「東京でファミリーが住みやすい街はどこなのか」、「子育て環境や治安、費用まで比較してエリアを選びたい」とお考えの方へ。
東京には、23区内の利便性が高い住宅地から、多摩エリアの自然を身近に感じられる街まで、さまざまな選択肢があります。
ただし、ファミリー向けの住みやすさは、駅からの近さや街の知名度だけでは判断できません。
保育園・学校・公園などの子育て環境、治安、交通アクセス、土地価格、生活利便性を総合的に検討することが大切です。
本記事では、東京でファミリーが住みやすい街を選ぶ際の5つの基準、人気の街6選、家を建てる際の費用感と注意点について解説します。
東京でファミリー世帯が住みやすい街をお探しの方、土地選びでお悩みの方は、ぜひ最後までご覧ください。
コラムのポイント
・東京でファミリーが住みやすい街を選ぶ5つの基準を解説します。
・東京でファミリーに人気の街6選を解説します。
・東京で家を建てる際の費用感と注意点を解説します。

ファミリーが「住みやすい街」を選ぶ5つの基準

ここでは、東京でファミリーが住みやすい街を選ぶ際に確認すべき5つの基準を解説します。
子育て環境(保育園・学校・公園の充実度)
お子さまのいるご家庭では、保育園や学校、公園、児童館などの子育て環境の充実度を確認しましょう。
東京都福祉局では、都内で保育園の入園を検討している方向けに、保育施設の検索や見学予約、入所申請に関する情報を案内しています。
入園希望者にとって、手続きに関する公的なサポート体制が整っているのは心強いです。
また、子ども・子育て支援情報公表システム「ここdeサーチ」では、地域や最寄り駅などから認定こども園、保育園、幼稚園などの情報を確認できます。
〈参照〉東京都福祉局 東京都内で保育所の入園を検討されている方へ
ただし、施設の数が多いだけで住みやすいとは限りません。
通園・通学のしやすさ、通学路の安全性、公園までの距離、病院への行きやすさまで含めて、ご家族のライフスタイルや価値観に合う街かどうかを確認しましょう。
土地選びだけでなく、間取りもあわせて家づくりのイメージを固めたい方は、以下の記事も参考にしてください。
〈関連コラム〉【戸建て】子育てにおすすめの間取りまとめ|人気の間取り事例
治安(犯罪認知件数・街灯・夜道の安心感)
ファミリーが住みやすい街を選ぶ際は、治安状況の確認も欠かせません。
次の章で紹介するエリアについて、令和8年5月累計の犯罪認知件数を確認すると、以下のようになります。
| エリア | 総合計 | 粗暴犯 | 侵入窃盗 | 自転車盗 | 詐欺 |
|---|---|---|---|---|---|
| 世田谷区 | 5,307件 | 390件 | 138件 | 1,677件 | 558件 |
| 練馬区 | 4,779件 | 339件 | 180件 | 1,518件 | 582件 |
| 江戸川区 | 5,097件 | 399件 | 99件 | 1,749件 | 363件 |
| 葛飾区 | 3,828件 | 234件 | 90件 | 1,308件 | 444件 |
| 立川市 | 2,058件 | 132件 | 45件 | 576件 | 243件 |
| 国立市 | 576件 | 33件 | 12件 | 231件 | 87件 |
| 調布市 | 1,965件 | 99件 | 24件 | 669件 | 249件 |
| 府中市 | 1,551件 | 132件 | 42件 | 429件 | 186件 |
| 八王子市 | 4,056件 | 270件 | 78件 | 909件 | 315件 |
表からも分かるように、同じ東京都内でもエリアによって治安状況に差があります。
犯罪認知件数は、人口や世帯数が多いエリアほど件数が増えやすい傾向がある点も理解しておきましょう。
上記のデータに加えて、人口規模や駅周辺の雰囲気、街灯の多さ、夜道の歩きやすさなどもあわせて確認しておくことが大切です。
交通アクセス(通勤・通学のしやすさ)
東京で暮らす場合、交通アクセスは日々の暮らしやすさに直結します。
勤務先や学校までの所要時間だけでなく、乗り換え回数、混雑のしやすさ、バスの本数、雨の日の移動までを細かく確認しましょう。
場合によっては、お子さまの進学やご家族の働き方の変化によって、便利に感じる路線や駅が変わるケースもあります。
現在の通勤・通学だけでなく、将来的な生活の変化まで見据えてエリアを選ぶことで、中長期的に満足度の高い暮らしを実現できます。
通勤時間と土地選びのバランスについて詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
〈関連コラム〉通勤1時間はきつい?通勤手段別の実態とメリット、土地選びのポイントなどを解説
土地・住宅価格(現実的な予算で建てられるか)
東京で家を建てる場合、土地や住宅の平均価格を事前に把握しておくことは大切です。
住宅金融支援機構の「2024年度 フラット35利用者調査」によると、東京都で土地付注文住宅を取得した方の平均費用は、以下のとおりです。
- 建設費:3,469.4万円
- 土地取得費:3,838.2万円
- 費用の合計:7,307.6万円
〈参照〉住宅金融支援機構 2024年度 フラット35利用者調査
実際の土地取得費はエリアごとの㎡単価によって大きく変わるため、家づくりを希望する地域の相場を確認しながら予算を組みましょう。
国土交通省の令和8年地価公示における住宅地平均価格を見ると、23区内と23区外では価格差があります。
| エリア | 住宅地平均価格 |
|---|---|
| 都区部平均 | 856,400円/㎡ |
| 世田谷区 | 779,900円/㎡ |
| 練馬区 | 480,500円/㎡ |
| 葛飾区 | 387,500円/㎡ |
| 江戸川区 | 441,100円/㎡ |
| 立川市 | 308,400円/㎡ |
| 調布市 | 425,100円/㎡ |
| 府中市 | 355,600円/㎡ |
| 国立市 | 411,500円/㎡ |
| 八王子市 | 131,300円/㎡ |
23区内は土地価格が高くなりやすい傾向がありますが、すべての区が一律に高いわけではありません。
葛飾区のように23区内でも比較的価格が抑えやすいエリアがある一方で、調布市や国立市のように多摩エリアでも価格が高めの地域があります。
希望する暮らしと予算のバランスを見ながら、23区内だけでなく23区外も含めて検討しましょう。
生活利便性(スーパー・病院・商業施設)
生活利便性は、毎日の暮らしやすさを左右する重要なポイントです。
スーパー、ドラッグストア、病院、金融機関、図書館、行政窓口などが生活動線上にあるかを確認しましょう。
駅前に商業施設が集中している街は便利ですが、住宅地までの距離や坂道の有無、交通量や混雑状況によって実際の暮らしやすさは変わります。
平日と休日、昼と夜の両方で現地を歩き、ご家族が理想とする暮らしができるかどうかを確認することが大切です。
東京で家づくりをご検討中の方、土地探しでお困りの方は、ネクストハウスのオンライン相談をご活用ください。
【エリア別】東京でファミリーに人気の街6選

ここでは、東京でファミリーに人気の街をエリア別に紹介します。
世田谷区(23区内):子育て支援が充実した人気住宅地
世田谷区は、23区内でも住宅地として人気の高いエリアです。
公園や緑地、教育施設、商業施設が点在しており、落ち着いた住宅環境を重視したいご家庭に向いています。
一方で、土地価格は高い傾向があり、特に駅近や人気エリアでは予算が大きくなりやすい点に注意が必要です。
世田谷区で家を建てる場合は、駅までの距離や敷地面積、建物規模などの優先順位を整理して検討しましょう。
練馬区(23区内):公園と教育環境の充実度で選ぶなら練馬
練馬区は、23区内でありながら公園や農地などの緑を感じやすく、教育環境も充実したエリアです。
都心方面へのアクセスを確保しながら、落ち着いた住宅地で暮らしたいご家庭にとって候補になりやすい街です。
西武池袋線、西武新宿線、都営大江戸線、東京メトロ有楽町線・副都心線など、利用できる路線も複数あります。
ただし、駅によって通勤時間や買い物環境が変わるため、最寄り駅ごとの暮らしやすさを比較しましょう。
江戸川区・葛飾区(23区東部):コストを抑えながら都心生活
江戸川区・葛飾区は、23区内で費用を抑えながら家づくりを検討したい方にとって魅力的なエリアです。
公園や河川敷など、外遊びしやすい環境も整っています。
一方で、河川に近いエリアでは浸水リスクなどの確認も重要です。
土地価格だけで判断せず、災害の危険性、通学路の安全性、駅までの移動手段、周辺道路の交通量まで確認しましょう。
立川市・国立市(多摩エリア):都心アクセスと自然のバランスが取れたエリア
立川市・国立市は、都心アクセスと自然環境のバランスを重視したいご家庭に向いています。
立川駅周辺は商業施設が充実しており、買い物や通勤の利便性を確保できるエリアです。
国立市は落ち着いた街並みや文教エリアとしての雰囲気があり、住環境を重視する方に人気があります。
ただし、同じ多摩エリアでも土地価格には差があるため、駅距離や土地面積、希望する街並みを比較しながら検討しましょう。
調布市・府中市(多摩エリア):落ち着いた住宅街と充実のインフラ
調布市・府中市は、落ち着いた住宅街と生活利便性を両立しやすいエリアです。
京王線沿線を中心に都心へアクセスしやすく、駅周辺には買い物施設や公共施設も整っています。
また、公園や緑地もあり、お子さまと過ごせるスポットが充実している点も魅力です。
通勤利便性と住宅地としての落ち着きの両方を重視したい場合は、調布市・府中市も候補に入れてみましょう。
八王子市(多摩エリア):広い敷地でゆとりの家づくりができるエリア
八王子市は、東京の中でも広い敷地やゆとりある間取りを検討しやすいエリアです。
JR中央線や京王線などを利用できるエリアもあり、都心方面への通勤・通学も検討できます。
自然環境を身近に感じやすく、庭や駐車場、収納スペースをしっかり確保した家づくりをしたい方にも向いています。
一方で、駅から離れると車移動が前提になりやすいため、通勤時間や日常の買い物動線、移動手段までを確認することが大切です。
東京での土地探しにお悩みの方は、ネクストハウスのオンライン相談をご活用ください。
東京でファミリーが家を建てる際の費用感と注意点

ここでは、東京でファミリー世帯が家を建てる際の費用感と23区内外で家を建てる場合の違い、注意点について解説します。
記事の前半で紹介したとおり、東京都で土地付注文住宅を取得した方の平均費用は、建設費が3,469.4万円、土地取得費が3,838.2万円、合計で7,307.6万円です。
23区内外で家を建てる際にどのような違いや注意点があるのか、表でわかりやすく整理しました。
| 比較項目 | 23区内で家を建てる場合 | 23区外で家を建てる場合 |
|---|---|---|
| 費用感 | 土地取得費が高くなりやすく、総額が大きくなりやすい | エリアによっては土地取得費を抑え、建物や外構に予算を回しやすい |
| 土地の考え方 | 土地面積が限られやすく、狭小地や変形地を検討するケースがある | 敷地面積にゆとりを持たせやすく、庭や駐車場を計画しやすいケースがある |
| 建物計画 | 3階建て、ビルトインガレージ、防火仕様などで建築費が増える場合がある | 2階建てや広めの収納、ワークスペースなどを計画しやすい |
| 暮らしやすさ | 通勤・通学、買い物、医療機関へのアクセスを確保しやすい | 自然や公園を身近に感じやすく、落ち着いた住環境を選びやすい |
| 注意点 | 土地価格だけでなく、建築制限や狭小地対応の費用も確認する | 通勤時間、駅距離、車の必要性、外構費まで含めて確認する |
また、注文住宅と建売住宅では、費用感のわかりやすさや特徴に違いがあります。
注文住宅は、土地探しから間取り、性能、設備、外構までを自由に計画しやすい特徴があります。
その分、家づくりの費用も膨らみやすいので、土地取得費、建物本体価格、付帯工事費、外構費、諸費用を含めた総額の把握が重要です。
建売住宅は、土地と建物がセットになっているため、購入総額を把握しやすい点がメリットです。
一方で、間取りや住宅性能、設備仕様の自由度は低くなる傾向があります。
東京で家を建てる際は、希望する暮らしを実現するために必要な土地条件を整理し、建物費用や外構費まで含めて資金計画を立てることが大切です。
見積もりまでの流れや予算オーバーを防ぐ考え方については、以下の記事を参考にしてください。
〈関連コラム〉注文住宅見積もりまでの流れ|予算オーバーを避ける3つのポイント
東京でファミリー向けの家づくりをお考えなら|ネクストハウスへ

ネクストハウスでは、建築面積に応じて基本価格を定める定額プラン「オリジナルオーダーシステム」を採用しています。
土地取得費が高くなりやすい東京でも、建物費用の見通しを立てやすいため、資金計画を整理しながら家づくりを進められる点が特徴です。
また、ネクストハウスでは、標準仕様でも耐震性や断熱性にこだわった住まいをご提供しています。
安心価格で高性能な住まいを建てたい方、東京で土地探しから相談したい方は、ぜひネクストハウスの家づくりをご検討ください。
ネクストハウスの基本価格や標準仕様について詳しく知りたい方は、以下のページも参考にしてください。
〈関連ページ〉ネクストハウスの基本価格と標準仕様
まとめ│住みやすいエリアは専門家への相談もおすすめ
今回は、東京でファミリーが住みやすい街を選ぶ基準、人気の街6選、家を建てる際の費用感と注意点について解説しました。
東京でファミリーが住みやすい街を選ぶ際は、子育て環境、治安、交通アクセス、土地・住宅価格、生活利便性を総合的に判断することが大切です。
今回の内容を参考に、ご家族の価値観やライフスタイルに合ったエリアで、理想の住まいを実現してください。
ネクストハウスでは、土地探しから資金計画、家づくりの細かな設計に至るまで、お客様の悩みに寄り添いながら丁寧にサポートいたします。
東京でご家族が安心して暮らせる住まいを実現したい方は、ネクストハウスへお気軽にご相談ください。




















