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「埼玉県で子育てしたいけれど、住みやすい市はどこ?」「新築一戸建てで新生活をスタートしたい!おすすめの市は?」など、これから引っ越しをお考えの方は悩むポイントが多いですよね。
本記事では、埼玉県で子育てしたい方向けに、おすすめのエリアをご紹介していきます。土地勘のない方でも、エリアの特徴が分かれば住宅探しがしやすくなるでしょう。
「子育てしやすい」という中にもさまざまなケースがあるので、ランキング形式ではなく「よくある要望別」におすすめエリアをまとめていきます。
これから子育てや新生活で新築住宅を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
・埼玉県で子育てしやすいエリアが分かります
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埼玉は子育て&新築戸建てにおすすめのエリア
埼玉が子育てしやすいと言われる理由は、以下3点が挙げられます。
- ①東京からのアクセスが良い
- ②住宅価格相場が安い
- ③自然が豊かで公園も豊富
埼玉から東京にアクセスする路線としては、「JR湘南新宿ライン、JR埼京線、JR京浜東北線、JR東京上野ライン、つくばエクスプレス線、東部スカイツリーライン、埼玉高速鉄道」などが代表的です。
子育て世帯はまだまだ働き盛りの世代が多いため、通勤・通学で東京に通っている方に人気となっています。
またファミリー世帯は新築住宅を購入するケースが多く、住宅相場が安めな埼玉郊外は戸建て希望の方におすすめです。
さらに埼玉県には住宅街にある公園から「国営武蔵丘陵森林公園」といった大規模な自然公園まで、幅広いスポットがあります。
子育てファミリーがピクニックや外遊びを楽しむ姿も多く見られ、休日のお出かけには困りません。
埼玉で子育てしやすい市は?ケース別に解説!
ここでは、埼玉で子育てしやすい市をピックアップしてご紹介していきます。よくあるランキング形式ではなく、「通勤に便利なエリア」「保育園に入れる確率が高いエリア」…など、要望別にまとめました。
埼玉在住以外の方にはあまり知られていない穴場の市もあるので、新築や引っ越しのご参考にしてみてください。
①東京都内への通勤時間を重視:蕨市
人口 | 75,010人 |
主な路線 | JR京浜東北線、埼京線 |
保育所数 | 14か所 |
乳幼児医療 | 中学校卒業まで無料 |
「蕨市」は埼玉県南部に位置する市で、東京都内へのアクセスが便利なのが特徴です。
蕨市はコンパクトな面積でありながら、JR京浜東北線の「蕨、西川口」埼京線の「北戸田、戸田、戸田公園」といった5つの駅が利用範囲内にあります。
東京駅には25分、新宿駅には22分のアクセスなので、毎日の通勤時間がかなり楽になるでしょう。時間に余裕ができると家事や育児に手を回せるため、共働きのファミリーにおすすめです。
②始発で座れる駅がいい:和光市
人口 | 84,432人 |
主な路線 | 東武東上線、東京メトロ有楽町線・副都心線 |
保育所数 | 20か所 |
乳幼児医療 | 中学校卒業まで無料 |
毎朝の通勤で立ちっぱなしだと、一日のスタートから疲れてしまいますよね。
始発電車が通っている駅なら、座席に座れる確率が高く通勤客に人気となっています。
たとえ混んでいたとしても数本見送れば確実に座れるので、「始発電車」は意外と重要なポイントです。
和光市には「和光市駅」があり、東京メトロ有楽町線と副都心線の始発となっています。
新宿三丁目まで約20分、有楽町まで33分のため、新宿や東京駅への通勤に便利でしょう。
③保育園に入りやすい市がいい:ふじみ野市
人口 | 112,852人 |
主な路線 | 東武東上線 |
保育所数 | 22か所 |
乳幼児医療 | 中学校卒業まで無料 |
ふじみ野市の保育園待機児童の数は、2022年10月現在「3人」となっています。
全体の入所者数が「2,209人」、空き数が「28人」ということからも、待機児童がかなり改善されていることが分かります。
(※定員に空きがあっても「通える距離ではない」「兄弟で同じ園に通わせたい」等の理由で辞退されているケースがあり、待機児童にカウントされています)
また認可保育園に入れなかった場合でも、市が指定する家庭保育室であれば補助制度が利用できます。補助金額は5万5,600円が上限で、前年分の所得税によって決定します。
市内に7つある幼稚園ではすべて「預かり保育」を実施しており、夏休みや冬休みの長期休暇時でも対応可能な園もあります。
そのため万が一保育園に入れなくても、「幼稚園の預かり保育を利用する」という方法も選択出来て安心です。

④子どもの教育に力を入れたい:さいたま市
人口 | 1,318,753人 |
主な路線 | JR宇都宮線(東北本線)、京浜東北線、埼京・川越線、高崎線、武蔵野線、東北・山形・秋田・上越・長野新幹線、東部野田線、埼玉高速鉄道、ニューシャトル(伊奈線) |
保育所数 | 310か所 |
乳幼児医療 | 中学校卒業まで無料 |
首都圏エリアは、小学校や中学校など早い段階から私立への進学を検討される方が多いのが特徴です。
「お受験」とも呼ばれることがあり、子供の将来を考える親にとっては考えるべきポイントが多く大変ですよね。
しかし「できるなら学費の安い公立がいい」とお考えの方には、公立学校のレベルが高い「さいたま市浦和」がおすすめです。
浦和エリアには東京大学に毎年多数合格している「埼玉県立浦和高校」や「埼玉県立浦和第一高女子高校」があり、全国的にも有名です。また「さいたま市立浦和高校」は公立でありながら「さいたま市立浦和中学校」を併設している中高一貫校で、質の高い教育を行っています。
また南浦和周辺は「塾の繁華街」と有名で、大手進学塾が密集するエリアとして賑わっています。私立中学受験向けの塾も多いので、公立・私立を問わずハイレベルな環境で対策が可能です。
⑤子育て支援の充実を重視:戸田市
人口 | 142,151人 |
主な路線 | JR埼京線 |
保育所数 | 34か所 |
乳幼児医療 | 中学校卒業まで無料(入院医療費は18歳まで無料) |
戸田市は、東京都と荒川を挟んで隣接しています。自然が多く程よく都市化されているため、子育てしやすい街として人気があります。
じっさいに戸田市は、生産年齢人口68.9%(県内1位)、年少人口14.6%(県内2位)と埼玉県の中でもとくに若い世代の比率が高いのが特徴です。
そのため市としても子育て世帯への支援に力を入れており、補助金やサービスが充実しています。
2019年からは、医療費助成(入院)を「18歳まで拡大」しました。
一般的な他の市では「中学校卒業まで」となっている自治体が多いですが、範囲の拡大により市民の負担が減って嬉しいですね。
また戸田市独自の取り組みとしては「戸田市多子世帯応援クーポン事業」が挙げられます。
もともと埼玉県では5万円分のクーポンを配布していますが、戸田市では第3子が生まれた場合に「3万円を上乗せ」しています。
クーポンはベビーシッターや一時預かりサービスのほか、おむつやミルクの購入費としても利用可能です。
まとめ│埼玉の子育てしやすいおすすめエリアを選ぼう
ここまで、埼玉県で子育てしやすい市についてご紹介してきました。
ランキング形式ではなくニーズや要望別におすすめの市をピックアップしているので、埼玉以外に在住の方でもイメージしやすいのではないでしょうか?
埼玉は比較的住宅価格が安いエリアのため、新築一戸建てをお考えの子育て世帯の方にぴったり!
ぜひ引っ越しや移住をご検討されてみてはいかがでしょうか。
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