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【間取りのポイント】平屋で実現する理想的な暮らし!

最近、SNSや雑誌で多く見かけるおしゃれな平屋の家。素敵だけれど、実際平屋の家での暮らしはどのようなものなのか気になりますよね。平屋の暮らしは、家族をより身近に感じ、コミュニケーションをとりながら暮らしていくことが実現します。

今回は、平屋のメリットデメリット、間取りの決め方のポイントなど、まとめてご紹介します!

コラムのポイント
・平屋には、メリットもデメリットもありますが、それぞれをちゃんと知った上で家づくりを進めることで、快適な暮らしが実現します。
・平屋で間取りを決める際は、玄関の向きや開放感、家事動線などを工夫しましょう。
・このコラムを読んでいただくことで、平屋の家のメリットデメリットを知り、これからの平屋の家づくりに役立てることができます。

建築実例

平屋とは

1階建ての家である平屋。もっと詳しく言うと、平屋は、それぞれ1層の床や天井、屋根、壁で構成されており、最も単純な建築物の構造をしたものです。

平屋というと、老夫婦が終の住処に選ぶ場所、広い土地に贅沢に佇む建物、というイメージがあるかもしれませんね。しかし昨今では、スタイリッシュでおしゃれな平屋が増えてきており、若い子育て世代や新婚夫婦も選択肢に上がるようなものへと変わってきているのです。

コンパクトで狭そう…、と思うかもしれませんが、そのコンパクトさが家族の絆を深め、身軽な暮らしを実現してくれるのです。

まずはメリットデメリットを知ろう

良さも悪さも知ることで、家への愛着は強まるものです。まずは、平屋のメリットをご紹介しましょう。

平屋のメリット

メリット① 家族が同じフロアにいることで身近に感じる

平屋の家は、1階部分しかありません。そのため、常に同じフロアに家族がいることになります。複数階建ての家では感じることのできない身近さを、家族に常に感じることができます。子どもが成長するにつれて感じるコミュニケーションの難しさも、仕事が忙しくてなかなか家族との時間が取れないストレスも、同じフロアにいて常に身近に感じることで、解消されることでしょう。

メリット② シンプルな生活動線

1階部分しかない平屋の住宅は、生活動線がとてもシンプルです。上下階へ行ったり来たりという移動も生じませんし、動線がシンプルゆえ所持するものも減り、生活自体がシンプルになります。

シンプルになることで、家事にかける時間も少なくなり、その分自分や家族との時間に使うことができます。

メリット③ 老後も安心のバリアフリー

階段を使っての上下移動がないため、バリアフリーの平屋の住宅。老夫婦が終の住処にするのも、こういった事情もあるからではないでしょうか。家の中での移動が億劫になり、縮こまった生活をしていると、生活そのものを窮屈に感じてしまいます。

バリアフリー住宅であれば、移動も楽に行うことができます。また、小さなお子様がいらっしゃる家庭でも、階段や大きな段差を気にせずに子育てに集中することができます。

メリット④ 構造的な強さ

平屋の住宅は、重心が低くどっしりとした造りです。そのため、多少の災害ではビクともしない強さを兼ね備えています。最近は、大雨や強風でも大きな被害が出ることがあります。縦に長いタワーマンションの場合、被害をダイレクトに受ける上に避難にも多くの時間を有するでしょう。

構造的な強さは、住む上での安心感に匹敵します。

平屋のデメリット

デメリット① 建てるために広い土地が必要

平屋は、生活に必要なスペースを確保してゆったりと暮らそうと思うと、それだけ広い土地が必要になります。市街地では、広い土地を確保するだけでも多くの資金が必要になるでしょう。また、広くはない土地に無理に建てたとしても、隣の建物との関係で、採光や騒音に問題が生じるかもしれません。

デメリット② 陽当りを確保するのが難しい

平屋は、縦に低い建物なのでどうしても採光できるスペースが限られます。そのため、近隣に建物が建っていたり、大きな建物が並んでいたりすると日当たりの確保が途端に難しくなります。

デメリット③ プライバシー確保の必要性

1階部分しかないため、間取りを工夫しなければ室内は丸見えになってしまいます。どんな家族が、何人住んでいて、この時間帯はほぼ家にいない、などの情報を得られやすくなってしまいます。

中庭を作ったり、柵を設けたりと、プライバシーを守ることができるよう設計段階から工夫しておく必要があります。

デメリット④ 防犯対策の必要性

どの住宅も防犯面は考えておく必要がありますが、平屋の住宅はなおさらでしょう。1階部分しかないため、たやすく侵入することができます。強化ガラスや戸締り強化だけでなく、常日頃からの防犯意識は高めておきましょう。

このように、メリットもデメリットもある平屋の家ですが、デメリットも工夫次第で避けることは可能になります。

建築実例

間取りを決めるポイントは?

では、平屋の家を建てる際は、どのようなポイントに気をつけて間取りを考えると良いのでしょうか。

玄関の向き

玄関の向きは、東向きの玄関が人気です。理由として、太陽の光を取り込みやすいだけでなく、風水的にも発展運を家に招くことができる、とされています。

玄関を東向きに構え、その玄関の隣にリビングを配置することで一日を通じて日当たりがよい南向きの部屋で過ごすことができます。

視界が抜ける開放感

平屋は1つのフロアだけなので、あまりにも壁で仕切ってしまうと空間が遮られてしまいます。あまり壁は設けず、家具で空間を仕切るなどして、視界が部屋の端まで抜けるような工夫をしてみましょう。そうすることで、部屋を広く感じることができます。

家事動線の工夫

限られたスペースだからこそ、家事動線を工夫しましょう。水回りをまとめる、家事動線と生活動線を分ける、など生活していく上で不必要な動きが生じそうであれば、スムーズに動けるように間取りを考え直す必要がありそうです。

中庭を活用する

デメリットでも出てきたように、平屋の家でどう採光するかはとても重要です。ここでお勧めしたいのが、中庭です。中庭があることで、どの部屋にもしっかりと太陽光を取り入れることができます。コの字型やロの字型など、中庭にも幾つか種類があるので、敷地や間取りにあった中庭を作ることを検討してみましょう。

中庭がもたらすもの

中庭を設置することで、平屋の暮らしがより豊かなものになります。

風通しが良くさわやかに

窓を開けることで、中庭から自然な空気が部屋いっぱいに広がります。梅雨の時期でも、冬の乾燥した時期でも、緑豊かな中庭の空気をしっかりと取り入れて入れ替えることで、適度な湿度や快適な空間を保つことができます。

プライバシーも守ります

中庭を作ることで、家そのものを囲む庭をつくることができます。隣家や家の前の通りからの視線も、気にすることなくゆっくりとくつろぐことができます。お子様がいらっしゃる場合でも、外からの視線をそこまで気にしなくて良くなるため、防犯面でもとても心強いでしょう。

豊かな自然がいつもそばに

常に整った庭の花や、手入れの行き届いた草木が中庭にあるため、その光景をゆっくりと眺めることができます。たとえ室内にいながらも、すぐそばに自然を感じることができます。

平屋だからこそ、家とコーディネートしたような中庭を作ることも一つの家づくりの魅力ではないでしょうか。

平屋の家を建てるのであれば、ぜひ中庭にも力を入れて世界に一つだけの空間を実現させたいですね。

建築実例

理想の家族の在り方が実現

平屋の家は、家族を身近に感じながら生活することができるだけでなく、さらに快適にするために工夫できるポイントも沢山あります。

一生に一度の家づくり、平屋の家で理想を実現させましょう!

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監修者情報

ネクストハウス

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建設業許可番号

特定建設業許可 許可番号 国土交通大臣許可(特-1)第25561 号