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平屋の間取りによる価格の相場

新築の住宅を建てる時に、最も気になる点といえば、おそらく予算でしょう。
住宅には、木造住宅や鉄骨住宅、2階建てや3階建ての住宅や平屋の住宅など、どのような住宅にするかによって、予算は変わってきます。
そこで、今回は、平屋の住宅の間取りによる相場について見ていきましょう。

平屋とは

それでは、そもそも平屋とはどのような住宅なのでしょうか?
まずは、平屋の住宅がどのような住宅なのかを見ていきましょう。
平屋の住宅は、それぞれ1層の床、天井、屋根と壁で構成されています。
建築物の構造としては、最も単純なものであり、古くから幅広い用途の建築物に用いられてきました。
2階建て以上の建築物と比ベルと、階段などの垂直方向の移動設備が不要になるので、動線が水平方向のみで構成することができます。
そのため、平面計画が容易であるという特徴を持っています。
確かに、空間の高度利用という点から見ると、中高層建築がより有利です。
しかし、平屋の住宅は、商品の搬入などが容易になり、客に目が届きやすいという特徴も持っています。
そのため、スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどの商業施設では平屋が採用されています。
また、平屋の住宅は、人の目が行き届きやすく、人の移動が容易であるため、幼児向け施設や高齢者住宅にも向いています。
地価の高い都市部では、2階建てなどと比べて、同じ延べ床面積の建築物を建てるためにより広い土地が必要となる平屋住宅は高級住宅に位置づけられています。

建築実例

2LDKの平屋の新築住宅の場合

19坪で2LDKの平屋の新築住宅の場合は、平均的な相場は、960万円になります。
2LDKの間取りになり、2~3人家族におすすめです。
しかし、平屋の建物だけの価格になります。
そのため、別に土地の購入費用がかかります。
月々のローンの返済額を見てみると、960万円を35年ローンで借りると仮定した場合、以下のような返済額になります。
35年ボーナス払いなし、固定金利1.5%の場合は、月々29,393円の返済です。
これに加えて土地の購入金額が加わります。
仮に、土地の購入費用を1,000万円だと仮定した場合は、月々60,012円になります。
この金額であれば、賃貸アパートを借りる程度の費用になるため、最終的に資産になることを考えれば、お買い得なのかもしれませんね。
間取りは、LDKに加えて和室と寝室が1つずつにしたり、対面キッチンのある広いリビングにしておくことで、ゆっくりくつろげる空間を作ることもできます。
19坪の小さい平屋の住宅になりますが、寝室にはクローゼット、玄関にはシューズクロークを設けるには十分なスペースがあります。
ローコストの注文住宅を検討しているのであれば、このような平屋の住宅のプランを検討してみてください。

3LDKの平屋の新築住宅の場合

外構

23坪の新築平屋の住宅の場合は、価格は1,229万円です。
3~4人家族におすすめな大きさの平屋の住宅になります。
ただし、建物自体の価格になるため、土地がない場合は、これに加えて、土地購入費用がかかるので注意が必要です。
月々のローンの返済額を見てみると、960万円を35年ローンで借りると仮定した場合、以下のような返済額になります。
1,229万円を35年ボーナス払いなし固定金利、1.5%で借り入れを行ったと仮定すると、月々37,630円の返済額です。
また、これに土地取得費用1,200万円を加えたと仮定すると、月々74,372円の支払いになります。
すでに、賃貸アパートやマンションを借りているのであれば、そこまで値段は、変わらないのではないかと思います。
ただし、注文住宅の場合は諸経費や固定資産税などがかかるため、何かとお金が必要になります。そのため、賃貸のように家賃だけを支払えばいいわけではありません。
注文住宅を購入する際は、そのことを踏まえた上で資金計画プランを考えることが大切です。
3LDKの平屋の間取りになります。
18帖の大きなリビングキッチンに加えて、3つの洋室、広いリビングに加えて、各部屋にクローゼットを設ければ、機能性の高い間取りにもすることができます。
子供2人に、5.2帖の洋室をそれぞれ与え、残りの洋室を夫婦2人で寝室として使うのがおすすめです。
3~4人家族の家庭は、この規模のローコストの平屋住宅を建設してみるのも良いかもしれません。

建築実例

平屋の住宅が割高になってしまう理由

平屋の住宅は場合によっては、割高になってしまうケースがあります。
そのため、これからお伝えすることに注意してプランを考えることが大切です。

屋根と基礎にコストがかかる

外観

住宅の建設費用において、屋根と基礎は施工費用や材料費がかかるため、規模が増えると平屋全体の価格が割高になってしまいます。
2階建てに比べて平屋は、1階だけですべての居住空間を備えなければいけません。
そのため、2階建てに比べて建坪が大きくなりやすいです。
その場合、規模の割に費用が割高になる可能性があるため、間取りのプランを考える際は注意が必要です。
つまり、同じ建坪であれば平屋のほうが価格は安くなるが、建坪が大きくなると割高になるため、思いのほか安くならないケースがあります。

平屋が得意でない場合、割高になる

外構

ハウスメーカーによっては、平屋を得意としないところがあります。
その場合、建設費は割高になってしまうのです。
ハウスメーカーの場合、住宅の材料を規格として製造している会社があります。
この規格とは、よく使う2階建ての材料を大量に工場などで生産することで、製造コストを抑えているのです。
しかし、平屋を得意としていないハウスメーカーの場合、この規格がないケースがあります。
その場合、費用は割高になってしまうのです。
そのため、平屋の住宅の建設を依頼するのであれば、実績のある施工会社に依頼するようにすることをおすすめします。

平屋の値段を抑える秘訣

ツートンの住宅外観

平屋の値段を抑えるためには、いくつかのポイントがあります。
比較的費用を抑えることの平屋の注文住宅ですが、さらに価格を抑える秘訣をご紹介します。
・できるだけシンプルな設計にする
シンプルな設計にすると費用を抑えることができます。
複雑な設計だと材料費や人件費がかかるため、費用が割高になるからです。
たとえば、同じ建坪であったとしても、コの字や四角形の平屋では四角形のほうが費用を抑えられます。
そのため、費用を抑えるのであれば、シンプルな設計にするのがおすすめです。

グレードを抑える

カウンターキッチン

材料や設備機器のグレードを抑えると費用は安くなります。
たとえば、キッチンなどの水回りの設備機器を有名メーカーではない、低価格で品質の良いものにするのがおすすめです。
設備機器の費用は数百万円単位になるため、この部分を抑えることができれば、全体の平屋の価格を抑えられます。
メーカーにこだわりがないのであれば、コストパフォーマンスの良い設備機器にするのも一つの方法です。

平屋が得意なメーカーに依頼する

天然素材とモダンな雰囲気のリビング

平屋が得意なメーカーに依頼すると費用を抑えられます。
平屋の規格が豊富にない場合かえって割高になってしまうからです。
たとえば大手ハウスメーカーの場合、工場などで材料を大量に生産することでコストを抑えます。しかし、平屋の規格があまりない場合、大量に生産することができないため、コストが抑えられません。
そのため、かえって平屋のほうが割高になってしまうケースがあるのです。
平屋の注文住宅の建設を依頼するのであれば、平屋が得意な施工会社に工事を頼むことをおすすめします。

建築実例

まとめ

今回は、平屋の住宅の間取りによる価格について見ていきました。
必要最小限の間取りで良いのであれば、平屋の住宅も月々の返済額がアパートなどとあまり変わらないことがわかりました。
しかし、費用が割高になってしまうこともあるので、そこにだけは注意が必要です。
何か悩みや興味のある方は、ぜひ一度nexthouseにご相談してみてはいかがでしょうか?

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監修者情報

ネクストハウス

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建設業許可番号

特定建設業許可 許可番号 国土交通大臣許可(特-1)第25561 号