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「注文住宅を建てる」となると、間取りやインテリア、家電など多くのことを決める必要があるでしょう。
しかし住宅の中で意外と大切なのが「外観」です。住宅の外観はもっとも人目に付きやすく、家の第一印象を決めると言っても過言ではありません。
そこで本記事では、注文住宅で人気の「モダンな外観」にするためのポイントや具体的な事例についてご紹介していきます。
「これから注文住宅を建てるけれど、どんな外観にするのか迷っている」という方はぜひ参考にしてみてください。
・モダンな外観の住宅にするポイントは3つ
・モダンな住宅の外観事例をチェック
モダンな外観の住宅が人気
住宅の外観には、多くのスタイルがあります。
たとえば「和風、シンプル、スタイリッシュ、クラシック」といったデザインが挙げられるでしょう。
その中でも人気なのが「モダンスタイル」です。
モダンとは「装飾が少なくすっきりしたデザイン」のことを指し、直線的で無機質なのが特徴となります。
性別や年齢を問わず好まれやすいデザインなので、住宅の外観としてぴったりです。
まるで美術館のようにおしゃれなデザインや、シンプルでスタイリッシュなデザインなど幅広いパターンがあります。
モダンな外観の住宅にする方法は?
ここでは、住宅の外観をモダンスタイルにする方法をご紹介していきます。
「モダンなデザインにしたいけれど、どうやって選べばいいのか分からない…」という方はぜひ参考にしてみてください。
①「モノトーン」の色味をメインにする
モダンな住宅では、使用する色味を少なくするのがポイントです。
特に白・黒・グレーといった「モノトーン」の色味で統一すれば、すっきりした外観にまとまります。
こういった色味は「無彩色」と呼ばれ、シンプルで落ち着いた雰囲気になるのが特徴です。
また最近のインテリアトレンドとしても、「黒」を基調としたコーディネートは人気が高まっています。
黒はシャープで都会的な色味であり、男性にも好まれます。
簡単に高級感を演出できるので、インテリアコーディネートの初心者にもおすすめです。
外観と内装でコーディネートを揃えれば、より洗練された印象になります。
②「窓の形」にこだわる
外観で大きく印象を左右するのが「窓」です。
窓は外光や風の通り道として重要な役割を果たしますが、それだけでなくデザインの面でもこだわるべき点が多くあります。
具体的な窓の計画方法は、下記に挙げられます。
- ①窓のラインを揃える
- ②引き違い窓を無闇に使わない
- ③あえてバランスを崩す
まず、基本的なルールとして「窓の縦と横のラインを揃える」と外観がスッキリ見えます。
一般的な住宅は「910㎜」のグリッドで構成されるため、「壁から1820㎜」「ドアから910㎜」など一定の法則性を持たせた間取り計画にすると成功するでしょう。
また「引き違い窓」は横方向に開閉するタイプの窓ですが、多用すると庶民的な印象になってしまうためおすすめしません。
使う場合には通りに面していない壁面にするなど、工夫しましょう。
さらに上級テクニックとしては「あえて窓配置のバランスを崩す」方法があります。
①のラインを揃える方法と逆行すると思われるかもしれませんが、基本を守った上で「あえてアンバランスを取り入れる」とおしゃれ感がアップします。
具体的には「階段に段違いの小窓を付ける」「寝室に上部スリット窓を採用する」といった方法がおすすめです。
③「シンプル」なラインを使う
モダンな外観の家は「シンプルなライン」で統一されています。
長方形や正方形を組み合わせた構造にすることで、直線的な印象になるのが特徴です。
また屋根の形状も、片流れや陸屋根(平らな屋根)といった形式が多いでしょう。
余計な装飾を省くことで、流行に左右されない凛としたデザインに仕上がります。
>関連記事:注文住宅を2,000万円で建てることは可能?費用の内訳やコツを紹介
【住宅】モダンな外観の事例紹介
ここでは実際の住宅で、モダンな外観に仕上がっている事例をご紹介します。
外観デザインのご参考にしてみてください。
①「黒×木目」がおしゃれなモダン外観
こちらの事例は、黒を基調としたスタイリッシュモダンなデザインです。
玄関ドアはウォールナット調の木目になっており、黒との相性もばっちり。
室内のインテリアも、黒・白・グレーで統一されています。
生活感が無く洗練された印象になり、高級感も演出。
単純にモノトーンだけでは殺風景な印象になってしまいそうですが、ダイニングテーブルの上にペンダント照明を設置することでアクセントになっています。
キッチンカウンターはアイランドタイプになっており、まるで海外のホテルのようなおしゃれな印象です。
>施工事例:収納力抜群。こだわりのアイランド型キッチンの住まい
②多色使いのモダン住宅
黒・白・グレーの外観の事例ですが、バルコニーや外壁で色分けがされており個性が出ています。
すべて単色にする方法もありますが、多色使いすることでオリジナリティが演出できるでしょう。
また窓の配置にも、モダンな雰囲気が感じられます。
等間隔に窓を配置することで「リズム感」が生まれ、カジュアルな印象となっています。
室内は木目とホワイトが基調で、ナチュラルな雰囲気です。
シンプルモダンなインテリアは、性別や年齢を問わず過ごしやすい空間になるでしょう。
>施工事例:ネクストハウスの新しい提案。3階建で都会に住まう。
③三角屋根のモダンな外観
こちらの事例は、三角屋根が特徴的なモダンデザインになっています。
玄関と窓の配置が左右非対称ですが、アンバランスなことでおしゃれ感がアップしています。
三角屋根はよくあるデザインになってしまいそうですが、ダークグレーの色味にすることで落ち着いた印象です。
外構にはテラスを設け、アウトドアリビングとして活用されています。
最近は感染症対策として「屋外空間の活用」が注目されており、テラスやウッドデッキで過ごす時間も好まれるようになってきました。
まるで海外のようなゆったりした時間を過ごせるため、外観の一部として計画する方法がおすすめです。
>施工事例:家事楽で機能的。スタイリッシュな高級感溢れる住まい。
まとめ|モダン住宅は外観にこだわろう
本記事では、人気のモダン住宅の外観についてご紹介してきました。
モダンな住宅にする方法を知っておくことで、外観のデザイン計画が立てやすくなるでしょう。
またモダン住宅の事例を参考にすれば、イメージが形にしやすくなります。
これから住宅のご新築を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
ネクストハウスでは、自宅にいながらプロに相談できる「おうちでオンライン相談」を実施しています。豊富な経験からアドバイスできるので、ぜひお気軽にご相談くださいね。