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「おしゃれな注文住宅を東京に建てたい!」とお考えの方は多いでしょう。しかし東京は土地や物価が高い傾向にあるため、注文住宅ともなると費用相場が分からず不安に感じるケースも。
そこでこの記事では、東京で注文住宅を建てるのに必要な費用相場、年収の目安、おすすめの土地エリア等についてご紹介していきます。東京で注文住宅を建てて暮らしたいとご検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
・東京で注文住宅を建てる価格相場が分かります
・おすすめの東京エリアや年収目安が分かります
建築実例
東京で注文住宅を建てたい
東京にはオフィスや観光地など多くのスポットが集まっており、住みたいと考える方は多いです。
今後少子高齢化社会となることは確実視されており、都市部に集まって暮らすことは生活コストや防災の面から見ても合理的でしょう。
また住宅の価値は「土地」で決まるとも言われており、将来的にも価値が下がらない場所に土地を購入するのが賢い選択です。
しかし東京は人気の土地なので、価格相場や現実的に手が届くかは気になるポイントですよね。
この記事では、東京の注文住宅の価格相場や必要となる年収目安を詳しくご紹介していきます。ぜひ東京で注文住宅を建てる際の参考にしてみてください。
東京の注文住宅の気になるポイント
ここでは、東京で注文住宅を建てる際にチェックしておきたい数字についてご紹介していきます。
①東京の注文住宅の価格相場
2021年度のフラット35利用者調査によれば、首都圏の住宅建設費は3896万円となっています。全国平均の3569万円に比べると327万円も高い相場という結果に。
やはり東京を中心とした首都圏は物価が高く、年収も地方部と比較して高めということが理由と考えられます。
しかし「東京の注文住宅は高いから手が出ない…」と諦めてしまうのは早いでしょう。
東京には高額な住宅メーカーもありますが、コストパフォーマンスに優れた工務店など幅広い選択肢から選べるのが魅力。
相場にとらわれず、自分たちの予算やライフスタイルに合ったハウスメーカー・工務店を選ぶことが重要となります。
②東京の注文住宅の土地
2021年度の首都圏の敷地面積の平均は174㎡です(フラット35利用者調査)。全国平均の252.3㎡と比較すると、約7割ほどの面積となっています。
一方で住宅面積の平均は、首都圏・全国平均ともに123.8㎡です。このことから、首都圏では全国よりも土地に対する建物面積の割合が大きく占めているということが分かりますね。
また土地の価格相場は、東京23区で平均3300万円、全国で平均2079万円となっています。
やはり、首都圏の方が全国の価格を大幅に上回っています。
③東京で注文住宅に必要な年収相場
2021年度の首都圏で注文住宅を建てた方の平均世帯年収相場は、652.9万円です(フラット35利用者調査)。また住宅購入金額に占める年収の倍率は6.9倍で、ローン金額の平均は3042.1万円、手持資金は737.5万円でした。
年収652万円と聞くと高いイメージがあるかもしれませんが、「世帯年収」のため夫・妻両方の年収が含まれます。
住宅取得者の多い30代の相場で見ると、男性の平均年収が437万円・女性が378万円ということを考慮すれば、十分達成できる世帯年収でしょう。
東京の中古住宅と注文住宅はどちらがおすすめ?
東京で住宅の購入を考え始めると、予算や土地探しのを検討する段階で「中古住宅とどちらが向いている?」と思われる方は多いでしょう。
ここでは、東京で中古住宅と注文住宅のどちらを選ぶべきなのか考察していきます。
①中古住宅のメリット
東京で中古住宅を取得するメリットは、以下が挙げられます。
- 住宅購入価格が低く抑えられる
- 好きな立地に住宅を購入できる
- すでに建っている建物を確認できる
中古住宅は、新築住宅よりも安い金額で購入できるケースが多いです。そのため初期費用を抑えたいという方におすすめ。
また東京はなかなか更地の空きが出ないため、気に入った土地に新築するのが難しいというケースも。そんな場合でも、中古住宅なら土地の空きを待たずに購入できます。
すでに建っている建物を確認してから購入できるので、住んでからイメージが違ったということが起こりにくいでしょう。
②注文住宅のメリット
一方で、注文住宅のメリットは以下となります。
- 理想を叶えた住まいが手に入る
- 低価格にすることも可能
- 新築に憧れがある方にぴったり
注文住宅は、新築で自分たちの好きな間取りをプランすることが可能です。「ペット用スペースを作りたい」「趣味を楽しめる間取りにしたい」など、自分たちの好きなようにデザインできるのが魅力ですね。
また注文住宅は高額というイメージがあるかもしれませんが、無駄を省いてコストカットすることでローコストに抑えることも可能です。
やはり住宅は新築の方が気分よく住めるという方も多いので、新しい環境で新生活をスタートしたいという方には注文住宅が向いているでしょう。
【結論】満足度が高いのは注文住宅
中古住宅と新築住宅を比較すると、満足度が高いのは注文住宅という声が多いです。
理由としては以下が挙げられます。
- リフォーム費用を合算すると、中古も注文住宅と同程度の価格になる
- 注文住宅の方が理想の住まいを設計しやすい
中古住宅は初期費用が安いですが、そのまま住み始めることは少なくリフォームが必要です。
キッチン等水まわりの入れ替えや外壁塗装などの費用を合算すると、結局注文住宅と変わらないくらいの費用が掛かることに。
また注文住宅なら一から間取りを考えられるので、理想の住まいを叶えられやすいのも大きなメリットです。
東京で注文住宅を建てるならどこがおすすめ?
東京で注文住宅を建てる場合、土地選びは重要なポイントです。都心に近いエリアだと広い土地が空いていない、土地代が高額といったデメリットが大きく、あまりおすすめできません。
ここでは、東京でおすすめしたい土地エリアをご紹介していきます。
①東京で比較的土地が安いエリア
東京都の平均地価は437,700(円/㎡)となっていますが、東京都の中で地価平均相場の低いエリアは、以下が挙げられます。
- 東京都 葛飾区:377,551(円/㎡)
- 東京都 狛江市:336,833(円/㎡)
都心から少し距離が開いていることや、大きな河川沿いにあるという土地柄が理由と考えられます。
しかし路線は便利なので通勤・通学がしやすく、住宅取得費用も抑えられるのは大きなメリットです。
注文住宅をリーズナブルに建てたいという場合には、ぜひ検討してみましょう。
②東京で子育てに向いているエリア
子育てをしていくには、近くに公園がある・治安が良いといった点が魅力となります。東京で子育てにおすすめの土地エリアは下記になります。
- 府中市:財政が安定しており、公園も多い
- 二子玉川:都心に近く子育て支援が充実
自治体はどこに住んでも同じというわけではなく、財政が潤っていれば設備が豪華になり、住民サービスも良くなります。
府中市には大企業の工場や東京競馬場があり、財政が安定しているのが魅力です。そのことから綺麗に整備された公園が多く、子育て世帯に人気に。
また二子玉川は「二子玉川ライズ」などの商業施設が多くあり、おしゃれな街としてファミリー層に人気が高いです。
さらに子育てサポートが充実しており、「せたがや子育て利用券」や各種助成券の交付で家計の助けに。
東京で納得の注文住宅を建てよう
東京で注文住宅を建てるための価格相場や年収目安、おすすめのエリア等をご紹介してきました。
東京は魅力の多い都市で今後の発展も見込まれるので、ぜひお気に入りの住まいを手に入れて理想の生活を送りましょう。
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