Download_on_the_App_Store_Badge_JP_RGB_blk_100317

35坪前後の新築間取り成功例3選│10のチェックリストで快適な間取りを実現

新築で注文住宅の建築を計画し始めた人は、最初は平均的な大きさの家を想像して家づくりをするでしょう。

注文住宅の平均的な床面積は34坪です。本記事では、きりよく「35坪前後」の床面積を持つ注文住宅の実例を紹介するので、間取りの参考にしてください。

事例紹介の後は、おしゃれで快適な間取りを作るために考えるべき10のチェック項目について解説します。合わせて参考にして、新築の間取りづくりを成功させましょう。

コラムのポイント
・35坪の注文住宅、どんな家がある?
・間取りを成功に導く10のチェック項目

『35坪前後』新築間取りの成功事例3選

初めに、35坪前後の平均的な大きさの新築間取りを、実際に建てられた注文住宅の事例とともに紹介します。

収納アイデアたっぷりでスッキリきれいな住まい(35.12坪)

収納アイデアたっぷりでスッキリきれいな住まい(35.12坪)

>施工事例:収納アイデアたっぷりでスッキリきれいな住まい

初めに紹介するのは、キッチンからリビングまで視線が斜め方向に抜ける広々とした空間を持つ注文住宅です。LDKには和室も接続されていて、実際は写真以上に広がりのある空間構成になっています。

十分すぎるほど大きなシュークロークを配置している点も魅力的で、収納の大事さを認識できる住まいです。

色味を統一したスタイリッシュな住まい(34.55坪)

色味を統一したスタイリッシュな住まい(34.55坪)

>施工事例:色味を統一したスタイリッシュな住まい

次に紹介するのは、内装の色使いがおしゃれな注文住宅です。キッチン扉体の色、床や天井のワンポイント色など、白以外の場所を深みのあるカラーで取りまとめているのが印象的。

他の写真も含めて、高級感のある色使いをするための参考になるお家です。

人と人が繋がる間取り。毎日の暮らしが楽しいお家(35.56坪)

>施工事例:人と人が繋がる間取り。毎日の暮らしが楽しいお家

>施工事例:人と人が繋がる間取り。毎日の暮らしが楽しいお家

最後に紹介するのは、キッチン・ダイニング・リビングがコンパクトにまとまっていて、それぞれの場にいながら積極的に会話できる距離感が魅力的な住まいです。

35坪の広さ感覚と共に、シンプルな内装と家具が織りなす部屋の雰囲気にも注目です。

おしゃれ・快適な間取りに向けた10のチェック項目

続いて、おしゃれさや快適さを追求するために、間取りを考えるときに考慮するべき項目をまとめました。家づくりの各段階で、紹介する項目が満たせているか、確認してみましょう。

現在の暮らしの中で快適・不快な点をチェック

1つ目は「現在の暮らしで快適に感じている点、不満に感じている点」のチェックです。

まずは不満に感じている点をリストアップした上で、ハウスメーカーから提出された間取りで不満が解消できているか、チェックしましょう。

さらに、大事なことは快適に感じている点も箇条書きにしてチェックすることです。快適な点もリストアップしておかなければ、新居に引っ越してから「前の家では使いやすかったのに」と後悔を感じてしまうかもしれません。

部屋ごとに必要な広さを展示場・見学会でチェック

部屋ごとに必要な広さを展示場・見学会でチェック

2つ目は「部屋ごとに必要な広さを展示場や見学会でチェック」することです。

リビングやダイニング、寝室など各部屋に求める広さ感覚は人によって異なります。ハウスメーカーが提出した間取りが、あなたにとって適切な広さの間取りなのかは、あなたにしか分かりません。

肌感覚で広さを感じられる展示場や見学会で、必要十分な広さなのか確認しましょう。

ライフサイクルの変化に耐えられるかチェック

3つ目のチェック項目は「ライフサイクルの変化に耐えられるか」

新築に引っ越してから、家族の状況や構成は変わるものです。子どもが大きくなれば部屋を分ける必要性に駆られることもありますし、夫婦二人の暮らしになると大きすぎる家では掃除するのも億劫になるかもしれません。

今だけでなく、10年後、20年後も見据えて間取りを見つめてみましょう。

採光と通風に問題ある部屋がないかチェック

>施工事例:採光・通風の改善に役立つ中庭のある家

>施工事例:採光・通風の改善に役立つ中庭のある家

4つ目は「採光と通風」です。

住まいを考えるとき、光の入り具合と風の抜け具合は重要な要素です。光が差し込む部屋は湿気が追い出され、清潔感が感じられます。通風も同様で、新鮮な外部の空気を取り込めると気持ちのよい室内環境が得られます。

特に南側から遠い位置にある、光や風を取り込みづらい部屋にチェックを行いましょう。

>関連コラム:【平屋の中庭】快適な時間を生み出す中庭の種類と活用法

音と匂いが不快に響くことがないかチェック

5つ目は「音と匂いが伝わらないか」というチェックです。

近年の注文住宅は、家族の一体感を得るために、LDKに家族が集まるように設計する傾向にあります。家族が集まることは大切ですが、同時に個室での居住性も大事にしたいところ。

リビングで見るテレビの音や、キッチンで調理する肉や野菜の香りが個室に漂ってしまうと、就寝や勉強など、集中したいときの妨げになる可能性があります。

具体的な生活をイメージして、音や匂いの問題が起こらないか確認しましょう。

収納が適度な場所に適度な量あるかチェック

>施工事例:大規模な集中収納がある注文住宅

>施工事例:大規模な集中収納がある注文住宅

6つ目は「適度な収納の配置」のチェックです。

収納の量が不足すれば、リビングとダイニングまわりに物が溢れてしまい、おしゃれさも快適さも損なわれてしまうでしょう。

収納は量だけがあればよい訳ではありません。量に加えて適切な場所に収納があることが大切です。リビングのまわりであれば、テレビのリモコンを置く場所、ティッシュの箱を置く場所、スマートフォンを充電する場所、帰宅後の荷物を置く場所と具体的にイメージするほど、住み始めてから使いやすさを感じられます。

>関連コラム:リビングまわり「リビング学習」「おもちゃ」の収納のコツを紹介│片付けに必要なのは仕組みづくり

置きたい家具が置きたい場所に入るかチェック

7つ目は「好みの家具が置きたい位置に窮屈なく置けるか」をチェックすること。

注文住宅が建築されてしまってから家具を選ぶのでは、寸法に合った家具しか置けず、本当に気に入った家具が配置できない可能性があります。

設計の段階、間取りを決める段階で一緒に家具を選定して、家具を置いて人が通れる余裕を確保しましょう。

外構や駐車場と室内との取り合わせをチェック

>施工事例:テラスでくつろげる外構が揃う家

>施工事例:テラスでくつろげる外構が揃う家

8つ目は「駐車場を含めた外構」のチェックです。

注文住宅を建てるなら、室内だけではなく室外、外構やアプローチにも気を使いましょう。外構計画次第で、新居に引っ越してからの住み心地は大きく変わります。

外から帰ってきてからどんな動線で玄関に至るのか、駐車場から玄関への動線は、庭でどんな植物を育てるのか、外部も具体的に考えてみましょう。

外部からの視線についてもチェック

9つ目は「外部からの視線チェック」です。

リビングやダイニングでくつろいでいる時に、隣家の窓が見えたり、通行人の影が見えたりすると心からくつろげなくなってしまいます。建物と隣家、建物と道路などとの位置関係を描いた敷地平面図を見ることで、建物内部と外部の位置関係を確認してみてください。

コンセントと照明が適切な位置にあるかチェック

10つ目は「コンセントや照明といった電気関係のチェック」です。

コンセントが適切な位置に配置されていれば、電源コードが通路を横切ることもなく変に間延びしたコードを見ずに済み、実用的にも美観上もメリットが生まれます。

また、照明についても、本を読んだり勉強する場所に対する光が足りているのか、自分の影が落ちないのか、実際の行動を想像しながらチェックします。

>関連コラム:新築住宅で後悔しがちな「コンセント」の話|生活をイメージして設置場所を決めよう

まとめ│新築間取りは事例から学ぼう

>施工事例:白を基調とした明るく開放感のある住まい

35坪前後の注文住宅の実例を紹介するとともに、注文住宅の間取りを考えるうえでチェックするべき10項目について解説しました。注文住宅は事例に学ぶことが大切です。たくさんの施工事例を見て、自分たちの住まいづくりに活かせる部分がないか、確認してみましょう。

施工事例を眺めているとき、気になる住宅・ハウスメーカーが見つかったら、積極的に連絡を取り相談してみてください。そこから家づくりは始まります。

ネクストハウスでは、自宅にいながらプロに相談できる「おうちでオンライン相談」を実施しています。豊富な経験からアドバイスできるので、ぜひお気軽にご相談くださいね。

家づくりのこと何でもご相談可能!「おうちでオンライン相談」実施

神奈川エリアで土地探し 東京エリアで土地探し 千葉エリアで土地探し

監修者情報

ネクストハウス

理想の次世代住宅を求めやすい価格で

建設業許可番号

特定建設業許可 許可番号 国土交通大臣許可(特-1)第25561 号