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おしゃれな平屋を作りたい【内装・間取り編】

生活の全てを1つのフロアだけで完結することができる平屋の住宅ですが、全てを1回だけに集約するわけですから、間取りの工夫が大切になってきます。
家族構成の変化や年齢の推移に応じて、長い間住むことができ、よりおしゃれな住宅にするためには、デザインは重要なポイントになってきます。
そこで、今回は、平屋の住宅をおしゃれにするデザインや間取りについて見ていきましょう。

・平屋とは

それでは、そもそも平屋とはどのような住宅なのでしょうか?
まずは、平屋の住宅がどのような住宅なのかを見ていきましょう。
平屋の住宅は、それぞれ1層の床、天井、屋根と壁で構成されています。
建築物の構造としては、最も単純なものであり、古くから幅広い用途の建築物に用いられてきました。
2階建て以上の建築物と比ベルと、階段などの垂直方向の移動設備が不要になるので、動線が水平方向のみで構成することができます。
そのため、平面計画が容易であるという特徴を持っています。
確かに、空間の高度利用という点から見ると、中高層建築がより有利です。
しかし、平屋の住宅は、商品の搬入などが容易になり、客に目が届きやすいという特徴も持っています。
そのため、スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどの商業施設では平屋が採用されています。
また、平屋の住宅は、人の目が行き届きやすく、人の移動が容易であるため、幼児向け施設や高齢者住宅にも向いています。
地価の高い都市部では、2階建てなどと比べて、同じ延べ床面積の建築物を建てるためにより広い土地が必要となる平屋住宅は高級住宅に位置づけられています。

建築実例

・内装や間取りをこだわる

見た目のおしゃれだけでなく、内装や間取りをこだわることで、来客や友人への自分の住宅の印象を大きく変えることができます。
おしゃれな住宅を建てたいのであれば、内装や間取りもこだわるべきです。

・テラスやウッドデッキを設ける

リビングとして多くの方が取り入れているテラスやウッドデッキは、平屋の住宅のおしゃれのポイントとしては大きなものです。
実用面でも家族の集いの場、または、洗濯物や布団干しの場所として、使う場として大活躍してくれます。
できれば、事前に周囲の自然環境を観察しておくことをおすすめします。
自然が豊かなエリアであれば、虫も多く、それを捕獲するためにクモや鳥が近寄りやすくなります。
クモの巣が張ったり、鳥の糞が落ちてきたりと、見た目にはおしゃれだけど、手入れが面倒くさ具なってしまうこともあれば、せっかく作ったのに上手く活用できなかった、ということも少なくないことです。
また、庭も同時にデザインするときは、シンボルツリーなどの樹木が成長したときのこともイメージしなければなりません。
テラスやウッドデッキとマッチするか、成長につれウッドデッキに干渉しないか、ひいては家全体と美しく調和するかまで考えておきましょう。

・内装

もし、吹き抜けに近いイメージを求めているのであれば、あえて、柱や梁をむき出しにするあらわしなんかも選択肢に入れておきましょう。
その際には、それらの木材を濃い茶色にすることで、あたかも古民家のような落ち着いた雰囲気にすることができます。
または、これら柱や梁を隠すつくりにする場合でも、天井をほのかに照らす間接照明を取り入れるなどの方法によって、明るく広いイメージを作り出すことができます。
プライバシーを保ちたい寝室には、屋根に近い部分に横スリット窓を設ければ、家の内部から見たとき室内に縦の広がりを感じることができます。
内装をこだわることで、平屋の住宅であってもおしゃれに作る方法はいくつもあります。

・間取り

家族が長い時間過ごす室内は開放的につくりたいものですね。
平屋の住宅で、許される範囲内で1階の高さを確保するのも、広さを感じさせるひとつの方法です。
また、リビングの一部の床を低くするダウンフロアリビングも有効です。
この方法は、オールフラットな平屋をメリハリのある空間へと変えてくれます。
ダウンフロアリビングは、特に家族の多い家庭や友人を招く機会の多い家庭に、便利なスペースとなってくれます。
段差を利用し、ベンチのように利用できますので、大勢で食事をしたりホームシアターを楽しんだりと、リビングの利用の幅が広がります。
また、この段差部分に収納を設ければ、デッドスペースを少なくすることも可能です。

建築実例

・間取りの失敗例

ここからは、よくある間取りの失敗例を見ていきましょう。

・寝室やリビング、トイレなどのプライベート空間に配慮できていない

全ての部屋が地面に近いということは、どの部屋も外部との関係が濃くなってしまうことを意味します。
プライバシー確保のために間取りの工夫をしなければなりません。
間取りによっては、生活感が筒抜けになってしまう失敗だけでなく、近隣の生活音をストレートに受けてしまう失敗もあります。
例えば、隣のトイレに近い位置にリビングを設けてしまったために、お互いに気まずい、交代勤務で睡眠時間が一定していないのに、
隣のリビングに近いところに寝室を設けてしまい寝づらい、通りに面したリビングが丸見えなのではという不安がある、といった失敗が起こりがちです。

・風通しの計算をしていない

平屋の住宅は、生活に必要な全ての部屋が連続して存在します。
細かい間取りにしてしまうと、部屋と部屋を区切る壁に邪魔されて風が通りにくい家になってしまうことがあります。
2階建てや3階建てのような高さのある家では、その高さを利用して家全体の風の通り道を確保できます。
一方、平屋の住宅では、立体的な空気の流れを作りづらい面があります。
周囲の建物の状況を充分に知り、季節ごとに異なる風をしっかり取り入れられる窓の配置や間取りを考えなければなりません。
風通しに関しては、防犯の観点から窓の明け放しは推薦できないため、間取りと同時に窓の設置場所にも神経を使わなければなりません。
暖かい空気が部屋の上部に集まる性質を利用することで、壁の高いところに設ける高窓から空気を逃がし、壁の低いところに設ける地窓から低温の空気を取り入れる方法がおすすめです。
自然と空気が入れ替わる構造にすることで、平屋でも風通しを良くできます。
家全体での風の通り道を考えると同時に、一つひとつの部屋ごとに風の通り道を確保する工夫が必要です。風通しの失敗は匂いや湿気がこもる、カビやダニを繁殖させるなどの副次的なストレスを生みやすいので、綿密に計画することをおすすめします。

・防犯対策が完璧でない

出入りしやすく、いざというときに避難しやすい家は、裏を返せば、防犯対策の必要な家、ともいえます。
就寝時には、窓を開けづらく、長期間、家を空ける時には、空き巣のターゲットになることも考えられます。
女性が一人になる時間帯が多ければ、のぞきなどの犯罪を防止する工夫をしなければなりません。
間取りの工夫だけでなく、サッシや生垣、センサーライト、踏むと足音が明確に聞こえる防犯用の砂利など、様々な点での防犯対策をする必要が生まれてきます。

建築実例

・まとめ

今回は、平屋の住宅をよりおしゃれにする方法として、内装や間取りについて見ていきました。
外見だけでなく、内装をこだわることで、よりおしゃれで自慢できる住宅を建てることができます。
何か悩みや興味のある方は、ぜひ一度nexthouseにご相談してみてはいかがでしょうか?
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監修者情報

ネクストハウス

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建設業許可番号

特定建設業許可 許可番号 国土交通大臣許可(特-1)第25561 号