣も大切です。
ネクストハウスでは、自宅にいながらプロに相談できる「おうちでオンライン相談」を実施しています。防犯性の高い家作りについてなど豊富な経験からアドバイスできるので、ぜひお気軽にご相談くださいね。