目次
首都圏で新築一戸建てを建てる方に人気なのが「埼玉県」です。
都心へのアクセスが良く落ち着いた環境にありながら、比較的相場が安いのでファミリー世帯に人気があります。
埼玉県は新築購入時に土地を購入して流入する世帯が多いため、住宅や子育て、医療などの補助金・助成金も充実しています。
そこで本記事では、埼玉県で新築一戸建てを建てる際に利用できる補助金や助成金といったお役立ち情報をまとめていきます。
これから埼玉エリアで新築一戸建てをお考え中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
・埼玉県で新築時に使える補助金について
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埼玉の新築一戸建ては根強い人気
東京エリアは土地価格の高騰が止まらず、最近ではなかなか新築一戸建てを建てるのは難しくなっています。
その点埼玉エリアは東京と比べると住宅相場が安いため、新築一戸建てでも手の届く安い価格に納まるのがメリットです。
また東京の都心から1時間以内でアクセス可能なことから、通勤や通学のために住宅を構える方が多いです。
住宅取得価格が安くなるぶん、庭付きにしたり屋上をプラスしたりと贅沢な作りにグレードアップするのも可能ですね。
埼玉の新築一戸建ての相場価格は?
埼玉県の新築一戸建て価格相場は、2,000万円~6,000万円程度となっています。
しかし、エリアによって住宅価格相場は異なります。春日部市や川越市といった都心から1~1時間半かかるエリアは2,500~3,000万円程度が目安と相場は安いのが特徴です。
一方で東京から近くアクセスが良いさいたま市や和光市、川口市といったエリアは、5,000~6,000万円が価格相場となっています。
埼玉で新築一戸建てを建てるのであれば、予算に合わせたエリアを選ぶようにしましょう。
埼玉の新築一戸建てで使える住宅補助金まとめ
「埼玉に新築一戸建てを建てる」という方は、ぜひ補助金や助成金がないかチェックしておきましょう。
埼玉には「省エネ対応の住宅が欲しい」「子育てのために親と同居して手伝ってもらいたい」など、新築一戸建てを検討中の方のニーズにぴったりの補助金制度がたくさん!
補助金を使えば埼玉エリアの相場価格よりも安く新築一戸建てが建てられる場合もあるので、ぜひ参考にしてみてください。
①同居・近居、住宅リフォームに関する助成
埼玉県の市町村には、三世代同居や移住する方向けに助成金を給付している自治体が数多くあります。
たとえば春日部市では、「ふれあい家族住宅購入奨励事業」を実施しています。こちらは春日部市内で子世帯と親世帯が近居・同居するために初めて住宅を取得した世帯に対し、商品券を交付する制度です。
商品券は春日部市商業協同組合の発行する「市内共通商品券」で、「最大30万円」が交付されます。
また鴻巣市では「鴻巣市三世代住宅取得補助金」を実施しています。三世代間の子育てや介護など、近くに住むことで「助け合い」ができる環境づくりを促進しようという取り組みです。市外からの転入を促進するとともに、市内転居者も対象に、幅広く定住を促進しています。
補助金は転入の場合「15万円」、転居の場合「10万円」となっています。
このように、ほかにも熊谷市、所沢市、飯能市など、全16の自治体が独自の取り組みを行っています(2022年時点)。
ただし補助金には上限があり、基本的には「早い者勝ち」で上限に達し次第終了となるケースがほとんどです。
埼玉エリアで新築一戸建てを建てる場合は、計画の早い段階から補助金を申請しておくと安心でしょう。
補助金に関しては、埼玉県による下記リンクを参考にしてみてください。
②埼玉の木みんなで使って豊かな暮らし応援事業
埼玉県では、埼玉県産の木材を使って家や事務所を建てる場合、建築費用の一部に補助金を交付しています。
1戸あたりの上限額は「34万円」となっており、新築一戸建ての場合は「一般枠、子育て世帯枠、梁桁枠、森林認証材・JAS材枠」のいずれかの条件を満たせば補助金が受けられます。
埼玉県にある森林の約半分は、スギ・ヒノキなど木質資源の活用を目的とした人工林です。しかし伐採が滞っているのが課題で、この取り組みにより「伐って・使って・植えて・育てる」というサイクルが循環するのを目的としています。
③住宅における省エネ・再エネ設備導入支援事業補助制度
埼玉県では、住宅への省エネ・再エネ設備の設置に補助金を交付しています。
家庭用燃料電池システム、高断熱窓、電気自動車充放電設備など、省エネの新型エネルギーを取り入れる場合に活用したい制度です。
補助金の金額はエネファーム、太陽熱利用システム、蓄電システム、V2Hの場合は「10万円」、地中熱利用システムは「40万円」、高断熱窓の場合は「補助対象経費の1/5(上限10万円)」となっています。
ただし基本的に「既存住宅」への補助金となる点には注意が必要です。
新築一戸建ての場合は、地中熱利用システムのみ対象となります。
令和4年度の予算は3億7,760万円(3,864件)で、上限に達し次第終了予定です。
省エネシステムの導入を検討されている方は、早めに申請するようにしましょう。

埼玉は子育て関連の補助金が豊富
ここまで、埼玉の住宅関連の補助金制度をご紹介してきました。
しかし埼玉にはそれだけでなく、医療、子育てといった幅広い分野の補助金制度も充実しているのが特徴です。
ここでは、埼玉に住むと受けられる代表的な補助金制度やお得な公的サービスをご紹介していきます。
「これから埼玉で新築一戸建てを購入しようかな…」とお考えの方には、嬉しい情報が満載です。
①【埼玉全域】子ども医療費が窓口負担0円に
埼玉県では、各自治体で子どもの医療費助成を行っています。
自治体によって基準は異なりますが、さいたま市では「0歳から中学校卒業前まで」は医療費が無料になっており、子育て世帯にとって嬉しい制度となっています。
さらに2020年10月からは、「県内全域で窓口負担0円」になる取組がスタートしています。
これまでは住んでいる自治体以外で病院に行ったとき、「一旦窓口で支払い、後日申請して助成金を受け取る」という方式でした。
しかし今回、「埼玉県内であればどこでも窓口負担0円」になりました。
立て替えて後日申請となると「手続きが面倒…」という声が多かったものですが、今回の改変で子育て世帯への負担が軽減されます。
【参考】乳幼児医療費助成制度
②【私立高校家庭に独自支援】私立高等学校等父母負担軽減事業補助金
埼玉県では、「私立高等学校等父母負担軽減事業補助金」を実施しています。
これは、県内にお住まいで県内の私立高等学校等に通学する生徒の授業料や入学金等の負担を軽減するため、国の就学支援金に加えて「埼玉県独自の上乗せ補助」を行うものです。
入学金に10万円、施設費等納付金に20万円など、国の補助を補填する形で補助金が交付されます。
補助金の金額は世帯年収によって異なり、傾斜を付けることで不公平感を軽減させる仕組みとなっています。
子育ては赤ちゃんの時期よりも高校・大学と進学する時期の方がお金が掛かるものなので、埼玉県独自の支援制度があるのは嬉しいですね。
まとめ│埼玉は新築一戸建てにおすすめ
埼玉エリアでは、新築一戸建てを建てる方への補助金制度が充実しています。
またそれだけでなく子育てや進学といった幅広い支援も独自に行っており、ファミリー世帯にとって住みやすいエリアでしょう。
これから新築一戸建てをお考えの方は、ぜひ埼玉を候補にしてみてはいかがでしょうか?
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