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ファミリールームは必要?メリットやポイントまとめ

自由に設計できる注文住宅では、好きなように間取りを計画できて楽しいですよね。

最近は家族のだれもが使えるスペースとしての「ファミリースペース」を作るプランが人気。

しかし一般的な住宅ではまだあまり広まっていないので、「ファミリースペースはどのように計画したらいいの?」と迷ってしまうケースも。

そこでこの記事では、ファミリースペースを取り入れた間取りのメリットや計画のポイントを紹介していきます。

これから新築住宅を計画している方は、ぜひ参考にしてみてください。

 
コラムのポイント
・ファミリールームのメリットがわかる
・ファミリールーム計画のポイントがわかる

建築実例

ファミリールームとは

ファミリールームは、一般的なリビングとは別に設ける第二のリビングのようなスペースを指します。

お客様がリビングルームで過ごしているときにも、家族が気兼ねなくリラックスできるスペースとなっています。

来客の多い家庭や、2世帯住宅など家族の多い家庭で作られるケースが多いですが、最近では多目的に使える部屋として設ける場合も増えています。

リビングとファミリールームの違いは?

そもそもファミリールームは、アメリカの住宅でよく見られる部屋です。

リビングルームが玄関を開けてすぐの場所にあるのに対して、ファミリールームは2階など奥の空間に設けられるという違いがあります。

また意味合いとしては、リビングルームが「フォーマル」、ファミリールームが「インフォーマル」という役割に。

リビングルームにはお客様をお通しするため、センスの良いインテリア家具や小物で装飾を施します。

一方でファミリールームは、日常生活を送る場所のためTVや子どもの遊び道具が置かれることも。

傷が付いてもいい丈夫な家具を置くなど、より日常使いを念頭に置いたインテリアがレイアウトされることが多いのが特徴です。

また仲間内でのホームパーティーを行うときのため、ミニキッチンを作る付ける場合もあります。

いずれにしても家族や親しい人のみの空間のため、住む人にとって快適な仕様にすることが優先されます。

ファミリールームのメリット

ここでは、ファミリールームのメリットを紹介していきます。

元々は海外で一般的な部屋ですが、日本の住宅でファミリールームを作るメリットもたくさん。

間取りの計画を控えている方は、ぜひチェックしてみてください。

ファミリールームのメリット①幅広い用途に使える

ファミリールームは、家族だけが使えるプライベートな空間という広い枠組みの部屋です。

そのため特に部屋の用途を決めず、幅広い使い道ができるのがメリット。

たとえば家族がくつろぐための第二のリビングとして作れば、それぞれのパーソナルスペースがゆったり取れてリラックスできる間取りになりますね。

また来客の多い家庭であれば、お客様用の宿泊スペースとして使うのも便利です。

日常的には、お子様の友人が遊びに来た時の遊びスペース、洗濯物を干すための場所など、「ちょっとしたスペースが欲しい」と思った時のマルチなフリースペースとしても活用可能。

住む人によって用途はさまざまなので、目的を決めない部屋としてファミリースペースを計画しておくと後々助かることも多いでしょう。

ファミリールームのメリット②来客時に便利

お客様の多い家庭だと、幅広い使い方のできるファミリースペースが便利です。

たとえばちょっとしたテーブルやスツールを置けばパーティールームとして使えるので、普段使っているリビングをわざわざ片付けずにおもてなしができますね。

雛飾りやクリスマスツリーなど、リビングルームに置くと邪魔になってしまいそうなインテリアも余裕で置けます。

また個室タイプのファミリールームなら、簡易的なベッドを置いて宿泊スペースにすることも。

ファミリールームのメリット③コミュニケーションが増える

ファミリールームを設ける場合、子どもが自室にこもりにくくなるという効果も期待できるでしょう。

ファミリールームにTVやゲーム類などを設置するようにすれば、自然と居つくようになるという声が多く聞かれます。

リビングルーム1室しかない間取りだと、家族同士の距離が近くなって窮屈という理由から居たくないというケースもありますよね。

しかしファミリールームであれば、家族それぞれが居心地の良い場所で過ごしてもゆとりが生まれるためおすすめです。

ファミリールームのメリット④スペースを有効活用

ファミリールームは、基本的に家のどの場所に作るのも自由です。

そのため余りがちな階段の踊り場を広めにとる、2階の余ったスペースをファミリールームにする等、方法は様々です。

日本の住宅は1階にリビングや水まわり等の設備を配置することが多いため、2階のスペースは面積が余りがちになってしまいます。

そういった事情からも、ファミリースペースを計画するのはメリットが大きいと言えるでしょう。

空いた場所を広めのオープンなファミリースペースにしておくプランだと、窓からの採光や通風がしっかり確保できて明るい雰囲気になるでしょう。

お子様の遊びスペースとしてぴったりなので、小さいうちは重宝しそうです。

もし将来的にお子様の個室としても使いたいのであれば、フラットなタイプのレールを床と天井に設置しておくと便利です。

レールに可動式の間仕切りを設置すれば、簡単に独立した個室が作れますよ。

そういった計画がある場合には、コンセントやLANケーブルといった電気・配線設備も合わせて計画しておくとよいでしょう。

ファミリールーム計画のポイント

ここでは、ファミリールームを計画する際に注意しておきたいポイントをまとめました。

自由な使い方ができる部屋だからこそ気を付けたい点もあるため、最初に確認しておくことが大切ですよ。

ファミリールーム計画ポイント①メインの居室を確保した上で計画する

ファミリールームは、あくまでも面積に余裕がある場合におすすめしたい間取り方法となります。

一般的には2階に設けられることが多いですが、2階には子供部屋や主寝室、ウォークインクローゼットといったメインの部屋が配置されますよね。

そういったメインの居室のスペースを確保した上で、余ったスペースをファミリールームにするという考え方の方が計画が上手く進むでしょう。

ファミリールーム計画ポイント②マルチな使い方を想定しておく

ファミリールームは家族が過ごせる第二のリビングのような空間ですが、明確な定義があるわけではありません。

そのため、家庭の都合や希望に合わせてフレキシブルな使い方ができるのが魅力ですよね。

間取りの計画の際に使い方を限定しすぎてしまうと、将来的に別の用途として使いたくなった時に困るケースも。

たとえば「最初はフローリングで計画していたけれど、ごろ寝できるスペースが欲しくなり畳に変更したくなった」「フリースペースにするつもりだったけれど、テレワーク移行したことで仕事部屋に転用」など、まったく別の用途になってしまう場合もあります。

そういった変化に対応できるように、新築時にはリフォーム可能なようにシンプルな形状の部屋にしておく、コンセントを多めに付けておくといった対策をしておきましょう。

ファミリールームで理想の住まいに

ファミリールームはまだまだ日本では一般的な部屋ではありませんが、徐々に取り入れる家庭も増えてきています。

ライフスタイルの多様化で、フレキシブルに使える部屋があると便利という声も多いのが特徴。

この記事で紹介した活用例やメリットを参考に、ぜひファミリールームを計画してみてはいかがでしょうか?

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