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平屋で新築を建てる時に知っておきたい3つのポイント

平屋で家を建てようと検討中…


昔に比べて、スタイリッシュな平屋で暮らすファミリー層や、コンパクトに暮らすスタイルを楽しむ単身世帯が増えています。暮らしに対する思いの詰まった生活、憧れだけで終わらさず、実際に平屋での暮らしを考えている方も多いのではないでしょうか。
ただ、平屋で新築を建てようと考えているけれど、よくわからない、どんな点に注意すればいいのかわからない…、という方のために、大きく3つに分けて知っておきたいポイントを解説いたします。

建築実例

ポイント① 二階建てとの違いとメリット・デメリットを知る


平屋の家、と言われるとどのような家を思い浮かべますか?
平屋とは、一階建ての家のことです。もともと日本の住宅は、平屋が主流でした。しかし生活スタイルや環境が変わるにつれ、平屋がフィットしなくなり、数も減ってきていました。しかし、高齢化社会や世帯数の減少に伴い、改めて平屋の良さが見直されてきています。
一方、二階建ての家ですが、現在戸建ての多くは二階建ての家です。マンションとは違い、自分だけの城、というイメージでこだわって建てた方も多いのではないでしょうか。平屋の家とは違い、個人のプライベートを比較的確保しやすいこと、広い空間で過ごすことが出来ること、などがメリットとして挙げられます。

では、二階建てとの大きな違い、平屋のメリット・デメリットをご紹介します。

平屋のメリット

①生活動線が短い

何と言っても、生活動線が短いという点が挙げられます。部屋の数が少ないので、必然的に部屋と部屋を移動する時間が少なくなり、それに伴い動線が短くなります。洗濯をする、という家事一つをとっても、洗濯機を回して、干して、畳んで…といくつかの工程があります。これを、1階から2階への長い距離を行き来するのか、同じフロア内で行き来するのかを比べると、その差は歴然です。掃除をしたり、片づけをしたり、寝室に行ったりするだけでも、動線の短さは生活にゆとりを与えてくれます。

②視覚的に室内を広く感じる

平屋は、ワンフロアにリビングや寝室など作っていきます。その中では最大限、壁や仕切りをなくし、広々とした空間を感じられるようにしていきます。余計な隔たりがない分、視覚的に室内を広く感じることができますロフト収納を作って収納スペースは確保できますし、スキップフロアを作り、さらに開放的な空間にすることもできます。階段もないですし、広さは感じやすいでしょう。

③バリアフリー

平屋には、階段がありません。また、デザインにもよりますが大きな段差もほとんどありません。フラットな床で、移動もスムーズにすることが出来ます。せっかく建てた家ですから、歳を重ねても大切に住み続けたいという思いは、皆様がお持ちだと思います。バリアフリーの造りにしておくことで、現在高齢の家族との同居だけでなく、自身の老後も考えた時に、改めて快適に過ごすということが可能になります。階段を使ってのフロア外への移動もなく、室内を自由に行き来できるという魅力があります。

④コミュニケーションが円滑に

同じフロア内で家族が多くの時間を共にするため、顔を合わせてのコミュニケーションが取りやすくなります。常に顔をあわせることで、健康面や心境を把握しやすくなり、安心感に繋がります。また、家のどこにいても家族の気配を感じることができるので、お互いを常に感じながら過ごすことができるでしょう。

以上のようなメリットが挙げられます。逆に、デメリットは以下のようなものが挙げられます。

平屋のデメリット

①土地の広さが必要

平屋を建てようと思うと、それぞれの生活スペースを確保できるだけの、ある程度の土地の広さは必要になります。狭小住宅でも構わない、という考えならいいのかもしれませんが、あまりにも土地が狭いと、かえって生活しにくさを感じてしまいます。これは間取りを工夫することである程度解消できるので、最初にしっかりとプランを立てておく必要があります。

②プライバシー確保が難しいことも

二階建てとは違い、同じフロアに全ての部屋がある平屋。距離感が近くて安心するかもしれませんが、その分各々のプライベートな時間、空間を確保することが難しくなってきます。ひとたび喧嘩をした時、お子様が思春期でコミュニケーションを取ることが難しい時…同じ空間にいることが息苦しいと感じる時も、いつかはあるかもしれません。そんな時ために、おいおい空間を分けるなどの工夫ができるよう、建てる段階でしっかりと話し合っておきましょう。

③防犯面

開口部を大きくとって開放的な空間にした場合や、明るさや通気性を重視して窓を複数造る場合、割られて侵入されたり室内の様子を観察されたりするなど、防犯面に不安が生じます。二階建てに比べて、近隣の建物から見下ろされたり道路から室内を覗かれたりと、比較的室内の様子が把握されやすくなります。普段の過ごし方に注意を払う必要があるでしょう。あまり家の中が丸見えにならないようなデザインにしたり、強化ガラスにしたり、堀や草木で外からの視界を遮るような工夫が効果的です。

このように、平屋のメリット、デメリットがあります。人によってはメリットとして挙げられていることも、メリットとして感じないでしょうし、逆も然りでしょう。自分や一緒に暮らす家族が譲れない部分、求めている部分を明確にする必要があるということを押さえておきましょう。

ポイント② 平屋ならではの機能性を知る


同じ家でも、機能性の面で平屋だからこそ引き立つものがあります。家は建てたら長く住み続けるもの。平屋を選ぶからこその経済性、機能性をしっかりと把握しておきましょう。
平屋ならではの機能性は、以下のようなものがあります。

構造的に強い

平屋は二階建ての家などに比べ、基礎がしっかりと造られています。それに加えて1階しかない、高さのない造りなので、例え大きな地震が来たとしても大きな揺れの影響をそこまで受けずに済みます。相撲取りのように、重心が低く安定した作りなので、台風や地震などの災害には比較的強い方です。

光熱費を抑えられる

同じフロアで、ほぼ同じ部屋で過ごすことが多いので、光熱費を抑えることができます。夏の暑い日、1階のリビングでも2階の子供部屋でも、長時間クーラーをつけっぱなしにしていると一気に電気代は跳ね上がってしまいます。しかし平屋であれば、1つの部屋でクーラーをつけて他の部屋にまんべんなく行き渡らせることができるので、冷暖房効率がとても良くなります。電気もたくさんの部屋でつけるわけではないので、長時間の利用や、電気をつけたり消したりすることによる電力の消費も少なくなります。

暖かい空気を逃がさない

平屋はしっかり採光でき、空気が循環するような作りであれば暖かい空気が逃げることがありません。暖かい空気は基本的に上に昇りますが、平屋はワンフロア、冷たい空気ばかりが下に溜まるという心配があまりありません。

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おしゃれな外観やこだわりの内装、間取りにこだわるのはもちろん大切ですが、住み続けることを考えると機能性は重視するポイントです。
日々の暮らしの中で不自由を感じてしまうと、それは違和感としてずっと残ってしまいます。心地よく快適に暮らしていくためにも、違和感として残らないような、納得の機能性をを大切にしましょう。

建築実例

ポイント③ かかる費用を把握しておく

家を建てる、という人生で最も大きな買い物であろう家。一番気になるのは、やはり『費用』面です。

家を建てるのに必要な費用

まずは、新築の家を購入するのにかかる費用で例を上げてみると、

土地の購入時
・売買契約での手付金
・引き渡し前に購入物件の残代金
・土地の購入諸費用
家の建築時
・見積もり作成時の地盤調査費用
・工事請負契約時の工事契約金
・着工時の着工金
・上棟時の中間金
・引き渡し前の建築費残代金
引渡後
・引越し代、不動産所得税
購入後
・住宅ローン返済
・家の所得にかかる税金
・メンテナンス費

…というように、ざっと挙げてみるだけでもこのような費用がかかります。
平屋を新築で建てる場合、2〜3LDKの広さで建築費用が1000〜2000万円くらいが相場と言われています。建築会社や、間取り、設備によっても変わってきますが、だいたいこのくらいを目安にしておくと良いでしょう。この相場に、上記のような土地代やなどが加わってきます。

平屋だからこそかかる費用

平屋で新築の家を建てようとする場合、二階建てよりも費用がかかると言われています。大サイズ感や材料費などを比べると、平屋の方が費用を抑えることができそうですが、理由としては次のことが挙げられます。

 

敷地面積と基礎、屋根部分

先ほどのデメリットで挙げた、土地の広さが必要だという点はここに影響します。二階建てよりも土地が必要な分、土地代が変わってきます。また、敷地面積が広くなるということは、それだけの基礎を作らなくてはなりません。さらに、敷地面積に合わせて屋根も必要になってきます。

資材の確保

日本ではまだまだ戸建ての中では、二階建ての方が主流です。そのため、使われている資材も、二階建てに合わせたものが多くなり、平屋用のものはすぐに手に入らない場合もあります。すぐに大量に手に入るものは安く、なかなか手に入らない少量のものは高くなる、というのは建築資材にも当てはまります。

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実際には、他にも様々な設備や間取りなどの要因がありますが、土地代、坪単価、資材の面で平屋だからこそ必要な費用があります。いざ立て始めて焦らないよう、早い段階で視野に入れておきましょう。
ネクストハウスでは、明確な見積もりを可能にする”オリジナルオーダーシステム”を採用しています。建築面積によって値段が決まるので、見積もりもスピードアップし、時間的コストアップを抑えています。
このシステムは建築面積を縦横のグリッドに置き換え、必要な部屋数をカウント。そしてカスタマイズ価格足して金額を算出します。
例えば4LDKで延べ床面積35坪の場合、高品質な標準仕様にサッシ、設備などのカスタマイズ金額を加え1,500万円(税抜)です。
さらに居室をコンパクトにした分LDKは広くしたいといった変更や、全ての居室に収納スペースを広くとりたいので他スペースと調整するなど、プランを変更しても当初の条件が変わらなければ建物価格も変わりません。

建築実例

ずっと愛せる家を建てるために

平屋で暮らすことは、たくさんのメリットがあり、家族や大切な人が笑って過ごすことができます。

ネクストハウスは東京、神奈川、埼玉、愛知、三重、岐阜エリアで多数の実績があり、
お客様の理想を叶える世界で一つだけのお家を提供いたします。
建築実例を多数ご用意しているので、合わせてご覧ください。
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監修者情報

ネクストハウス

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特定建設業許可 許可番号 国土交通大臣許可(特-1)第25561 号