目次
家の内装をどのようにデザインするかで、生活空間の雰囲気が決まります。
全体のテーマを決めてお気に入りのデザインを取り入れれば、暮らしやすく気分のいい生活を送ることができるでしょう。
ではどのようなポイントを抑えれば、家の内装を好みのデザインに整えることができるのでしょうか。
今回は家の内装がおしゃれな事例を基に、デザインのポイントをご紹介します。
またデザインをおしゃれに仕上げるコツもまとめていくので、ぜひお役立てください。
お気に入りの空間で、気分のいい暮らしを送っていきましょう。
・家の内装の事例をみながら、どのような雰囲気の空間にしたいのかイメージしていきましょう。
・デザインごとのポイントや、デザインを決める際のコツをまとめてお伝えします。
家の内装│事例を基にデザインのポイントをご紹介
おしゃれな内装の事例をご紹介するので、それぞれの空間で暮らすことを想像しながらご覧ください。
極上の「大人カフェ」
オープンキッチンのおしゃなカフェに来たような、内装のデザイン事例です。
ナチュラルな雰囲気がありながら、少し暗い色目の木を利用することで、落ち着きのある空間に仕上がっています。
リビングをダウンフロアに、またキッチン上にロフトをつくることで、自然とキッチンがゾーニングされています。
- キッチン周りにネイビーのアクセントクロスを利用する
- アイアンの吊り棚で見せる収納をする
- 存在感のあるステンレスのレンジフード
- 長く吊り下げられた電球がおしゃれ
- 腰壁にも飾り棚を設置
キッチンだけでも、これだけのポイントがあります。
高めにつくられた腰壁によってキッチン側の手元が隠れるので、急な来客があってもゆとりをもって対応できるでしょう。
白で統一されたスタイリッシュな内装
壁や床、天井を明るい白に統一することで、スタイリッシュで開放的な雰囲気に仕上がっています。
床にはタイルが使用されているので高級な印象もあり、部屋全体から生活感を得られません。
さらに造作収納の扉やカーテンレールの位置が高いことも、開放的でリッチな雰囲気つくりのポイントと言えます。
日々過ごす空間でありながら、非日常を味わうことができるでしょう。
全てが白だと間延びした印象になりがちですが、ソファやカーテンに深みのある色を使用しているのでメリハリが感じられます。
インテリアを入れ替えることで部屋の印象も変えることができますが、スタイリッシュな雰囲気を維持するためにはダークな色をかけ合わせるのがおすすめです。
木とアイアンをふんだんに使った内装
大きく勾配がつくられた平屋住宅は、スキップフロアで空間を仕切るために天井が高くなっています。
天井が高いと開放的でリッチな印象になりますが、少し落ち着きにくいと感じるケースも少なくありません。
こちらの事例は、そんな縦の空間を天井にダークな木をデザインすることで、適度に引き締めています。
壁の明るい色とのコントラストもおしゃれですね。
階段や照明、カーテンレールや家具に取り入れたアイアンが全体のアクセントになっています。
家の内装をおしゃれに仕上げるコツ
家の内装をおしゃれに仕上げるためのコツをお伝えしていきます。
イメージを形にするために、一つ一つ丁寧に整えていきましょう。
内装のテーマを決める
まず内装のテーマを決めることで、この先にお伝えしていく細かなポイントを整えやすくなります。
テーマは家全体で統一してもいいですし、各個室を使用する家族の好みに合わせても問題ありません。
モダンスタイル・ホテルライク・ナチュラル・カジュアル・スタイリッシュ・フレンチなどテーマの種類はいくつもありますし、テーマをかけ合わせて新しい雰囲気を作り上げることもできます。
また理想の暮らし方から、内装のテーマを決めることも可能です。
- あまり生活感のない少しリッチな気分で暮らしたいので、ホテルライクな内装にする
- 明るく温かみのある空間で穏やかに暮らしたいので、ナチュラルな内装にする
- あまり物を置かずにスッキリとした暮らしがしたいので、モダンな内装にする
内装のテーマを決めて、雰囲気に合ったデザインを整えていきましょう。
照明にこだわる
デザイン性のある照明をつけると内装のアクセントになります。
大きな照明を一つ設置してもいいですし、コンパクトな照明を数個設置するのも空間にリズムがうまれるのでおしゃれです。
また明るい照明をつけるとクールで陽気な印象に、少し暗い照明をつけると落ち着きのある雰囲気に仕上がります。
とくに間接照明は直接照明を部屋に向けるのではなく、壁などに反射させてから明るさを広げるので暗く大人な印象になります。
寝室など暗く落ち着いた雰囲気に仕上げたい間取りに利用したり、他の照明で明るさを確保した上で取り入れるのがおすすめです。
関連記事:注文住宅の照明の決め方を解説│照明の種類や色、後悔ポイントも紹介
壁紙を決めるコツ
白やアイボリーなど明るい壁紙をベースにすることで、開放的な空間に仕上がります。
また部屋や天井の一部、収納などを別の壁紙にしてアクセントをつけるのもおしゃれです。
大きな面にアクセントをつける際は飽きがこないよう控えめな色合いの壁紙を選んで、インパクトのある色や柄の壁紙を取り入れたい場合はコンパクトで目が届きにくいスペースに使用しましょう。
壁紙は基本的に10年程度で張り替えが必要になります。
お子さんは成長にあわせて好みが変わるので、メンテナンスまでの期間を気持ちよく使用できるかも含めてデザインしていきましょう。
床をデザインするコツ
一般家庭の床はフローリングを使用することがほとんどで、主に無垢材と複合板の2種類があります。
自然の木をそのまま使用する無垢材は、木のぬくもりが内装の雰囲気を温かなものにしてくれますし、経年劣化が味わいとなるので、その変化を楽しむことができるでしょう。
いくつかの板を貼り合わせてつくられる複合板にも、無垢材と変わらないデザイン性があります。
しかし表面に加工が施してあるので、生活していく中で味わい深さを増すことはありません。
デザイン面では、カラーバリエーションが豊富なことがメリットと言えるでしょう。
その他にも次のような床材を利用して、内装をデザインすることができます。
- 畳・・・和室を作らなくてもリビングの一角を畳コーナーにすると、畳独特の優しい風合いを取り入れることができる
- タイル・・・スタイリッシュで高級なデザインの内装に仕上がる、水に強いので機能性を活かして水回りに使用するのもおすすめ
床をどのようにデザインするかでも内装の印象を大きく変えます。
歩いた感覚や掃除のしやすさ、メンテナンス方法なども含めて検討していきましょう。
まとめ
今回はおしゃれな内装の事例を、デザインのポイントと共にご紹介しました。
まずは内装のテーマを決めて、テーマに合ったデザインを整えていきましょう。
内装のベースになるのは、床・壁紙・照明です。
それぞれをテーマに沿ったデザインにすることで、統一感がありおしゃれな内装にすることができます。
理想の空間に仕上げて、快適な生活を送っていきましょう。
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