目次
2階建て住宅で「フリースペース」のある間取りが人気となっています。
しかし「使い方が分からない…」等のお悩みの声も多いです。
そこで本記事では、フリースペースのある間取りの計画ポイントについてご紹介していきます。
具体的な注意点もまとめているので、新築計画の参考にしてみてください。
コラムのポイント
・2階フリースペースの間取り計画のポイントが分かります!
・間取り計画の基本的な流れをチェック!

2階フリースペースのある間取りが人気

細菌、2階にフリースペースがある間取りの人気が高まっています。
家族のライフスタイルや趣味に合わせて、自由に使える柔軟性が魅力です。
趣味や仕事のスペースとしてだけでなく、セカンドリビングのような使い方も可能です。
お住まいの用途や好みに合ったプランを考えることで、理想的な空間が作れます。
2階フリースペースの使い方とは|おすすめの活用法

ここでは、2階フリースペースの具体的な使い方についてご紹介します。
「フリースペースを作ったけれど、使わなかった…」と後悔することが無いように、しっかりと計画しておきましょう。
子ども部屋
2階フリースペースは、子ども部屋としての使い方がぴったりです。
年齢が小さいうちはプレイルームとして使い、成長に合わせて学習スペースや個室としても活用できます。
おもちゃや勉強道具をまとめて置けるので、1階のリビングが散らかりにくくなるのもメリットです。
お子さまが複数いる場合には、将来的に個室を作れるように可動式間仕切りや収納を計画しておくと便利です。
また窓や照明器具の設置で明るさを確保し、快適な環境を整えるようにしましょう。
洗濯物干し場
2階にランドリースペースを設けることで、「洗濯→干す→取り込む」といった一連の動線が短縮できます。
これにより家事の負担が軽減できるので、忙しい共働きのご家庭にぴったりです。
室内のため、雨の日でも安心して使える物干しスペースとして活躍します。
可能であれば、室内干し用のポールや天井吊り下げ式物干しを設置するのがおすすめです。
また窓を開けて風通しを良くしたり、除湿器を置いたりして湿気対策をすると快適性が高まります。
書斎・本棚スペース
フリースペースにデスクカウンターや本棚を設置すれば、書斎として活用できます。
専用のスペースがあることで、リモートワークや趣味の作業がしやすくなるのがメリットです。
壁面を有効活用して本棚や収納棚を設置すれば、快適な作業空間を作れます。
ただしフリースペースは完全な個室ではないため、集中しやすいように照明の配置や防音対策を工夫するようにしましょう。
作業用の机や椅子を配置し、長時間作業しても疲れにくい環境を整えるのがおすすめです。
セカンドリビング
セカンドリビングとは、メインのリビングとは別に設けられるスペースのことを指します。
2階フリースペースをセカンドリビングにすることで、家族それぞれが自由に過ごせるリラックス空間として活用できます。
場合によっては、来客時などで1階リビングが手狭な際の代替空間としても利用可能です。
ソファやラグ、観葉植物などでくつろげる雰囲気を演出するようにしましょう。
テレビや音響機器を設置すれば、趣味の空間としての用途も広げられます。
収納スペース
フリースペースに収納を設けることで、シーズンオフの家電や衣類、普段使わないものをスッキリ収納できます。
収納量が増えることで、他の部屋を広々と使えるのがメリットです。
具体的には壁一面を収納棚にしたり、収納ボックスを活用したりする方法があります。
また間取りによってはロフトやクローゼットを組み合わせることで、効率的にスペースを使うのもおすすめです。
2階フリースペースはいらない?よくある後悔と解決策

ここでは、2階フリースペースの間取りでよくある後悔についてご紹介します。
具体的な解決策も合わせてチェックすることで、新築計画の際に活かしてみてください。
室温が寒い・暑い
2階は日当たりが良いのが特徴ですが、季節によっては1階よりも暑すぎたり寒すぎたりするケースがあります。
またフリースペースはメインのリビング等と比べると重要度が低めになるため、床暖房やエアコンといった設備が手薄なことも多いです。
これにより快適性が損なわれてしまい、結局使わなくなってしまう場合もあります。
【解決策】エアコンの設置を検討する
フリースペースに空調設備を計画に組み込むことで、快適な室温を保つようにしましょう。
間取り上設置が難しい場合には、天井埋め込み型エアコンも検討するのがおすすめです。
また壁や床の断熱材を強化し、快適な室内環境を維持することも重要です。
窓には遮熱カーテンや断熱フィルムを活用し、日差しや冷気を上手にコントロールしましょう。
プライバシーが気になる
フリースペースがオープンな間取りだと、プライバシーを確保しにくいことがあります。
家族のコミュニケーションが活発になる等のメリットはありますが、状況によっては仕切りがあった方が便利な場合もあります。
具体的にはテレワークでビデオ通話をする場合や、集中して仕事や勉強に取り組みたい状況が挙げられます。
【解決策】間仕切りを設置する
プライバシー対策としては、可動式の間仕切りやロールスクリーンを活用して、必要に応じて空間を分ける方法がおすすめです。
扉を設置するよりもリーズナブルなので、簡易的な対策として採用されることが多いです。
もしスペースが広い場合には、棚やラックを間仕切りの代わりとして使う方法もあります。
収納機能を兼ねられるため、省スペースになります。
部屋が暗い
フリースペースに自然光が入りにくい配置や照明計画が不十分な場合、空間が暗くなりがちです。
単なる通路やホールとして使う場合には問題ありませんが、読書や作業をする場合には支障が生じるのがデメリットです。
特に小さなお子さまが過ごす場合には、視力に影響を与えないようにしっかりと照度を確保することが重要です。
【解決策】可変性のある照明計画にする
2階フリースペースは多目的な使い方をするため、ダウンライトや調光可能なLED照明を設置し、用途に合わせて調整可能にしておきましょう。
全体の明るさを確保するだけでなく、状況に応じて角度を調整できるスポットライトやユニバーサルダウンライト等を取り入れておくと便利です。
通行の邪魔になる
2階フリースペースはホールや通路と兼用されることが多いため、間取りによっては通行の邪魔になってしまいます。
これによりフリースペースの使い勝手が悪くなることで、結局活用されないまま放置されてしまう場合もあります。
【解決策】動線に気を配る
フリースペースの間取り計画時には、家具の配置を工夫して通路を広く確保するようにしましょう。
人がすれ違えるようにするには、90㎝程度の通路幅を設けるのが一般的です。
できれば収納スペースを壁面側に設け、床を広く使えるようにすると便利です。
充電ができない
コンセントの配置が足りていないと、家電やスマホを充電しにくくなります。
特に勉強や仕事をする場合には、スタンドライトやプリンターといった機器を使う場面が多いため不便です。
【解決策】コンセントを設置しておく
できればフリース―ペースの計画段階で使用用途を想定し、壁や床面に複数のコンセントを配置しておきましょう。
最近ではUSBポート付きのコンセントも登場しているため、モバイル機器の充電が想定される場合には取り入れるのもおすすめです。
まとめ

本記事では、2階フリースペースのある間取りについてご紹介してきました。
間取り計画では悩みがちなポイントが多いため、プロに相談した方が上手くいくことが多いです。
本記事でご紹介した内容を参考に、ぜひ気軽に相談してみましょう。
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